いいことあった
おさがしものはこちらから

2003年03月31日(月) 正倉院の宝物をHPで紹介 4月1日から

 http://shosoin.kunaicho.go.jp/
脳神経伝達援助のたんぱく質発見
ヤフーに発信者情報開示命じる 東京地裁(asahi.com)

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残業。しかし5月から月末の締作業を引き継ぐことになったので愉快な仲間達にインストラクション。(おかげで翌日助かる。)
夜はへろへろになって外食。



2003年03月30日(日) ラスコー洞くつ 壁画に菌類やバクテリア繁殖 侵食の恐れ

日本橋 華やかに創架400年パレード 東京・中央区(毎日新聞社)
東京の美術館・博物館など31施設の共通入館券発売
 #おお、カルト・ミュゼ!ネーミングがアレだけど。
「いままで不便、ごめんなさい」 郵政公社がおわび広告
 #今までって不便だった・・・?
グアム発仙台行き航空機、硫黄島に緊急着陸
帰ってきた「アンクル・トリス」 22年ぶりTV登場(asahi.com)
先祖の霊に手を合わせ 清明節の墓参始まる(人民日報@中国)

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お風呂場の徹底掃除でよく爪を割るので、今日は秘密兵器のスクレイパーを持っていった。金属じゃ傷だらけになるからプラスティックの奴。石鹸を置いた棚から下の石鹸跡(鍾乳洞のような、というと大袈裟?)が綺麗になってにこにこ。いつもはバスジフ+スポンジだけど、たまにスクレイパーを使うと気持ちよい。これって元は何だったっけ?・・・あ分かった。キッチンの壁に張るぺりぺりはがれるシートについてた奴だ。
蛇腹になったお風呂の蓋の谷部分も延々山折りにして掃除。折り目が5つ位の蓋があれば是非買い換えたいものだ、といつも思うんだけどすぐ忘れちゃうので今日は書いておく。何か通販生活で見たような気がするんだが。

図書館から「リクエストした本が届いた」連絡をもらって1週間経った気がするので図書館へ。(金曜日が休館日だったのが敗因。)
「リクエストした本が届いているそうです」と言ったら「はい、たくさん届いてます」と山のような本を渡された。日曜日の午後じゃない方がよかったわね。(週末読書太郎だから。)

圧力鍋が届いた。ほほほほほ。通販で勝った服も届いた。勝率6割かぁ・・・。(5着届いて2着返品予定。)



2003年03月29日(土) DNA鑑定、秋から新方式 2億人に1人を識別 警察庁

黒塗りの合間に大正天皇の実像 実録閲覧2回目
イラク復興支援はコメで 政府、米余り解消と一石二鳥(asahi.com)
 #「義務的な輸入米」て何だ。
  洋物の料理だったら美味しいけどその辺で売ってないぞー。
シックハウス:兄弟が市など訴え 「安全義務怠った」 大阪
超未熟児:312グラムで誕生 女児もうすぐ退院 広島
試作硬貨流出:製造後に模様つぶし流通防止 財務省造幣局(毎日新聞)

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朝からディスカバリーチャンネルにはまった。
08:30 ジェフといっしょにゴーイングワイルド グレーシャーこくりつこうえん
09:00 妊娠と出産のすべて まだ見ぬ命の外科手術:胎児手術
10:00 イクイノックス ミラクルポリス
11:00 イクイノックス イヌの中に潜むオオカミ
と、TVの前から動けず。ディスカバリー・チャンネルを見ると物知りにはなれるけど自分でものを考える時間がなくて馬鹿になるかもしれない。

「ミラクルポリス」。これは世界中で起こる奇跡を調査する委員会の話。キリスト教では奇跡の存在は認められているので、奇跡が真実かどうかより「異端かどうか」を調査するそうだ。ふむむ。

「イヌの中に潜むオオカミ」ではクロギツネの飼育が興味深かった。毛皮用にクロギツネを飼育する。野生のクロギツネは檻を自分のなわばりだと思っているので人間を威嚇・攻撃する。その中で性格の穏やかな個体を選んで繁殖させていくうちに、あるメスキツネが「犬のように人の目をじっと見る」ようになった、という。それから何世代かの飼育で、まるで犬のような人懐っこいキツネ達が生まれてくるようになった。野生では見られない頭とお腹に白い柄のある個体、白いクロギツネ(アルビノではなく)、白に黒のブチの個体、耳が垂れた個体、しっぽの長い個体なども生まれてきた。犬の種類みたいだ・・・。人の後をついて歩く様子や、人がくると檻の中ではね回る様子も犬そっくり。
これはオーストラリア人の獣医さんが唱える新説「犬は10万年前に人を選んで人里で暮らし始めた」を支持する結果となったというような話。メインは題名通りに犬と人の進化の話だったんだけど、あんまり人懐っこいクロギツネが可愛かったのでそこが特に印象に残りました。
*新説について詳しくはhttp://www.swampfox.demon.co.uk/utlah/Articles/origins1.html
(英語)

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久々にabout_piyotaの占いを更新。前の更新いつだっけ?
幸いなことにgifのメールアドレスへのスパムメールはまだ来ておりません。



2003年03月27日(木) 東京でソメイヨシノ開花

追加検査でもBSE判定できず 神奈川の「保留」牛
駐禁取り締まり、民間委託を検討 警察庁
劣化ウラン弾使用認める、イラク人捕虜4千人 米中央軍(asahi.com)

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昨日の深夜、家人が鯛とたらば蟹を持って帰宅。鯛については前夜に職場の同僚が釣果をもらって困っていると言っていたので「ぜひもらってくるように」と言っていたのだが、はて、蟹とは?
家人の友人I君が「もらってくれ」と生きた蟹を二はいくれたそうだ。
#皆意外と海産物嫌い?
#実は昨日は生協の宅配日で、久しぶりに取寄せた喜連川温泉パンも一箱届いたところだった。降れば土砂降り。

で今晩は、家人は蟹のお礼にI君にごちそうしてくるそうなので、私は一人でゆで蟹をもりもり食べて、蟹みそでご飯を食べた。満腹。(鯛は冷凍。)

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お昼休みに掃除機を買った。目星をつけて行ったのは別のだったが、店員さんの勧めでよく分からないが凄いらしい奴にした。(色がオレンジだったのも決め手になった。)
店員さんが「軽い」というので職場まで持ちかえったが、さすがに3kgあるし箱が大きいので力尽きて、職場から自宅まで宅配便で送ってしまった(^^;

帰りにはソファのカバーを買おうとデパートに寄ったが欲しい生地のが品切れで買えず。

いきなり物欲モードに入ったのかって?
いいえ。花粉のせいか猫アレルギーか、家に帰ると外にいるより具合が悪くなるのでちょっと頭がおかしくなって家中総取替したい位なのよ。あとは布団も買い換えたいかも。(花粉や猫は布団の外側の問題なので、ダニと違って布団を変える意味はないんだけれど。)
小さいとはいえ毛皮を着たものを家に閉じ込めて飼っているんだから、それ位は我慢するべきだと思うんだけどね。思うんだけどね。だから猫には文句言わずに家のものを買い換えているのさ。(そして全てが花粉のせいだったら猫ごめんなさい。)

* * *

そしてここ数日で私の中で燃え上がっていた「圧力鍋が欲しい」熱の治療のため、とうとうネットで購入。(今日デパートで下見してサイズ、方式など検討の結果、「ステンレス・片手鍋・4.4L」の国産品に決定。)
うーんやっぱり物欲モードかも。



2003年03月26日(水) 近松の直筆写経見つかる 歌舞伎の藤十郎らと奉納か

(共同通信)
ドコモ、世界初の腕時計型PHS「リストモ」を開発
ドクターシーラボがジャスダック上場、初値44万5000円
 #2003年1月期の売り上げは80億4000万円ですって。
  そんなに売れてるんだ>ドクターシーラボ
路上喫煙を禁止、過料2千円 東京・小金井市が条例改正
「謎の肺炎」 鳥のウイルスが原因の可能性高まる(asahi.com)

