◆日常
昨朝ケロの仕上げ磨き中に、ふと思い立って明かりに向かって口を開けさせてチェック。前歯の間に茶色い箇所を見つけて、これは虫歯なんじゃないかとずーんと落ち込んだ。フッ素を塗った最後が3月の終わりだったから、間を空けてしまったせいかとか、仕上げ磨きをさぼったせいかとか、お菓子を食べた後で歯磨きしてなかったからとか、ぐずぐずと悩みつつ歯医者を予約。(しかし会社でぐちぐち言うと「乳歯でしょ」と皆さんわりとあっさりと流す。)
同じく昨朝、ケロが曜日を覚えていないことが発覚。カレンダーを見て曜日の話をしたりしてたので覚えているのかと思っていたら言葉として知っているだけだったらしい。曜日の順番っていつ覚えるんだろう。
歯の仕上げ磨きも曜日も字の読み方も、そういえば時計の読み方もまだ分かってないけど、そういうの全部もっとそばについて教えてとか、食事をきちんと作っておやつも手作りしたらとか、親としていろんなことを怠けていることで色々落ち込みつつ一日仕事。
帰宅して空気の入れ替えにベランダの掃き出し窓と玄関ドアを全開にしたら、ケロがお盆明け以来住んでいるテント(家人より提供)のポールが強風で折れた。 ↓ もうなんか色々凹んだ日が明けて今日。 ↓ 引き受けている保育園仕事のため保育園へ行くと、思っていたよりもずっと負担が少ないことに気付いてひと安心。
帰ってから図書館へ行き、最近魔女になる夢を抱くケロのために魔女の絵本と魔女の宅急便を借りてあげた。(ケロは「ハウルの動く城」「魔女の宅急便」「おジャ魔女どれみ」と続けて視聴し魔女に傾倒。)
図書館の階段を下りながら、本を抱えたケロが「中にどんなお話が書いてあるんだろう、楽しみぃ。お母さん、借りてくれてありがと。」と言ったのを聞いてちょっと感動。 本を読む楽しさとか、読んだことのない本をこれから読むわくわくとか、そういうものをケロに教えることができたなら、0歳から図書館に通って(主に自分のためだけど)本に親しませたこととか、絵本の読み聞かせ(毎日はやってないけど)とかは無駄じゃなかったというか、彼女が本の世界に心を遊ばせる楽しみを知ってくれたことがとても嬉しかった。 (あとは早く字を覚えて自分で読めるようになって下さいなんて贅沢言いません。)
そしてケロは図書館に「自転車で行きたい」と言って自分の自転車(まだ乗れない)を足で漕ぎながら出かけたのだけど、帰りに自転車屋さんでタイヤの空気を足してあげたらさりげなく両足ペダルに乗せて漕いでるよ!!! 本人「いつの間にか自然に乗れた」と言っていたが、帰り道でも半分足で漕ぎ、半分ペダルで漕ぎながら帰った。
そしてケロの自転車をベランダに置こうとしてふと見ると、捨てたと思っていた家人の古いツーリングテントがまだベランダの片隅に!(粗大ゴミで出そうと思って忘れていたこと自体は宜しくないのだが)ポールを見たら昨日折れたものより少し太かったので、分解して短いポールを折れたポールの上に通してガムテープで固定して補修し、テントも復活した!!!
