今日も今日とて
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2009年02月26日(木) サービス裏目

ファイルの日付を見ると、今年の1月2日に書いたもののようなんですがこれ。
今までアップしなかったということは、書き上げたものの自分で

ツマンネ ( ゚д゚)、ペッ

と思った可能性が大いにあるわけですが。

せっかく書いたのでアップすることにしました。
いつも以上にあまりにもつまらなかったら、ご自宅のちゃぶ台をひっくり返して大騒ぎしてください。


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小ネタです。


きょんがお洋服を買いに行きたいというので、出かけることに。
さて、じゃあ出かけますか!という段になって、リビングからきょんの声。

「じょりぃ、命よりも大事なもの忘れてるよー」と。


あら。
携帯がリビングのテーブルに出しっぱなしでした。
きょんがテーブルの上の携帯を手に取り、ワタシに見せております。

(・∀・)ピン!

せっかく「命より大事なもの」なんてキーワードが出てきたことですし、
これはもう、「甘い言葉サービス」のチャンスでございますよ。
ワタシは何年つきあおうと、恋人を褒める&適度に甘い言葉を伝えるというこっぱずかしいサービスは、とても大切だと思っているわけなんでありますよ。

てなわけで、しゃあしゃあと言いました。


「ワタシが命より大事なものなんて、きょんだけですよ( ^ ∀ ^ )」


決まった。
きょん、きっと、「バカじゃないのー?」かなんか言いながら、うっすらと頬を染めるに違いないですよ。
その勢いで、今日がワタシの2009年姫はじめの日になってしまうんじゃないかってくらいの決まりようですよ。

と、ひとりで悦に入っておりましたら、きょん様言いました。


「そこまで言うなら、じゃあ、この携帯折ってもいい?(・∀・)」

「え!」

「あたしのが大事なら、携帯折ってもいい?(・∀・)」


なんか理屈全然わかんないんですけど。
てか、そこ、ワタシの予定だと、うっすらと頬を染める→姫はじめ ってなるところなはずなんですけど。


「携帯折らないでほしい」<じょりぃ

「あたしと携帯どっちが大事?(・∀・)」

「今の時点では、とりあえず携帯(´∀`)」



サービスが裏目に出ました。
もちろん、姫はじめはナシです。




2009年02月18日(水) プレイ

先日のバレンタインデーにきょんから貰ったチョコレートに、オマケで子供用のお箸がついていたんです。

こんなの。


なぜチョコに箸が?とか
なぜ子供用?とか
まあ、疑問はいろいろとありますが、とにかく箸。

で、この箸なんですが。
ワタシったらもともと箸の使い方があまり上手ではない愛らしい人間ですので。
(しつけに厳しい母が、なぜこの問題は放置したのか謎)(こここそきっちりやってほしかった)
子供用の小さい箸なんて使いたいと思えないわけですよ。
ていうかヘタクソな箸使いがさらにヘタクソになってムキー!ってなっちゃうと思うんですよ。
ということで、机の上に放置してあったんですよ。

そうしましたら昨日きょんが掃除機をかけながら

「あなた、あの箸どうした?」と。
「ああ、うん」 <返事になってません。
「流しに出しておいてよ。洗うから」
「ああ、うん」
「貰ったからにはあれ、使いなさいよ?(・∀・)」 にひひひ、と意地悪く笑うきょん。
「・・・・・・」

あのチョコを欲しがったのはワタシの責任ですが、
箸がついてきたのはワタシの責任ではありません。

ちなみに「あのチョコ」。
 
子供用ってことなんですかねこのチョコ。心外です。


なんて思いながらも、机の上に箸があるのも邪魔くさいので、袋から出してキッチンに持っていくことに。

途中、掃除機をかけているきょんの横を通りましてね。

せっかく箸を持っていますし。

努力家のワタシとしましては、お箸の練習をしたいな、なんて思いまして。


箸でつまんだんですよ。
ノーブラにカットソーだけだった、きょんの乳首を。


きょん、この手のおふざけが、もう、大大大大大キライですので。
案の定

「何すんだてめー!!!」

と怒りましてね。
ワタシは速攻で「ごめんよごめんよごめんよ」と必死に謝りまして。(ならやらなけりゃいいのに・・・)