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今朝の夢は子供になって、宇宙人につかまって、脱走して藁の中に隠れて、「こんなんじゃ駄目だよ、犬がきたら匂いでみつかっちゃう」と言って友達?の男の子と強行突破して収容所を脱走して、人の家の塀とかを伝って逃げて、しらないおばさんが「家にも子供がいるから」と家に上げて服を着替えさせてくれて、さらに逃げて、でも近くの畑にミステリーサークルがいっぱいできてて「どうしてここにこんなにあるんだろう」と言っていたらUFOが飛んでいて、でも私と友達の男の子は空を飛べるから空を飛んで逃げて、でも宇宙人とその仲間は追いかけてきて、逃げて逃げて、というところで目が覚めた。

光村の教科書に載っていたお話の題名を読んで子供に帰ったんだろうか。そういえばよく子供の頃にはUFOの大編隊が空を埋める夢とか、学校が宇宙人に占領される夢とか見たなぁ。

* * *

昼休みに銀行のATMコーナーへ行ったらお知らせが張ってあった。
「後ろにお並びの方がいらっしゃる場合、5回以上ご利用の場合はもう一度列にお並び下さい」(原文おぼろげ)
というようなものだった。

・・・4回まではOKなんですか?マジ?

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久しぶりに切れ者Fさんからメール。上司の出したメールを「知ってる?」と転送してくれたけど寝耳に水。上司には聞かれてないから答えてない見解をお知らせしてみた。また何かでお会いできると良いですね。でも監査に来るとかはやめて下さいね。(にこっ。)

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契約期間延長を強く上司に訴えている派遣のWさん。まだ弊社の最終回答が出ていないそうだ。(派遣会社の営業さんによる。)
最終的に分かるのが31日って。
31日に「それでは明日からさようなら」って言われたらすごーく困る。
(でも私だったらそんな煮え切らない職場、とっととオサラバしてしまうと思う。)むむむ。

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整骨院へ。頭が重いので首と頭の整体(?)をやってもらい、耳に(まだ効果が出ない)花粉症の置き鍼をしてもらい(4回が1サイクルらしい/私は今回がまだ2回目。)、右足のつけ根が痛いので足の整体もやってもらった(特にずれてはいないということ)。

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家人が最近インスタントコーヒーにはまっている(何故かは知らない)ので中壜で購入。(コンビニで買った小壜を飲みきってしまった。)
カフェインレスのインスタントコーヒーもあったので一緒に買ってみた。先日「河口湖ハーブ館」で手にとって買わなかった「インスタントハーブコーヒー(ドイツ製)」よりはコーヒーらしいんじゃないかな。(ところでハーブコーヒーって、たんぽぽコーヒーのことだったのかしら。嫌いじゃないけど。)

ちなみに河口湖ハーブ館では、ワイン入浴剤、アプリコットソース、ひのきスプレーを購入。



2003年03月25日(火) 奈良・春日大社の若宮社殿から蒔絵技法による弓見つかる

「予想以上の広がりにがく然」高松塚黒カビで石室調査
iモードで迷惑メール大量送信の業者に賠償命令
食糧増産に光明?成長操る新たんぱく質発見 名大教授ら
ケータイを財布代わりに NTTが新システム開発
画期的な虫歯予防材料開発好感しグリコが高い
アマ天文家「王国」復活、昨年発見の新天体最多(asahi.com)

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代休2日目。赤木かんこさんの「この本読んだ?おぼえてる?〈2〉―教科書で習ったお話編」という本の紹介文を読んで、光村図書のホームページ http://www.mitsumura-tosho.co.jp/ で光村ライブラリー(光村の国語教科書にとりあげられた作品のアンソロジー全18巻)の題名を読んだり、児童文学書評 http://www.hico.jp/ の赤木かんこさんの書評全部を読んだりして過ごした。で、「この本読んだ?おぼえてる?」のシリーズを図書館でリクエスト。読みたい本は数多くあれど、時間は有限。うむむ。

SF者のYさんからメールが来た。メーリングリストを作ったとのこと。QuickML http://www.quickml.com/ というサービスを使っているのだが、この仕組みが面白かったので紹介。
http://namazu.org/~satoru/unimag/5/ ←ここに開発した人の書いた記事があるのだが、管理者不要/携帯電話対応というところに重点を置いていて、何かに使えそうでうずうず。(YさんのML作りもまずQuickMLありきだったんじゃないかと密かに疑っている。)1ヶ月間メールが回らないと「消滅するよ」とお知らせが来て、何もしないとそのまま消滅するというから、一次的な会合の日程調整などでも使えば便利そう。

ということで、誰か使ってみませんか?QuickML。



2003年03月24日(月) オハイオ州の古代遺跡をバーチャルに復元

(Hotwired Japan)
 #そんなものがあったんですって。
  http://cerhas.uc.edu/earthworks/default.htm
  ここのMoviesのところで、Quicktime等でバーチャル訪問できるよ。
アカデミー賞、主演女優賞に二コール・キッドマン(ロイター)
 #オーストラリア人初の快挙、だ確か。
アカデミー賞 「千と千尋」が長編アニメ部門で受賞
Tリンパ球 簡単な発見方法を開発 エイズ治療に道 鹿児島大
謎の肺炎 シンガポール700人を隔離 香港の死者は10人に (毎日新聞社)

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温泉へ行った。泊まったのは富士ビューホテル。夜着いて、雪の積もる露天風呂なんかを堪能して、ぽかぽか暑くて眠れなかった程。温泉すごいぞ。

朝は窓から河口湖一望。快晴。(反対側は富士山一望。寒そう。)朝ごはんがビュッフェじゃなかったのは少し残念だけど(たくさん食べたい訳じゃなくて、好きなものだけ取るっていうのが好き)美味しく頂いた。
余談だが朝ごはんのビュッフェが素晴らしかったのはシンガポールのシャングリ・ラ。中華系だからおかゆもトッピングも充実していて、そして見たこともないようなフルーツも沢山。朝ごはんを抜いていこうと思っていた日もあったんだけど、初日のあまりの美味しさに朝はやーく起きて食べたりして滞在中毎朝食べた。

本題に戻る。チェックアウトして河口湖ミューズ館(与勇輝館)へ。http://www.musekan.net/default.asp
笑わない与勇輝(あたえ・ゆうき)の人形をはじめて見たのは五木寛之「ちいさな物みつけた」の中だ。その後で知人が写真集を見せてくれたこともあっていつか来ようと思っていたが河口湖は半端に近くて中々機会がなく、ようやく果たした。
妖精の物語の展示が多く、普通の子供の人形が少なかったのは少し残念(半年に一度展示換えがあるそう)。力学的に作ってあるので震度5までは倒れない、立てない人形は生きていない、という力強い言葉。

そして併設企画展 葉祥明「地雷ではなく花をください」原画展にやられた。
この本があるのは以前から知っていた。ユニセフのリーフレットで地雷がどんなにいやらしい作りになっているかも少し知っていたし、世界には手をつないだ子供を地雷原で走らせる国があるというのも聞いたことある。が、知識と感情は連動していない。地雷の話でここまで心動かされたのは初めてだった。原画の前で泣いた。だめだよ、弱い者いじめは。(あ、ちなみに添えられている文章は葉祥明さんじゃなくてNGO「難民を助ける会」理事長の柳瀬房子さんによるもの。)
地球上の地雷をすべて撤去するには1000年かかると言われているそうだ。これって核の半減期よりずっとずっと長いじゃない。もちろん地雷だけで人が死ぬわけじゃないけど。と、ぐちゃぐちゃと考えながら展示を後にした。