禍福はあざなえる縄の如しって本当だなと思った昨日から今日への出来事だった。(順番が逆じゃなくて良かった。)
日記の夏休み記録(8月11日から15日)更新。
◆ぴ傷病その後
腕のしこりは「リンパ節か脂肪か毛細血管が固まったものだと思うけど、癒着はしていないから悪性ではなさそうだ。切開して出してもいいけど痛くないなら放っておけば。」ということだったので放置することにした。
左足の甲の痺れはまだ多少あるが、実はキャンプに行く数日前から足がむくんで痛くて、もしかして冷えでむくんでる?と思って水分を控えめにしてたら改善し、そしてキャンプ中は足もむくまず痺れずだった。 6月に異動した部署が冷房強めで、冬用のカーディガンじゃないと(綿の春秋用長袖では)着てもまだ寒いくらいなので、冷房で冷えすぎているのかも。
あとはぶっちぎっていた市の検診を再度申請したので、ちゃんと検診にも行こう。
◆ケロ語録 (おじゃる丸を見ながら)「あ、『こおにめら』だ」
◆ケロ日常
夜寝る前に「(今朝)そういえばお父さんと水鉄砲で遊ぼうって約束したんだった。お父さん帰ってきたら起こして」と言っていた。夜11時前に家人が帰宅し、鍵を開けに玄関へ行くと後ろから足音が。ケロが「お父さん、水鉄砲で遊ぼう。」と起きてきた。ひぃっ。 なんのホラーだよと思ったが、家人は大喜びでそれから約1時間お風呂で水鉄砲対決をしていた。 夏休みにたくさん遊んでもらったのでお父さん大好きなんだよね、今。(そして接触時間が減ると段々愛着も減っていく。)
家人の夏休み最終日。「今日はプールへ行こう」と張り切る家人にケロが「きょうりゅうのはくぶつかんにいきたい」と主張。「昨日海に行ったから今日はプール行かない」と言う主張に私も「ケロはずっと『お父さんと恐竜の博物館に行きたい』と言っていた。今日はケロの行きたいところに付き合って」と同調し、三人で上野の科博へ。
家人は予想外に楽しかったらしく展示を楽しみ、ケロは鉱物の展示を見ながら模写をして、ミュージアムショップでガラスのバロメーター(気圧計)を買って、ついでに貝殻の詰め合わせを買って帰宅。
バロメーターのバロはバールと同じ語源らしく、地球儀を模したガラス球内の着色した水(食紅は別途用意)が、横のガラス管内で気圧によって高さを変える仕組み。ガラス球の水面<ガラス管の水面だと低気圧で今後天気は悪くなり、逆だと高気圧で天気が良くなるというもの。これを書いている22日時点で1週間使用して目安としては結構使える。『荒天時など上から噴き上げることがあります』と注意があったので小皿に入れて使っているが、今日(22日)初めてそれに近いところまで水面が上昇した(写真)
旅行から帰った翌日。「今日は海水浴に行こう」と家人が張り切りケロは「海入らない。貝殻拾いに行く。」と主張。私は行きたくはなかったものの今年はまだ一度も海に行っていなかっし、昨日ずっと運転して疲れているであろう家人が出かけようと言うのに疲れたから行きたくないは申し訳ないなと思って無言で準備。
結局ケロは入らないと言っていた海に(お父さんになだめたりすかしたりされながら)抱っこで入り最後は大喜びで遊んでいたが、私は浜で荷物番。
帰りの車中から眠くて眠くて、夜7時頃横になって朝6時半まで目は覚めるものの起き上がれずに寝続けた。
ケロはまた朝起きるとすぐ遊びに行きたがったので、早朝から私が付き合って散歩したり石広いしたり砂遊びしたり。途中で家人が交代してくれて少し昼寝。昼過ぎに撤収。
その後、一昨年行った藤沼湖自然公園(須賀川市)へ。ここはキャンプもできるらしいが、一昨年は日帰り温泉目的で行った。一昨年(日記を書いていない)もケロはブルーギルを釣り上げたが、今年もブルーギルを釣って笑顔(写真)
家人と私はハヤを釣り上げようと頑張るものの、元気がよくて(釣り上げたバケツから自力で脱出するくらい)ほとんどバレてしまった。
その後、湖畔の野原で遊んでいたら親指くらいのアマガエルがいっぱいいた。つかまえようとしたが意外にすばしこくてケロに「ほら、カエルがいるよ」と声をかけたが「お母さん緑(色)好きだから、お母さん見てきていいよ」とつれない。後で家人が捕まえて見せたら(小さいので)「かわいいー」と言っていたがケロは手を出せず。保育園の園庭で時々ガマガエルが見つかるけど、アマガエルを見たのは多分初めてじゃないかな。 ここの温泉は熱くてケロは露天の方しか入れず。でも気持ちよかった。
帰りは高速ETC割引の日だったのでだらだらと混み(あれは交通量が多かったからというより運転しなれない人たちがペースを乱したせいだと思う)、ペースは遅かったものの7時か8時に帰宅。荷物そのままでこの日は何もできず就寝。
朝起きて、無料の朝食サービス(質素だが無料なら充分な程度)を食べてからチェックアウト。合理的コスト削減ぷりは目を見張るものがあった。(誉めてます。)また機会があったら泊まろう。