しかしきょんは許してくれず。
かけていた掃除機の吸い込み口を

ワタシの股間に思い切りあてました。
ちなみにスイッチは「強」。


ぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ 


股間から発せられるぶぼぼぼぼという音に加え、「艦長!オーバーヒートです!」と掃除機の中の人が叫びだしそうな音が掃除機からも。


「うわーーーんごめんなさいごめんなさい・゜・(ノД`)・゜・。」 ぶぼぼぼぼされながら前屈みになって謝るじょりぃ
「ごめんなさいじゃねーーーよこの変態!!!」



どっちの方が変態なのかという話ですよ。



掃除機攻撃から逃れ、キッチンに箸を置き、仕事部屋に戻ろうとくるりと振り向きましたら、まだそこには怒った顔して掃除機を構えているきょんが!
ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉとかいう、掃除機の音が、恐怖を煽るパンチの効いた効果音になってます。


「うわーーーーん怖いよーーー・゜・(ノД`)」 逃げるじょりぃ。
「怖いよーじゃねえ!」


今度は逃げるために背を向けたワタシの、尻のまん中に掃除機の吸い込み口をあてられぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ

「うわーーーんごめんなさいごめんなさい・゜・(ノД`)・゜・。」



・・・もしかして、性的なプレイとしてのサービスだったのかもしれません。(全然気持ち良くなかったですが)

みなさまもいかがですか、白昼の掃除機プレイ。
ぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ




2009年02月15日(日) バレンタインデーとかもう飽きてるから

タイトルでハナから毒づいてますが。
実際飽きてませんかみなさま。
ワタシだけですかそうですか。

とはいえ。
ワタシもサービス精神は旺盛な方ですから。
きょんはホワイトデーよりもバレンタインデーに売られるお菓子の方がスキなもんで、少し前にバレンタインデーを盛り上げるべく、以下のような打診をしてみたりしたんです。
「世間では姑息なお菓子メーカーどもが逆チョコとかわめいてるから、今年から逆にする? あなたバレンタインデーの方が心躍っているでしょ?」とか
「ふたりともバレンタインデーにプレゼント交換、とかのがイマドキっぽくてシャレてない?」とか。

が、きょんは
「あたしは今までどおりがいいな。2月と3月で2回楽しみができるし(・∀・)」
ってことだったので、今年も通常通り、ワタシがバレンタインデーに貰う役だったわけですが。

わけですが。


昨日、2月14日バレンタインデーは、ワタシを放ってきょんが憧れのS先生の講演を聴きに朝早くから出かける日でありました。
まあ、前々回の日記に書きましたとおり、ワタシへのバレンタインイベントは12日に前倒しでこなしてくれていたわけですがー。

14日の朝、ワタシが起きたときにはもうきょんの姿はなく。
学会が始まる時間がけっこう早かったらしく。
それでも帰りは夜になるんだろうな、と思っていたら、予想外に早く帰ってきまして、3時ちょい過ぎには「ただいまー」と。

「おかえりー」

と出迎えてみたところ。


まあ!


「その服、初めて見た!」と、驚愕するワタシ。
「うふふ。今日のために買っちゃったの☆」ときょん。

どうやら、S先生に会うために、いつの間にか服を買っていたようです。

「そうなんだー。それ、すごくかわいいよ!似合ってる!」

大絶賛するワタシ。ホントかわいかったんです。  服が。

「えー?ありがとうー(*´∀`*)
 一昨日、S先生に渡すチョコレート買いに出かけてさー。ついでに買っちゃった☆」ときょん。
「え! S先生にわざわざチョコレート買ったの? バレンタイン用?」
あたりまえでしょー。せっかくバレンタインデーに会えるんですものー」
「ワタシに作ってくれたアレをあげればいいじゃない」
「だってあなた、腹痛起こしてたし・・・」