そして河口湖中原淳一美術館へ。
http://www.fujisan.ne.jp/nakahara/
中原淳一という人については「それいゆ」「少女の友」の表紙を描いていた人としか知らなかったが、「それいゆ」は企画・編集すべてを本人が行って、戦後の日本の復興期に人々に夢を与える仕事をしてきた人らしい。45歳で心臓発作、46歳で脳溢血で倒れるなど激務をこなしてきた様子も伺える。(その後も何度も倒れながら仕事を続けている。)
もちろん絵の展示が主なのだけど、デザインが凄いの。彼のデザインした服の展示などが何点かあって、可愛くておしゃれ。フェルトのドレスとか、絣のフレアースカートとか、今でも通用するデザインだし、発想が面白い。はぎれを集めて、黒のバイアステープで枠取りした今でいうパッチワークの作品も可愛いの。
この時期に他にどういう雑誌が出ていたのか知らないので断言はできないけど、この人がいなかったら現代の雑誌の内容も変わっていたんじゃないかと思うようなモダンな感覚とオリジナリティが感じられた。ただの挿絵画家というだけじゃなかったのね。

美術館の中に「工房」があって、ミシンとはぎれやボタンなどが置いてある。「自由に使って好きなものをお作り下さい、出来た作品はお持ち帰り下さい」という夢のような場所なのだけど、中原淳一にインスパイアされても何も作れない自分の貧しさにすごすごと出てきたダメっぷり。あああ。

いや、ちょっと骨休めに温泉に浸かりに行ったのに、凄い感銘を2回も受けちゃいました。おそるべし、河口湖。近いからって舐めててごめん。

そして近所のハーブ館などさらりと流して、御殿場へ抜けて、美味しいパエリャを食べて帰宅。1日ですごーくリフレッシュしてすごーく楽しんだ。はぁ満喫(^o^)



2003年03月23日(日) マツモ採り 早春の風物詩、下北半島の岩場で始まる 青森

(毎日新聞社)
イラク対策、お好み焼きソースも 甘みの原料、他国産に(asahi.com)

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無理して行く会合、無事終了。イベントは不参加で。やっぱり憲法で認められた自由は守られるべきだ。何か気になる話もあったけど流してしまった。

電車の往復で久しぶりに取り出したヨシケン「本当のような話」を読む。眠くて落としたのは決してつまらないからじゃないの。今日の天気と椅子の暖房、それに会合が終わって安心したせい。しかし吉田健一はゆったりした心でよむのが良いね。
スターバックスでクランベリーオレンジマフィンなど買って帰宅。(これいつもチョコレートマフィンより残ってるけど、美味しいよ?)

そしてうきうき支度。ちょっと温泉へ行ってきます。休前日は使えない宿泊チケットの期限が3月末までなので(もらったの去年の1月だけど・・・遅いよ)泥縄でお出かけ。休出の代休も溜まってるしね。ちゃお。



2003年03月22日(土) 慶応大「萬来舎」解体計画、教授らが中止求め仮処分申請

FDやCDは民間宅配OK 総務省が「信書」指針固める
ハワイアン航空が破綻 イラク戦争で旅客大幅減
茨城で72年に1度の金砂大祭礼 厳かに時代行列(asahi.com)

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昨夜の焼き芋は大成功。竹串がすっと通るまで焼いて食べた。とうもろこしは皮をつけたまま焼くと蒸焼になって美味しいんじゃないかな。燻製用のチップを買ってくれば燻製も作れそうだ。空気清浄器に怒られそうだけど。

今朝は、先日信号待ちの間寒さよけに入ったコンビニで何も買わずに出られずに買った(言い訳が長い!)「せんば自由軒のカレー」なるものを作ってみた。カレーをフライパンで温め、しかるのちご飯を加えてよくからめ、最後に生卵とウースターソースを加えてよく混ぜて食べるというもの。
私は生卵を食べることに抵抗がなく、新鮮な卵ならお箸でつついて中に醤油をたらしてじゅるっ、っていうのもOKなんだけど(美味しい卵は本当に美味しいのよ)、カレーに合うのはやはりゆで卵だと思った。半熟〜固茹の間でお願いします。意外に辛目だったので、生卵でマイルドにする必要もあるんだろうか。
しかしこのカレーはちょっと胃もたれした。朝からそんなの食べるからだって?

で、夜はじゃが芋を焼いてみた。元々さつま芋よりじゃが芋が好きなのもあって(コロンブスばんざい)ほっくりねっとりしてうまうま。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.「星ぼしの荒野から(2003-041)
ハヤカワSF文庫(1999年3月初版)

全体的にフェミニズムとロマンティズム、エコロジー。絶望的に人類を愛するこの人にとって、死を自分で選ぶやりかたは決して最低の方法ではなかったと思う。

天国の門
 善人達へのささやかなプレゼント
ビーバーの涙
 鉱山跡に放されるビーバー。この集団はどうやら不成功の部類になりそうだ。
おお、わが姉妹よ、光り満つるその顔よ!
 配達人の自由な暮らし。「シスターたち」。
ラセンウジバエ解決法
 私が見たものは不動産屋だと思います。
時分割の天使
 「わたしたちをとめてください」
われら<夢>を盗みし者
 異星人たちの脱走。<星の涙>
スロー・ミュージック
 <河>へ。ジャッコとピーチシーフ。
汚れなき戯れ
 あのすばらしい無邪気な幸福感、無心な受容。最後の一周。
星ぼしの荒野から
 エンギと<大食らい>。ほのかなノスタルジア。
たおやかな狂える手に
 キャロル・ペイジ、通り名でいえばCPは、愛されぬことにかけては達人だった。


スティーヴン・キング他「魔法の猫 magicats!(2003-042)
扶桑社ミステリー文庫(1998年2月初版)

以前に読んだアンソロジー「不思議な猫たち」は、この本の続編として編まれたもの。「猫型〜、ではなくイエネコを主人公もしくは重要な脇役とし、現代のSFまたは幻想小説であり、できるだけバラエティに飛んだ作品」を選んだそうだ。

フリッツ・ライバー「跳躍者の時空」
 おお、ガミッチ。君は「不思議な猫たち」にも出てきたね。
コードウェイナー・スミス「鼠と竜のゲーム」
 この間買ったけど、またじっくり読んじゃった。
スティーヴン・キング「魔性の猫」
 怖いですねー。
パメラ・サージェント「猫は知っている」
 突然、動物たちの思考が漏れてきたら。
アーシュラ・K・ル・グィン「シュレディンガーの猫」
 言葉遊びと不確定性の世界。
ロン・グーラード「グルーチョ」
 黒魔術と共作者。
ヘンリー・スレッサー「猫の子」
 彼は人生や人間性について深い知識を持っていた。
バイロン・リゲット「猫に憑かれた男」
 ポリネシアのタオ環礁の猫島。
テリー&キャロル・カー「生まれつきの猫もいる」
 ジョージとギルガメッシュ。「猫らしくないもん。」
ノックス・バーガー「愛猫家」
 FUSになった愛猫をどうするか。
エドワード・ブライアント「ジェイド・ブルー」
 青い毛皮の家庭教師。
ゲリー・ジェニングス「トム・キャット」
 サキだったらもっと・・・。
ジーン・ウルフ「ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティー」
 ごく普通の人々の孤立と絶望をテーマにした作品。
マンリー・ウェイド・ウェルマン「魔女と猫」
 煤を塗られた魔女の飼い猫、ジブ。窪地の家こそ彼の住処。
ジョン・クロウリー「古代の遺物」
 「もちろん、チェシャーでの『不倫疫病』もある」
ロバート・シルヴァーバーグ「ささやかな知恵」
 修道女メアリ・マグダレンとフェリシティ、ポガサン人。
ガードナー・ドゾワ、ジャック・ダン&マイクル・スワンウィック「シュラフツの昼さががり」
 「それで、わたしの分はどこにあるんですか?」



2003年03月21日(金) 買物Day

「偵察衛星」打ち上げ控え、鹿児島・種子島はピリピリ
船舶の戦争保険料率、イラク戦争で最大12.5倍アップ(asahi.com)

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病院へ。今日は珍しく空いていた。それとも祭日も午前中だけやってることを知らない人が多いのか?

