冷たい空気を裂いて 僕は時速300Kmで君に会いに行く。
眼をつぶって、10数えると、君がそこにいる そんな幸福な予感を抱いて。
2006年01月16日(月) |
凍りついたみたいな時間 |
あの日も寒かったね。
夜中に車を飛ばして、君にお別れを言いに行ったね。
あのまま時間が凍り付いて、でも、僕の時間は一年も流れた。 色々な人に出会った。 泣いたり、笑ったり、抱きしめたりした。
君の事を忘れてしまうくらい、に。
そして、1年が一回りして、君を思い出す。
今の僕を知ったら、君はどんな顔をするだろうか。 ちょっと、楽しみなような気分だ。変だね。
水平線までの距離は5Kmにも満たないんだよ。 遠く遠く、永遠に続いているように見える風景も、実は意外に近い場所にあったりするんだ。
遥か未来に不安を感じ、立ちすくむ君がいる。 でも、それも明日の続き。
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