人体実験か。

「なるほど。(納得) で、S先生と話せたの?」
「うん! 講演のあと時間が空いてたらしくて、喫茶店で一緒にお茶できたんだよー(*´∀`*)」
「それはよかったねー。じゃあゆっくり話せたね」
「うん」
「チョコも渡せた?」
「うん」
「楽しかった?」
「うん(*・∀・*)+*+*キラキラキラ」
「じゃあよかったねぇ」


新しい服もオサレで似合ってましたし、メイクもキレイにできていましたし、その甲斐があったようで何よりであります。
よかったよかった。
暗い顔して帰ってこられたりすると、ワタシもそのあと慰めたりするのがめんどくさくて困っちゃいますからね。

きょんにはハッピーバレンタインで何よりでした。
ええと、
ワタシの出番はありませんでしたが・・・。


いいのもうバレンタインデーとか飽きてるから・・・(´∀`)
チョコもらったってうれしくないしね・・・(´ω`)
太っちゃうし・・・( - ω - )



なんて具合に仕事を終え、部屋でちまちまネットチェックなんてしておりましたら、きょんが部屋に入ってきまして。


「はい。これー。バレンタイン」と。



 これ。


「うわーーーっ。 これ、買っておいてくれたの?(*・∀・*)」
「うん。 うれしい?」
「うれしい ヽ(*´∀`*)ノ」 <チョコもらったってうれしくないしねってゆった人

二週間ほど前に、一緒にバレンタイン特設売場を歩いているときに、ワタシが唯一欲しがっていたのが、このチョコレートだったのであります。
ワタシはマーブルチョコが、子どもの頃からスキでしてねえ。
しかもこの大きさ。ワクワクするではありませんか。

「じょりぃ、自分でこれ欲しがってたの、覚えてる?」ときょん。
「覚えてるよー」
「よかった。それ忘れてて、『またこんなくだらないもん買いやがって』とか思われたらどうしようかと心配だった」

『こんなくだらないもん』を欲しがったワタシの立場はさておき、ワタシの日頃の健忘ぶりとたいした態度ぶりが推し量れるきょんのこのセリフに、少々反省。

ちなみにマーブルチョコは大粒でした。

 でかくて固くて歯が折れそうです


ワタシとしては、いつもどおりの大きさでたくさん入っているほうがうれしかったんですが。食べづらいしこれ。
でもうれしいです。
ワタシ、チョコレートって、外国のオサレで高級なものとか「なんとかっつーパティシエの作ったほにゃほにゃ」とかよりも、明治製菓のチョコレートがいちばん好きなんですよねー。
明治製菓さん、褒めたので何かください。


「S先生にもこれあげたの?」とワタシ。
「あげるわけないでしょこんなの! ちゃんと大人向けの良いーヤツにしたよ」

あっそ(°▽°)


その後、プレゼントもしっかりいただきました。
こちらもワタシのツボをついたうれしいものでした。


ワタシの出番はありませんでしたが・・・。 のところでバレンタインデーが終わったほうが、ネタ的にはおもしろかったんですけどねえ。
まあとにかく、総じてハッピーなバレンタインデーでありました。ありがたいことであります。

お返しにワタシもホワイトデーには、まず2日前に腹痛を起こすようなお菓子を手作りしてさしあげ、
当日は他の女の子と浮かれてデートして帰ってきた後に、きょんへご奉仕させていただこうと思います。 <性格悪い



2009年02月13日(金) だからワタシは嫌われる

昨日に引き続き、「日記を短くする試みとしてせっかく4コマ描いたのでアップしてみます」企画です。

おかげさまで、ナナから映画に行ける日の連絡が来ました。
「13日の金曜日ならいいよ」ということで、昨日12日はワタシ、映画デートに向けて、まゆげを始め顔のムダ毛のお手入れをいたしましてね。
せっかくの13日の金曜日ですから、ジェイソンマスクのようなツルツルの白いお肌になれますように☆って思うじゃないですか。

 こんな?