で、余った時間で街をぷらぷら。あちらこちらでおはぎを売っている。今日はお彼岸の中日ですね。でもぼたもちじゃないのか?(そして私はわらび餅を購入。)
念願のマグリットの缶に入ったチョコレートも購入。缶さえ手に入れば中身は別に欲しくなかったんだけど(笑)、もうじきイースターだから、卵型のチョコレートもたくさん売っていた。卵に絵をかかないと。

そして今日のお楽しみ。焼き芋器を購入。いつか金物屋さんの店頭でみかけて「こんなものがあったよ」と家人に言うと「ずっと探していたんだ!」と目を輝かせて言われた。しかし金物屋さんの前を通る機会が少なくて春になってしまった。
1,200円也。一度空炊きしてからお芋を入れて中火で20分だって。

一旦帰宅し、スーパーへ行ってさつま芋を籠に入れ・・・じゃが芋も籠に入れた。だってさつま芋が美味しくできるなら、じゃが芋だって美味しくできるんじゃないかな。あー楽しみ。

実は今週は生協の宅配で頼んだヨーグルトメーカーも届いたのだ。ガジェットに囲まれる私。

庄野潤三「インド綿の服(2003-039)
講談社文芸文庫(2002年4月初版)

再読だけど遠い昔に読んだ本なので。
この本のメインは金時のお夏=足柄山の長女、夏子さん一家の7年間の暮らし。「誕生日のラムケーキ」なんかの少し前の話。殆どは夏子さんからの手紙を軸にして書いてあるので二つの家でやりとりされた品物の話がたいへん多い。そしていつも感心する夏子さんからのていねいな礼状。見習わなくっちゃね、でも突然こんなお礼状を出したらびっくりするかしら>周囲。
この夏子さんは、「舞踏」で寝ていた赤ん坊、そして「蟹」に出てきた女の子。
「庄野潤三の娘」という暮らしは居心地悪くなかったのか、良い子に育って良かったですね。というのも庄野さんの著作を読んで思うのだからフィクションを含む可能性もあるのだけれど。

アーシュラ・K・ル・グウィン「アースシーの風(2003-040)
岩波書店(2003年3月初版)

ゲド戦記の5巻目。4巻目(「帰還」)を読んだ私はかんかんに怒って思わず友達に出さなくても良いメールを出してしまい、余計なことを書いたために友情にひびをいれてしまったという苦い思い出がある(いや、私が悪いんだけど)。
今回はその4巻に比べるとややおとなし目。そしてアースシー世界の成り立ちについて、作者が考えに考えるとこの巻が必要になる、かもしれない、と思った。そこはル・グウィンがタニス・リーじゃないところなのよねー。(どちらも好きだけど。)しかしゲド戦記の3巻までと4巻5巻は色調が異なるので、同じように読ませるシリーズとして出すべきだったかどうか。次は外伝の翻訳も出すらしいが。

大人文学を読んでいる時と児童文学を読んでいる時の私は別モードなので、児童文学に現実の戦争とか性暴力とか虐待とかが出てくるのは大嫌い。この本はぎりぎりでアウト。できることならル・グウィンは3巻までも書きなおすべきじゃないか。
ということで、とってもル・グウィンくさい話だった。児童文学じゃなかったら面白いんだけど、ね。

あ、やっぱりゲドの字(あざな)はハイタカだった。そこだけにっこり。



2003年03月20日(木) 128億光年、最も遠い銀河発見 すばる望遠鏡

有害化学物質、年間排出量は90万トン 環境省など集計(asahi.com)

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花粉症で息苦しくて頭が重い、と思っていたら整骨院でものすごーく首と肩が凝っているといわれた。ほぐしてもらったら脳に酸素が回って意識がはっきりしてきた。そんなに凝り性じゃないと思ってるんだけど、周りの肩凝りがひどすぎて基準が人と違うんだろうか。(そういえば子供の頃にピーナッツブックスをたくさん持って、あんまさんの所へ行く母について行ったことを不意に思い出した。)
耳に花粉症対策の置き鍼。泥縄という。

お昼にトマト味が食べたくて、いつも出てくるのが遅いけどラタトウィユが「これでもかっ」と載ってくるお店に行った。奇跡的にすぐサーブされて驚いた。(お皿に載るのは小さなハンバーグが3つ、その上に野菜大きめのラタトウィユがたっぷり、半熟卵、ベーコン入のベークドポテト、サラダ。これで何故出てくるのに時間がかかるのかは謎だ。)相変らずしょっぱいけどうまうま。
一緒に頼んだ水出しアイスティーはマスカットフレーバーだった。家にあるマスカット風味の中国茶も冷やして飲んだら美味しそうだ。

帰宅すると長期海外旅行中のお友達からの絵葉書が届いていた。消息を聞かないと思っていたらこんなところにいたの!前にもらったのと一緒に飾っておこう。
(と思ったらいつの間にか帰国していた。おかえりなさい。)



2003年03月19日(水) 携帯電話利用の“最小映画祭”、米国で開催へ

“謎”の急性肺炎 独と香港の患者からウイルス発見
国際航空運賃3%値上げ 燃料高騰で4月15日から
全国初の森林環境税が成立 高知県、保全事業に充当
ディズニー2園で来園者全員の手荷物検査 20日から(asahi.com)

* * *

調子が良いので整骨院をサボって買物。気付くと1万5千円ばかり買物をし、悪魔に魂を売り渡す書類にサインをしていた。(正しくは、ポイントがたまると5%分還元されるという年会費無料の会員登録で自分の情報を売り渡した。)

しばらく前から本格的に欲しくなっている掃除機を下見したら、家で使っている掃除機は既に絶滅していた。マンモスかサーベルタイガーかって感じ。
新しい素敵なの、早く買おう。

またも生協と買物でキムチがバッティング。しかも今日届いた箱をあけずに来週の注文でもキムチ頼んじゃった(^^ゞ



2003年03月18日(火) 高知でソメイヨシノの開花宣言 全国で今年最初

高松塚古墳の黒カビ問題で文化庁が緊急保存対策検討会
公正な処遇めざすパート労働対策の報告書 厚労省
光ファイバー料金を値下げ NTT東日本(asahi.com)

* * *

昼にあった出来事。
オープンキッチンの喫茶店で私が頼んだスパゲッティが出来あがった。厨房からホールの人に手渡された・・・と思ったら二人は下を見て固まった。
そして厨房の人はフライパンをガスにかけ、再び調理を始めた。
しばらく待つと「本当にお待たせしました」と言いながらスパゲッティがサーブされた。(あの時本当は、どっちが落としたの?)