水着を売ってそうな店を捜したが全然見つからない。通りすがりに見かけた鶴ヶ城の案内に「(ケ)ちゃんお城見る?」と訊くと「見る」というので鶴ヶ城見学。なんか全然知らなかったけど今年の大河の主人公が居城にしていたこともあるらしく、大河に絡めた宣伝をあちこちでしていた。そのためか城内は込んでいたが、展示は面白かった。昔来た時は白虎隊の蝋人形みたいなのが飾ってあった暗いイメージがあったのだけど、別の場所と勘違いしていたのか展示が変わったのか(もう20年位前だからな)それはなく、戊辰戦争で篭城した時の記録や当時使っていた日用品の展示だけだった。秩父宮妃生誕百年の特別展示も行っていて、こちらは雅やかだった。
楽しく見学して、茶室でお茶とお菓子を頂いて(ケロは薄茶いける口だった。そういえば抹茶アイス好きだ。)昨日準備中だった蕎麦屋の前を通ると営業中になっていたので喜んで入った。去年すごく美味しかった記憶が熟成してしまったのか実物食べて「おいしいん……だけど」となってしまったのは残念。いや美味しかったんだけど。私と家人は大もり、ケロはもりそばをぺろり。
それからホームセンターに行ってみたものの水着は売ってなくて、もうあきらめて猪苗代へ。
午後2時か3時くらいにテント張って、ケロはそれから5時頃までイージーパンツで腰まで入った家人と一緒に水遊び。(私はスカートで膝までお付き合い。) 今年も気温は30度くらいあったが日陰に入ればすっと涼しくなる快適さ。雨続きだったせいか森の中にたくさんきのこが生えていたが、トンボは少なかった。うぐいすは鳴いていた。
朝から空模様も良くなかったけど、予報では今日明日は晴/曇で明後日が雨マークだったので、家人が起きる前にテント、寝袋など玄関に積み上げて準備。家人は行く気が削げていたらしいが、私とケロの準備が整っているのを見て支度をして昼前に出発。
ケロは1週間以上前から自分の昼寝布団のバッグに荷物を詰め込んで(そのせいで保育園用の着替えが品薄で大変だった)いたので、その上に水遊びグッズを追加するだけでよかったが、なんと今年は私も家人も水着を忘れるというポカをやらかした。
ケロは前日に家人と借りてきた「おジャ魔女どれみナイショ」のDVDにガチはまり、車の中でポータブルDVDプレーヤーに釘付け。音だけ聞いてもプリキュアよりよほどいい話だった。(でもきっと4年も5年も続くとグッズが売れないから終わるんだろうなぁ。)
まずは夕飯を食べ、水着を買おうと猪苗代を通り過ぎて会津若松まで出たが、去年行った蕎麦屋が準備中で、水着を売っていそうな店もなく、日帰り温泉に行ってお風呂に入って夕食もそこで食べた。家人が「今日はこのままこの近所のホテルに泊まろう」と言い出し、東横インへ飛び込むと空きがあったのでこの日は東横イン泊。夜になって大雨が降り出したのでキャンプしなくて正解ということでこの日はホテルで就寝。
◆ぴ傷病
土曜日から左足に痺れ。以前右足でなったみたいな奴(←突然なっていつの間にか治った)。右二の腕にぐりぐり。検診も行かなくては。
◆花火
もう終わった話。ケロの浴衣を出してみたらいったいどこが伸びたんだか驚いたがつんつるてんだったので腰揚げを降ろした。前に縫った浴衣ももう身幅が狭いから、来年は新しい浴衣を用意しなくちゃなー。 ゴールデンウィークに高松で買った下駄を「これはまだ履いたことないから」と履いてくれたが、鼻緒が細い(し安い)ので家に帰ったら両足の甲を擦っていた。(またアロンアルファでいんちき治療。)助六の下駄は鼻緒がふわふわの極太だったのよねー。
◆保育園仕事
順調に手伝いという名のまぜっかえし中。いろいろ譲れないものの多い人は人生大変そうだ。ケロは前回手伝った時にも欲しがって後で涙したおもちゃの鉄砲を見つけてまたブルーに。代替品を提案したが却下された。
◆読書
ダニエル・T・マックス「眠れない一族」
副題が「食人の痕跡と殺人タンパクの謎」。面白かった。狂牛病の時に話題になったプリオンが『きちんと折り畳まれていないタンパク質』であることや、塩素消毒も(生命体ではないから)効果がなく灰になっても感染力があることなどもそうだし、この種の疾患が動物から動物に感染した(と思われる)経緯は恐ろしくも考えさせられた。 またこの種の疾患はプリオン遺伝子がホモ接合体の場合に感染しやすく、何故か人間のヘテロ接合体の割合が不自然に多いこと、それが50万年ほど前に起きたプリオン病原体への感染で淘汰された結果であると考えられること、また感染ルートは食人であると考えると説明がつくというようなことが書いてあった。 一部がストーリー仕立てになっているのは頂けないが、読みやすく病気と病原体の発見についてがイメージしやすい一般向けの解説書になっていた。しかし成長ホルモンやサプリメントからの感染などを聞くと、菜食主義・自然食主義に一理も二理もありそうだと思ってしまうな。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法の館にやとわれて」
『困った時に「クレ・スト・マンシー!」』の新刊ですよ。うわー、やっぱり楽しいなぁ、DWJ。クリストファーがまた生意気で着道楽でいいんですよねー。
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