・・・けっこうキメが荒いのね・・・血とか出てるし・・・。
あかぎれっぽいっつーか。 掃除洗濯のしすぎかしら。顔面で。
でもこのトータルな体型、ちょっと他人とは思えないような。

ま、まあ、とにかく。
シワとかたるみとかは、付け焼き刃ではどうにもなりませんが、ムダ毛処理くらいなら前日でも間に合いますからね!
デートの前日は、ちまちまと顔のお手入れをするわけですよ。


というワタシのいつものパターンが、以下のヘタクソ4コマです。



(※4コマ画像、削除しました(´∀`))



ちなみに、ホントは1コマ目のように自分うっとりはしません。ホントホント。<これを書くと一気にウソっぽくなりますが、ウソじゃないですよ!
最近鏡を見るのがホントにイヤ(´д`)昔は鏡大好きナルシストじょりぃだったのに。
でもまあ、お手入れした後はいつもよりキレイなので、プチうっとりというか、ホッとはいたしますが。

そしてワタシにとってはウレシイことに、ワタシのこの『陰湿☆性悪★顔チェック」に、ナナが引っかかることはなく今まで来ております。
なかなか立派だと思います、ナナ。


とまあ、こんな具合にですね。


ワタシの顔がなっていないときは大目に見てほしい。
しかし、自分が準備万端(のつもり)のときは他人に厳しくチェックする。


だからワタシは嫌われる。



うん。
やっぱり短く済みますね( ^ ∀ ^ )



2009年02月12日(木) 文章を短くしてみる試み

ワタシのテキストって長いじゃないですか。
無駄に。

で、考えてみたわけですよ。
どうしたら短くなるものか。
考えてみたら、ワタシのテキストって、中味はマンガじゃないですか。
マンガっぽいものを文章にしようとするから、描写がちまちまするんだと思うんですよ。

ならばいっそ、マンガにしてみたら文字が少なくて済むんじゃないか。

とまあ、そう考えたわけですよ。
ワタシもうんうん唸って文章考えたり、タイプミスにあわあわしながら長いテキスト打たなくて済みますし。
読む方も書く方も時間を節約できるかもしれないと。

というわけで、やってみました。
絵が下手だとか適当すぎるとかはさておいてください。
要は時間。
時間との勝負です。
だから4コマ。
そもそもワタシのテキストって、4コママンガ仕様だと思います。
それをあそこまで長くすること自体、どうかしてます。


では、お目汚し失礼いたします。




(※4コマ画像、削除しました(´∀`))




バレンタインデー当日は、きょん、憧れのS先生に会いに行っちゃうそうです。


ちなみに、今日、そのチョコを食べたのですが。


胃痛と吐き気にうなされることになりました。


量が多いんだもん・・・きょん、いつになったらそのへん覚えてくれるのかしら・・・。

きょんは「あたしの作ったチョコのせいで具合悪くなっちゃったのかな(´;ω;)」と、
ものすごく気にしてしょんぼりしちゃいまして。
本当に悪いことをしました。ごめんよきょん。
でも、あなたのチョコのせいで具合が悪くなったのは確かだと思うの。

1時間ほど苦しんだ後に、胃薬飲んだら治りました。

14日は憧れのS先生の講演会に出席できるので、きょんはそれでもゴキゲンです。


うわ。短い。もう終わった。
これは読んでくださるかたにはラクチンそうです。


が。


マンガにするの、長いテキスト書くくらい時間がかかったような・・・。
ペンで描くまでは早かった。ぶっつけで描いてますし。なにしろ適当ですし。
この次描くことがあるとしたら、きょんの顔もワタシの顔も同じに描けない気がするくらい、適当。

しかし、色を塗ったりアップ用のデータにしたりするのがめんどくさい。時間かかる。

というわけで、もうやらない気がします ァ'`,、('∀`)