ところで私の考案したスパゲッティではねを飛ばさない簡単な方法。
フォークにからめる時、手前に向かって巻くのではなく皿の向こうに向かって逆に巻く。そうすると、口へ運ぶまでの間にほぐれてはねが飛ぶとき、手前側ではなく向こう側になる。お試しあれ。
(テーブルの向こうに白い服を着た人がいる時は嫌がられるかもしれない。)

整骨院で鍼を打たれた。あおむけで打たれ体がだるくて動けなくなった。昆虫標本になった気分。



2003年03月17日(月) 新装・錦帯橋、1300人が渡り初め 山口・岩国

脳卒中リハビリ、休日はさむと自宅復帰率低下
日産ゴーン社長、共同会長兼務、塙氏は取締役退任へ
車載オーディオにFM音楽を簡単に記録
水危機時代のトイレのあり方議論 世界水フォーラム
「人間の盾」の米国人、ひかれて死亡 パレスチナ(asahi.com)
 #人の命は尊いとか、人道的とか、そういう考え方も文化によって
  違うということを、何故分からないんだ。

* * *

007の映画を観てきた。いまいちだった。
1)ジェームズ・ボンドが年をくった。
2)「ゴールデン・アイ」と同じテーマだった。
3)やりすぎ。

週末の、行きたくないけど無理して行く会合に更に物凄く行きたくないイベントが加わった。憂鬱。Nuts。



2003年03月16日(日) 豪でマグロ御殿、続々 日本向け「畜養」で

温泉水にヒ素、飲みすぎに注意 環境省が本格調査へ
静岡・沼津でまたイノシシ出没、体当たり続け6人軽傷
長さ45メートルの「布観音」ご開帳 静岡・富士川町(asahi.com)

* * *

家事など。
煮物の蓋をとるたびにムキになって空気清浄機がごーごー働くのが可笑しい。サンキスト100%レモンは実は少量お酢が入っていてショックで持て余していた。でどうしようかと思って大根・人参・キャベツに塩胡椒してサンキスト100%レモンをじゃぶじゃぶかけて漬けた。おお。美味い。

熊川哲也「Made in LONDON(2003-038)
文春文庫(2002年2月)

バレエ・ダンサーの熊川哲也の自伝。英国ロイヤルバレエ団を辞めて、Kバレエカンパニーを立ち上げるまでの間に書かれたらしい。
去年TVで彼のジャンプを見て、その後で公演を2回見た。それまで関心がなかったのでこれを読むまでこんなに凄い人だとは思わなかった。すみません。やっぱり天才だったのね。また全幕物じゃない奴でも見に行きたいものだわ。
日本(「這ってでも舞台に出る」「納得がいくまでリハーサルをする」)とイギリスのバレエに対する姿勢の違いは面白かった。イギリスのバレエは公演数が多いのでそこで無理をすると後へ響くから無理をしない、日本では舞台に立つ機会自体が少ないので内容より出演を大切にする、というようなことらしい。慣習の違いもあるようだけど。



2003年03月15日(土) 北の海岸に「流氷山脈」 高さ7メートル 北海道・紋別

「写経勧進」で白鳳伽藍を再興 薬師寺、35年かけ
シャーロット・ブロンテの未発表短編、新聞紙上で掲載
 #「ジェイン・エア」、いつも再読しようと思って手にとるが、
  あまりの暗さを思うとやっぱり読み返せない。
百日ぜき新型ワクチンを国立感染研が開発 安全で安く(asahi.com)

* * *

今朝の夢。
シチュエーションは忘れたけど司教が出てきた(笑)。寝る前の「量り売り」のためらしい。

あと、Fさんちの地下の隠し部屋へ行く夢。Fさんのお父さんだかお祖父さんだかが元自分の家、今Fさんの家、で探し物をしていて、私が「隠し部屋にあるんじゃないかしら」と。
何故私がそんなことを知っているかというと、以前にパーティーが開かれたときに床のはねあげ戸から他の人が降りていったのを見たことがあったから。
ということで、木の床の隠し戸を開くと、壁の角にレンガが少しづつ出っ張って手がかり、足がかりになるようになっていて、そこを両手両足を使って降りていった。

地下室といいながら、ガラスが嵌った窓が広くとってあり、実際は半地下。(それは隠し部屋じゃないだろう。)中には色々な箪笥や小箪笥があり、何が入っているんだろうという感じ。豪華な打ち掛けが何枚もかけてあって「すごーい、ここにあったんだ」。白いレースのウェディングドレスがあって「綺麗ー(でも次は白は着られない)/友達が結婚する時には覚えておこう」。(この辺で所有者が自分または身内という感じの解釈になっている。)
Fさんのお父さんだかお祖父さんだかが探しているのは書類だったけど、見つからなかったらしい。

地上の建物と同じぐらいの大きさの地下室、あのレンガのはしごでしか出入りできなかったとしたら荷物はどうやって出し入れするんだろう?(そして何故あそこには本棚がなかったんだろう?)

夢の話を書くのは、自分が忘れないため。人が読んでもつまらないと思うけど日記なので良いのだ。

* * *

健康万歳。読書(再読)。

リンドグレーン「長靴下のピッピ」
ショックなことに、面白いと思えなかった。子供の頃は面白かったんだけどな。
ジェイムズ・ヘリオット「Dr.ヘリオットのおかしな体験」
シーグフリードとトリスタンの名前の由来のエピソードとかが載っていたのはこの本じゃなかったのか。(調べたら「ヘリオット先生奮戦記」の方だった。)
マキャフリー&スターリング「戦う都市(上・下)」
『歌う船』シリーズの脇役(笑)、ステーションを管理する殻人シメオンの話。後で読む本のため復習。

S.M.スターリング(アン・マキャフリー原案)「復讐の船(2003-037)
創元SF文庫(1999年3月初版)

『歌う船』シリーズの最終作。とはいえ原案だけマキャフリーでほとんど別の人が書いた本と言ってもいいかも。BB船出てこないし。「戦う都市」のジョートが主役だが「共作したけど自分の作ったキャラクターが気に入って続編を書きたくなった」という感じ。
一気読みで布団の中で読み終えたのは確かだけど、もの凄く面白いというにはちょっとパワー不足かな。ロマンスが安易すぎ。




2003年03月14日(金) 137億歳の宇宙、12億歳のころには「骨格」形成

日本風力開発がマザーズに上場、40万円買い気配のまま引ける
10万馬力? ソニーが鉄腕アトムの絵入り乾電池
ハート絵馬に愛託す 神奈川・江ノ島
 #確か江ノ島でデートすると別れるというジンクスがあった気がするが。
  (弁天様がやきもち焼くから、ちう理由だったような。)

* * *

今朝の夢。
私は大金持ちの老人の妻だか愛人だかで、生前贈与でもらう莫大な財産をいらないというアピールのため(おそらく)何かの報酬として誰かにあげることにして、色んな人達がそれを目指して動くという話だった。途中は忘れたけど、最後は高層ホテルの部屋の窓を遠くからレーザーで焼いて落として、そこからお札をばらまくというような終わり方だった。(ちょっとSFづいた影響が出ている。)夢の中では全く惜しくなかった。

辞めた元上司が職場に遊びにきた。シュークリームごち。送別会で皆には笑顔をふりまいていたが私には握手の手を握ったまま「本当に(ぴ)さんには申し訳ないと思っているんだ」と苦吟して見せた人だ。「システム切替時は色々ばたばたがあったんですよ」とにっこり笑ってみた。

整骨院。今日は調子が良いので鍼も灸もなし。(しかしまだ置き針は入っている。)

図書館で本を借りる時間がなかったので、ブックオフで本を漁って週末に備えた。
つい「長靴下のピッピ」も買ってみた。最近、自分が長靴下なので、ピッピがクッキーを作るところとか、思い出していたので。最近の子供はどこで木登りするんだろうなぁ。



2003年03月13日(木) ヒトの祖先の歩行跡、ホモ属では最古 イタリア南部

(asahi.com)
大英博物館のエルギン・マーブル帰属問題、ギリシャが妥協案(ロイター)
唐招提寺上回る鴟尾出土 山ノ神遺跡の窯跡で4基
大観の幻の名画公開 島根県安来市の美術館(共同通信)
とっても気になるあのCM、徹底解明!(夕刊フジ)
 #「アミノ式」の技「片足踏み切り前方伸身宙返り」(A難度)。
  スタントの詳細については“企業秘密”らしい。

* * *

上司からメールで2階の会議室(別名取調室。窓がないから。)に呼ばれた。何かと思ったら同僚が退職の意思を伝えたそうだ。わはははは。やること早いな。
「理由を聞いてもはっきり言わないから何か知ってるかと思って。」とのこと。
いろいろ思い当たる節はあるので「・・・かもしれませんし」と全部の可能性を挙げておいた。でも上司が言った「私が嫌なのかと思って」には「そうですね」とは言えなかった。わはははは。(笑いすぎ。)

ふと「金柑が食べたい」と思ったので買った。一冬に1回くらいづつ食べたくなるの。甘露煮は苦手なので生で頂く。

デヴィッド・ブリン「ポストマン(2003-036)
ハヤカワSF文庫(1998年2月初版)

最終戦争のあとのアメリカで旅をして暮らす主人公の運命を、偶然みつけた郵便配達のトラックが変えた・・・ってな話でしょうかね。全体のストーリーに共感できなかったせいかいまいちの感触。
馬鹿馬鹿しい話にするならもっと荒唐無稽にすれば良かったのに、真面目な話にするならあの最後はないだろう。(しかしジョン・W・キャンベル記念賞/ローカス賞受賞)
あと表紙がケヴィン・コスナーだったせいでイメージが固まってしまったせいもあるかも。ケヴィン・コスナーの「シルバラード」(いや、クリント・イーストウッドの映画だけど)や「ロビン・フッド」は本当に楽しく観たけど、「ダンス・ウィズ・ウルブス」はこれっぽっちも琴線に響かなかったので。この映画もさぞつまんなかっただろうなぁ。

ある意味でとてもアメリカ人な小説だった。サバイバリスト・昔ながらの生活を続けるコミュニティと収穫祭・郵便配達・等々。
フェミニズムに対する解釈が合わなかった。男性作者だからか(逆差別)。
なんだかんだ良いながら人は孤独に生きるのは難しい、群居する生物ということで。おわり。



2003年03月12日(水) 高松塚古墳が危ない! 文化庁が保存法見直しを緊急検討

桜の開花、2〜3日遅れそう 2回目の開花予想
口の粘膜を角膜代わりに移植、視力も回復 京都府立医大
ATMの土曜有料化、横並び大手4行に「注意」 公取委(asahi.com)

* * *

風邪はめざましく回復している。(日本語の使い方、合ってる?)
時々思い出したように咳が出るけど、肺が出るんじゃないかという勢いはなくなったので。で、急に花粉症が気になりだした。(花粉どころじゃなかったので忘れていた。)

整骨院はマッサージ、整体。「痛くなくなったような気がします」。自分の体のことが良く分からなくてごめんなさい。

帰りに、ノイハウスのマグリットチョコを買おうとデパートに寄ったが、うろおぼえだったためS武とT武を間違えて会えなかった。代わりにモロゾフのプリンを買った。(転んでもタダでは起きない。)
しかし「こんな缶カンのために6,000円も払うのか!>自分」「はいっ」
(中にはチョコが詰まってるけどね)

今日は生協の宅配の日だからと手ブラ(exceptモロゾフのプリン)で帰ったら、野菜はトマトしかなかった。何を考えていたんだ、先週の自分。



2003年03月11日(火) 東京・多摩で新種の桜を発見 ホシザクラと命名

宇宙人から信号?150カ所の候補発見 米の探査計画(asahi.com)
奈良時代の法衣よみがえる 薬師寺の法要に大袈裟も
数百年ぶりに発見のレンブラント自画像が競売へ(ロイター)

* * *

やっと今日の日記に辿りついた。ぜいぜい。
風邪の具合はようやく快方に向かう。置き鍼のおかげかしら。

朝から上司の難解なメールに首をひねる。主語は大切だと思った。人の振りみて我が振り直せ。
あと上司なんだから「いかがなものか」とか「経営判断を誤る原因となる」とかそういう感想じゃなくてどうしたいのか決断または方向性を示してくれ。と思った。

今日も整骨院へ。「顔色がよくなった/むくみがとれた」と言われた。ええ、腰痛もおさまったみたいだし、風邪はひいているけどだいぶん元気になりました。
今日もお灸を据えられた。これで元気になるならどんとこいよ。熱いの苦手だけど。

メールのお返事までは辿りつかなかったので、また改めて。



2003年03月10日(月) 今年の夏は「平年並み」 気象庁見通し

幹細胞から骨や筋肉を自在に育てる技術開発 東北大など(asahi.com)

* * *

月曜日。ちっとも良くなっていないのは何故かしら。あんなに週末いい子にしてたのに。
整骨院でマッサージとお灸、そしてまた置き鍼。カーテンの向こうで先週から一緒の同じ会社のおじさんが先生と雑談をしていたが、誰と話してても人の話を聞いてないのは変わらないんだな、と可笑しくなった。だって会話かみあってないんだもん。

秋山端人「猫の地球儀 焔の章」「猫の地球儀その2 幽の章」(2003-034〜5)
電撃文庫

SFづいてるのと猫ものなので読んでみた。しかし何でもあるなぁ、図書館。
Yさん@SF者に、「読もうと思って」と言ったら「評判良いみたいですね/でもあの表紙じゃ私は絶対読まないと思います」と仰っていたような表紙でござる。
登場人物(?)は、頭にアンテナの生えた猫、おでこに初期起動日の刻印入の目ん玉大きい少女型ロボット、その他。こういう設定じゃないと売れないからかしら、それとも猫と目ん玉大きい少女が好きなのかしら>作家の人。

内容はひっじょーにあざとい作りだとは思いつつ、猫がヨロコビの踊りを踊ってしまったりするとちょっと微笑ましい。
自分がやりたいことに他人を巻き込んではいけないというようなことだろうかね。
その辺はハインライン「宇宙の孤児」と違うところだね。現代SFは楽天的では駄目なのかしら。 



2003年03月09日(日)

ギムネマ茶 効果まちまち 品質の差大きく 西九州大実験結果 (毎日新聞社)

* * *

引き続き読書。

E.E.スミス「レンズの子ら」「ファースト・レンズマン」(2003-030〜1)
創元推理文庫

引き続きレンズマン・シリーズ。一応満足。「三惑星連合軍」「渦動破壊者」もあるけどこの辺でいいでしょ。アメリカのSFだなぁ。というのと古き良きスペオペを楽しく読んだよ。

古橋秀之「サムライ・レンズマン(2003-032)
徳間デュアル文庫

で、続き・・・。E.E.スミスの後で、デヴィット・カイルという人がレンズマンの世界を基に続編というか外伝を書いているのだけど、その流れ。
予習(復習)してから読んだので単語や設定の細かい配布にはちゃんと反応できたんだ。
けど。
日本語の口語体で書かれた小説は、翻訳体の後ではちょっと入りにくいんだよね。ネットで読む二次創作もそうだけれど、どうしても作者の文体になってしまうし。あとキムボール・キニスンが間抜けすぎ。

ロジャー・ゼラズニイ「ドリームマスター(2003-033)

「風の十二方位」の中の「帝国よりも大きくゆるやかに」にチャールズ・レンダーが出てきたのはシンクロニシティ。前述の本のまえがきでは「形づくるもの」と訳されて(翻訳が出る前だったのか)いるが。
形づくるもの、とかドリームマスターとか言われるのは、彼が患者の夢を作って治療する精神科医だから。彼のもとにやってきた同じ精神科医の患者は・・・という話。難解だった。



2003年03月08日(土) 田植え 超早場米で始まる 寒風の中、宮崎・日南で

黄砂 温暖化でゴビ砂漠付近からの飛来量増加 東大チーム発表
ネット人口 日本人の2人に1人超える 02年末
パソコン 液晶がブラウン管上回る デスクトップ型モニター (毎日新聞社)

* * *

前夜は(家人に)静かな夜のため、ソファで上体を起こして布団をかぶって就寝。
2時まで読書して7時頃起床。間はもちろん30〜1時間おきに咳込んで起きたけど。
昼間も読書とうたた寝を重ねて体力温存を図る。咳で腰も腹筋も痛いが、鍼のお蔭で「顔のむくみがとれた」と家人に言われた。
そんなにむくんでたの?(実はそう言われて木曜日に首に置き鍼を入れられていた。)