でも、もいっこ描いちゃってあるので、それは明日アップします。
もういらん、とか言われても描いたのでアップします。


マンガに書いてあるワタシの字が読めない人は、遠慮せずに申し出てくださいませ( ´_ゝ`)




2009年02月07日(土) エホー・マキ

カタカナで書くとお笑いマジシャンの名前のようですが。
言いたいところは恵方巻きです。
節分の日に食べる、アレです。
最近になってやけにみなさんが召し上がる、アレです。

ちなみにワタシはあまり縁起を担がない、かわいげのない娘ですので、食べたことがありません。

さて。
2月2日の夜のこと。
きょんが「今日の夕飯、○○のお寿司が食べたい」と言い出しまして。

○○というのは、きょんの実家近くにある、持ち帰り寿司のお店です。
ワタシは行ったことないし、食べたこともなかったのですが。
「とにかく安いんだよねー。味はまあ、そこそこって感じだけど、まずくはないよ」ときょんが言うので、
不景気貧乏なワタシとしては「安いとは素晴らしいことだ!」と同意し、きょんとお寿司を買いに出かけました。

お店はご夫婦で経営しているらしく、人件費がかからないせいなのか、ホントに安い。
「こ、こんな安くて食えるのか・・・?」と不安になりましたが、コストを抑える仕入れの仕方してー、人件費かからないとしてー、たぶんここテナント料とかいらなそうだからー、ふむ、ギリギリやっていけるのかなと、わからないなりに原価を試算してちょっと安心してみたりして。
(食べてみたら、確かにそこそこだけど、この値段でこの味なら十分満足!という感想でした)

奥様が注文を聞いてくださいましてね。
ちょっときれいめで、控えめな感じで、かといって暗いわけではなく。
よーするに、感じの良い奥様。年はワタシたちくらいですかねえ。
奥様が小綺麗で感じがよかったので、ついつい追加注文なんかしてみちゃうお調子者じょりぃ。

お寿司ができるのを待っている間、奥様がお茶をいれてくださり。
いただきます。ずずー。
お客はこのとき、きょんとワタシだけでした。

椅子に座って、お寿司について語り合っておりましたら、ふと目に入った「節分に恵方巻きいかがですか?」めいた貼り紙。
なんだか具もゴージャスです。

せっかく目についたので、恵方巻きの具についてあれこれ話しておりましたら、奥様が

「よろしかったらどうぞー。縁起ものですし。おいしいですよ。明日なので急なオススメでスミマセンが」とにっこり。

(*´∀`*)てれ〜〜ん


「恵方巻きか! なんか食べたくなったな!」 お調子者じょりぃ。

別にホントは特に食べたくなかったんですが、奥様の気を引きたかったんですよ。

「え?! 食べたいの?恵方巻き?」

日頃のワタシを知っているきょん、驚愕。

まあ、奥様が小綺麗ということもありましたが、ご夫婦でがんばっている小さなお店ですから。
なんかこう、ささやかでも貢献したくなってしまったんですよ。同じあきんどとして。

「うむ。何事もチャレンジである」とワタシ。
「・・・今日もお寿司で明日もお寿司、でいいのあなた」

日頃ワタシがそーゆーところに細かいですからね。
きょんとしては当然の心配。

「あなた、イヤ?」とワタシ。
「あたしはそういうの気にしないから」

「何か食べるのに、お作法があるんですよね?」とワタシ。奥様に。
「ええ。吉の方角が決まってるので、そちらを向いて食べるんですよ。今年は東北東ですね」
「ああ、そうでしたそうでした。・・・は!」あることを思い出したじょりぃ。

「確か、食べてる間は喋っちゃいけない、とか、苦行のようなルールがありませんでしたっけ?」とワタシ。

「あ、そうなんですよね」と奥様。

「・・・なんかそれって、さびしい食事風景じゃないか・・・(´・ω・`)」とワタシ。
「食べてる間だけでしょー」ときょん。
「でも・・・大きいよ、恵方巻き、ほら。・・・時間かかるよ、食べるのに・・・」