夜は平日に気力がなくて手をつけていなかった空豆で空豆ごはん、たこときゅうりの梅酢、ほうれん草のお浸しなど。どれもうまうま。(げほげほ。)

アーシュラ・K・ル・グウィン「風の十二方位(2003-026)
ハヤカワSF文庫(1980年7月初版)

短篇集。長篇の外伝や、長篇の元になった短篇など。

セムリの首飾り(『ロカノンの世界』のロカノン。風虎。)
四月は巴里(孤独な心と魔法。巴里って素敵。)
マスターズ(修士と秘蹟、数の知識。)
暗闇の箱(10時10分前の戦い、海から戻った暗闇の箱。)
解放の呪文(アースシーの囚われた魔法使い。)
名前の掟(蒸気を吐くチビデブの魔法使い、ミスタ・アンダーヒル。)
冬の王(惑星「冬」の王の物語。『闇の左手』も再読するか。)
グッド・トリップ(ドラッグで山にのぼる。)
九つのいのち(クローンのチーム、「おやすみ」。)
もの(煉瓦職人のリフ、やもめの女と子供。)
記憶への旅(ちがう名前をみつけてしまった。)
帝国よりも大きくゆるやかに(レンダー症候群のオスデン、星の探検。このレンダーはR.ゼラズニィ「ドリームマスター」の主人公チャールズ・レンダーから借用したものだそう。)
地底の星(グエンナールの天文台、地底の星。ちょっと涙。)
視野(火星の遺跡からの帰還。「帰ってきた男」のような星新一のような。)
相対性(のびたりちぢんだりする樫。「折れてもたわむな」)
オメラスから歩み去る人々(『カラマーゾフの兄弟』)
革命前夜(よきオドー主義者である必要のないオドー)

E.E.スミス「銀河パトロール隊」「グレー・レンズマン」「第二段階レンズマン」(2003-027〜9)
創元推理文庫

絶版だったけど、最近改訳が出たらしい。私が読んだのは懐かしい古い方@図書館書庫より借出。
いま読み返すとヒロイズムやら赤毛の美女やらご都合主義やらガジェットの著者解説やら恥かしいだけど(ごめんなさい)「クリア・エーテル」なんて挨拶にはちょっと懐かしいものを思い出した。



2003年03月07日(金) 英国は欧州最大のキャンディー市場=調査

 #欧州の消費の23%はイギリスで。
  しかし一人当たりの消費量No.1はデンマーク。
ユニクロ、不採算で英国店舗の大半を閉店へ (ロイター)
ヒトとサルの遺伝子はそれほど近くない (Hotwired Japan)

* * *

なんとかよろよろと週末まで働いた。昼休みには「ああわたしがにゃんこなら、その辺の暗い隅に丸まって眠れるのに」と自由詩を書く位(嘘)に眠かった。
あちこちの図書館で借りた本の山を持って整骨院へ寄って帰宅。

アーサー・C・クラーク「
宇宙のランデブー(2003-025)
ハヤカワ文庫(1985年9月初版)

面白かった。小惑星かと思われた物体が人工物で、しかも中に入ってみると・・・という探検物。実は2、3、4と続きがあるんだけどいつ読めるかな。
エンデバーはジェイムズ・クック船長の船の名前だったのね。ビーグル号なら知ってたんだけどね(^^;



2003年03月06日(木) QQのいいこと。

鳥のインフルエンザ発生受け米国産鶏肉など輸入停止
吉川英治文学賞に原田康子さん(asahi.com)

* * *

相変らず具合が悪い。夜中に咳で眠れないので寝不足。でももうちょっとで週末だから頑張ろう。
整骨院で同じ会社のおじさんと合ってしまった。私も会社の人の紹介だから仕方ないんだけど、俎板の上の鯉状態で寝ているところをお互い気恥ずかしく思った(ようだ>あちらも)。今日は置き鍼を6つ入れてもらった。私は「反応がとても出やすいから軽めに」しておくそうだ。

ロジャー・ゼラズニィ「砂の中の扉」読了。面白かったよ!再読だけど。作者と題名を教えてもらった時にYさんに話した内容は大体合っていたが忘れていることも多々あり。昨夜の慰労会で「一度読んだ本を何でまた読み返すんですか?」と読書嫌いらしいIさんに言われ「何度読んでも面白い本は面白いんだよ。」とYさんが弁解していたが(テラダトランクルームに本を預けているらしい。ぷぷぷ。)読み返すつもりにならないけど一度だけは面白く読ませる本もあるし、何度も味わえる本もあるのだね。

今朝、Qがにゃーと鳴いたのを聞いた家人が「QQが『いいこと思いついた』って。皆が出かけたら面白いことしようと思ってるんだよ。」と言った。何をするんだろうと思っていたが。
帰宅後TVを見ながら横目でQを見たら、ドアの取手を掴んで下げて(家のドアはノブではなく水平の取手を下げて開ける形式)手前に引いて、ドアから出ていこうとしていた。

「QQがドア開けてるよ」と言うと「反対もできるかな」とドアを閉めてしまう冷血な家人。
戻ってこようとしてドアが閉まっているのに気付いたQはしばらくにゃーにゃー訴えてから、今度は開けたドアを押して入ってきた。
おお。ちゃんと構造を理解しているらしい。今日思いついて昼間練習したんだろうか?

彼は以前から引戸は自分で開けることができたが、ドアの取手をクリアしたことで家中出入り自由だ。自分でできるようになったことだから彼の権利かとも思うが、やっぱり私の留守に私の部屋に隔離してある生協の発泡スチロールの箱で爪とぎとかされると困るから何か考えよう(^^ゞ



2003年03月05日(水) 桜の開花、今年も早め 気象庁が予想発表

「機動戦士ガンダム」のセイラの声優・井上瑤さん死去
 #享年56歳。合掌。
最悪で70億人が水不足に 国連「世界水発展報告書」
大京マンション有害物質問題 不自然な測定結果
日本初、グリーン電力で全放送 東京の音楽専門CS局
アンソニー・ホプキンスさん、ひっそり3度目の結婚式
宮崎産焼酎の古酒オーナー制度 1年分完売(asahi.com)

* * *

咳で眠れず寝不足。しかし慰労会はいかなくてはいけない。例え具合が悪くても挨拶だけはして帰らなくてはいけない、ということで昼間の仕事も咳込みながらやった。

で、慰労会。持ちげたり落とされたり。
メンバーは某社Yさん@SF者、Tさん、Iさん。切れ者Fさん。弊社上司2人、Aさん、私の8人。公式にしては内輪だし、非公式にしては偉いの(上司)が出てるし、よくわかんない人選の会。Yさんとは酒の趣味も近かった。で本の話もまた出て「お薦めSF第二弾(新進作家篇)」もそのうち送ってくれるそうだ。楽しみ。Yさんは1児の父でもあるのだが「家は共働きなので、夕飯は嫁の担当、朝飯は私の担当なんです」と言い切る姿は美しかった。しかしその後ワインを飲み過ぎてへろへろになった姿は美しくなかった。次の日は福岡日帰り出張@弊社の仕事だっていうのに。(翌朝の電話で福岡だと言うので思わず「起きられたんですね!」と言ってしまった。わはは。)

何故か席上で本の話になって(元はYさんとの本ネタからなんだけど)、弊社上司Iさんが「ケン・フォレットやディック・フランシス(のペーパーバッグ)、塩野七生の歴史小説などが好きだ」というので少し見直す。彼は私がケン・フォレットを読んでいることに驚いていた。彼も私を少し見直したのか?(笑)
彼と一緒に仕事をするとものすごく嫌な奴なんだけど(笑)、彼の周りの人が「悪い人じゃないのよ」という気持ちが少し分かった。ただちょっと強引で人の話を聞かなくて自分の話ばっかりするだけなのね(笑)。
そして直属上司のTさんも本が好きだというので「どんな本を読まれるんですか?」ときいたところ「『日本の歴史』シリーズと『世界の歴史』シリーズ」と言われて倒れそうになった。それって読書が好きって言うの?歴史が好きって言うんじゃぁ・・・。