ホント、でかいの。
具だくさんなの。

「あんた、意気地がねぇからなぁ(´д`)」ときょん。
「いや、喋らずにいるのはガマンできると思うのよ。気が急いてちょっとイヤだけど。
 でもそれはがんばれる。無言の食事さびしいけど、ガマンできる」
「じゃあ何」
「喋っちゃいけない!って思いながら食べると、絶対ワタシたち、逆に大笑いになるよ」

『笑ってはいけないシリーズ』のようになるのは、火を見るより明らかです。
喋っちゃいけない!と思えば思うほど、なんかもう、絶対笑いが止まらなくなりますよ!

「あ。 それは確かにあるかも」ときょん。

ここでくるりと奥様を振り返り、質問じょりぃ。

「笑うのはアリですかナシですか」 <マジメに聞いてます(縁起担がないくせに・・・)

「ええと・・・喋らなければいいんですから、ちょっと笑うくらいなら・・・七福神様もみんな笑ってますし・・・」と奥様。
「ちょっとじゃ済まないと思うんですよ。大笑いです。バカ笑いです。米粒飛んじゃうかもしれないくらいです」
「・・・ど、どうでしょう・・・(・∀・;)」

ここできょんと、「お互いそっぽ向いて食べればいいのでは?」「でもそれじゃ、どっちかが東北東向けなくなるじゃん!」などと話し合いまして。
でもルール通りふたりで並んで一方向を向いてもぐもぐむしゃむしゃ無言で食べていれば、こりゃ大笑いは必至だよねと。

そんな、笑わなくても食べられるでしょー、とお思いかもしれませんが。
もう、一度、「こりゃ笑っちゃうよね」と思ってしまったら最後、「笑っちゃう」と思ったことがおかしくて笑っちゃうと思うんですよ。
笑わずに食べていられたとしても、今度は笑わずに食べられているという事実がおかしくてやっぱり大笑いしちゃうと思うんですよ。
ワタシなんてもう、その場を想像してこれ書いてるだけで笑っちゃってますからね。
みんなはどうやって食べてるのかな! 笑うのはアリなのかな! などと話しておりましたら、奥様が言いました。


「あ!じゃあ、別々の部屋で食べればいいんじゃないですか?(*・∀・*)」 <ナイスアイデーア私!みたいな顔


それってそもそもの「黙って食べるとさびしいよ」という問題がまったくクリアされていないばかりか、さびしさもひとしおな食事風景だと思うのですが、
そのときは「おお!その手があったか!」と、その話に乗りまして。

「いいですね! 別々の部屋で!」
「別々の部屋・・・で・・・わはははははははははは」
「別々の部屋で同じ方向を向いて無言でわはははははははは」
「隣の部屋で、あなたがもくもくとマジメに寿司食ってるのかと思うとわははははははは」
「こりゃ笑いが止まらんわはははははははははははははは」
「あははははははは」<奥様もつられ笑い


ふう。
笑った笑ったと。

と、落ち着いたところで、もう一度奥様に確認。


「あの・・・笑うのは大目に見るってことにしていただければ予約できるんですけど・・・」とじょりぃ。

「それは・・・そのせいで何かあったら申し訳ないので、私が大目に見るわけには・・・」とマジメな奥様。


結局大騒ぎするだけして、予約しないで帰ってきてしまいました。
ささやかでも貢献したいとか言ってたくせに、まるっきり冷やかしのようです。
小綺麗な奥様に嫌われてしまったかもナ・・・(´-ω-`)ガッカリ...


みなさまは、どんなすました顔をなさって、エホー・マキ、召し上がってらっしゃるのでしょうか。
無言で平らげるの、気持ちが焦りませんか?

来年の節分までに、上手な恵方巻きの食べ方、ワタシに教えてくださいませ。



じょりぃ |HomePage