その他、仕事に関しては某社の皆さんに高く評価して頂いてかなり嬉しかった。しかし酔ったYさんには「(ぴ)さんは気を使って何でも自分でやってしまうからこちらは楽なんだけどもっと頼んでください」と言われ(だって言っても結果が正しくなかったり納期が遅かったりするじゃんっ!私だってお任せで同じ結果が出るなら投げるわよ)、酔ったIさんには「こっちが答える前に代案を出されると、こっちもSEとしてのプライドがありますから同じ代案は出せないんですよ」と絡まれた。Tさんはいつも通りに殆ど喋らずにお酒も飲まないので「大丈夫ですかー?」と時々手を振ってご機嫌伺いをした。

まぁ、そんなこんなで、何だかよくわからない会はお開きになったのだった。切れ者Fさんとお会いするのはこれで最後かもしれないけどあまりお話ができず残念。色々お世話になりました。



2003年03月04日(火) ヒトとサルの脳の違い:遺伝子ではなくその発現パターンから

(Hotwired Japan)
肺腫瘍 胸部を開かずに切除摘出に成功 富山医薬大付属病院
人工筋肉 人間の100倍の力が出せる開発に成功 大阪の企業 (毎日新聞社)
 #バイオニック・ジェミーとか?
化学物質、放射性物質の発がん危険性、赤ちゃんは10倍
毛利さん、宇宙から深海へ 海底6500メートルに挑む(asahi.com)

* * *

整骨院。お灸を据えられた。ティーツゥリーオイルも購入。



2003年03月03日(月) 関東・北陸地方に「春一番」

「ハウス新茶」の初摘み 静岡
世界初、全日空がマイルを電子マネーへ(TBS Newsi)
エジプトのアレクサンドリア図書館で火災 (ロイター)
玉突き事故 水アメ流れ、東名一時通行止めに(毎日新聞社)
 #水アメ9トン。どれくらいの量?
04年埼玉国体で鉛散弾使えず、クレー射撃中止も
 #最近はサバゲーのBB弾も「地球に優しい」生分解性のあるものらしいよ。
お堀の外来魚捕獲作戦、大詰めに 50センチ級釣果も(asahi.com)

* * *

昨夜は気合を入れてちらし寿司、蛤のお吸い物、たらの芽のマヨネーズ合え(天麩羅を揚げる気力はなかった)など作ったので、雛祭りは終わり。桃の花は昨日よりほころんでいる(^^)

体調最悪ながら、仕事していると段々元気になる自分が嫌。これを「気合」というか「自己治癒力」というか。(いや治ってはいなくて症状抑えてるだけだけど。)

といいつつ残業はパスして帰宅。コードウェイナー・スミスの「鼠と竜のゲーム」を買い直した。(友達に貸したまま戻ってこない。)うーんやっぱり面白いなぁ。

さあ、吸入して寝よう。



2003年03月02日(日) 花粉の飛散「非常に多い」 東京地方

新宿駅と池袋駅に監視カメラ380台 市民団体が調査
イノシシ暴れ6人重軽傷、捜索し射殺 静岡
不在時、コンビニがお預かり 郵便小包や書留
ボトル型投入効いた アルミ缶、スチール缶抜き首位に(asahi.com)

* * *

念願のカルピスソーダにとうとう出会えた。「どうしてこんなものが飲みたかったんだろう」と思うかもしれないと覚悟をして飲んだが、美味しかった。カルピスウォーターより美味しいよ、やっぱり。にこにこ。

それ以外は低調な日。

頭痛と熱と吐気と咳のどこまでが花粉症の影響なのかはたまた風邪なのかは不明だが仕事があるので出社。(花粉症で鼻づまり→喉荒れで咳→扁桃腺腫れ→発熱→頭痛&吐気というルートをたどれば花粉症の影響と言える筈だ。)
最低限やることだけやって帰ろう、帰りに整骨院へ寄ろう、と思って1時半に仕事を切り上げて整骨院へ行くと日曜日は1時までだった。少し涙が出た。
折角なので美容院だけ寄った。ちょきちょき。

桃の枝と、はまぐり、ちらし寿司の材料など買って帰宅。でも気持ち悪いので料理する気にならない。困ったわね。

整骨院で「(家で)はいはいをして下さい」といわれていたのでやってみていたら、猫が新しい遊びだと思ったのか手の間を嬉しそうに走り回った。少し涙が出た。

コードウェイナー・スミス「シェイヨルという名の星(2003-024)
ハヤカワSF文庫(1994年6月初版)

「鼠と竜のゲーム」とこの本は、THE BEST OF CORDWAINER SMITH という本を2冊に分けて翻訳したものだそう。
「鼠と竜のゲーム」で覚えた in vain というフレーズがその後で英語の試験に出てきた記憶があるから・・・少なくとも・・・15年前位に読んだんだろうか。それとももっと前か。(発行は1982年。)不思議な星間旅行の方法や、猫とテレパスのチーム、古代遺跡などのモチーフの中に謎だらけの未来史が見え隠れして、とても印象的な本だった。
その本の続きを読むのにずいぶん時間がかかったが、発行自体も12年も後だから仕方ないか。

「でも、やはり全部読みましょう。」というYさんのお薦めどおり、「第81Q戦争」も読もうと思う。それで彼の少ない著作のうちで翻訳済のものが終わってしまうのだけれど。残念。

○クラウン・タウンの死婦人(ド・ジョーンの伝説が生まれるまで)
○老いた大地の底で(コンゴヘリウムのダンス、補完機構の長官)
○帰らぬク・メルのバラッド(ク・メルとジェストコーストの話)
○シェイヨルという名の星(受刑者達、ドロモゾア)



2003年03月01日(土) 縄文人は儀式で果実酒を回し飲みしていた? 新潟の遺跡

終戦後の日本、CIAが多数の工作員配置 米資料で判明
金庫室のシステム破りダイヤ127億円分盗難 ベルギー
エイズで2050年の世界人口予測下方修正、89億人に(asahi.com)

* * *

仕事に行こうと遊びの予定をどたキャンしたけど・・・具合悪くて仕事にも行けなかった。喜んだのは猫だけね。

アーシュラ・K・ル・グウィン「所有せざる人々(2003-021)
ハヤカワSF文庫(昭和61年7月初版)

しばらく持ち歩いて読んだ本。面白かった。SFの面白さは常識が非常識に変わる手腕だと思う。もちろんファンタジーでも良いのだけど。
社会主義思想についてとフェミニズムについて、社会を動かすのは理想より未知への恐怖であること、Everybody Wants To Rule The World(これについて考えるといつも淋しくなる)、などなど。SFの好きな人達は(私を含め)理想主義なのだ、たぶんみんな。
今週再読したジェイムズ・ティプトリー・Jr.の「老いたる霊長類の星への賛歌」にはル・グウィンの前書きがついている。

宮本輝「優駿(2003-022〜3)
新潮文庫(平成元年11月初版)

いや百冊本も忘れてはいませんよ、ってことで久々に。
競争馬と競馬にまつわる人生をいろいろと読む。牧場経営は大バクチだ。それに比べて競馬場で張る金額の小さいこと。(もちろん大きく張る人もいる。)
だいたい魚がいるかいないか分からない海に網をいれるのや、収穫できるか分からないのに種をまいたり、第一次産業といわれるものはかなりのリスクがある。サラブレッドを育てる場合、動く金額も大きい(らしい)。スカも多いようだ。

リスクのあるものに金を投資するのには度胸がいる。第一次産業に従事し、スローに暮らす理想みたいなものを掲げても、生活基盤は意外にぐらついているものだろう。危険のない人生なんてつまらないものだということをこの本で学ぼう。あ、それから人生には夢もないとね。


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