ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年07月31日(火) 病気の原因

とあるサイトで、精神状態と疾患の相対関係を、説明していた。

なかなか、説得力の有るものでした。

面白かったのが、〔人の心を嗅ぐ人は、鼻の病気になる〕ってとこ。

おいら、生まれつきアレルギー性鼻炎なんだ。

そして、いつも人の心を読もうとしている。

当ってるな〜(-_-;)


巷で、よく言われるのに、〔近くに噂話ばっかりする人が居ると、難聴になる〕

ってーの。。。

きっと、無意識のうちに、ストレスから心を守ろうとするんですね。

〔けち、出し惜しみは、便秘の元になる〕

これは、そのまんまで、可笑しいな。

自分の物は、舌でも出さないってー言葉が有るけど、自分の物は、ウ●コも

出したくないってー論理かなあ?

キタネッ!

その他にも、目の疾患、皮膚の疾患などについて、細かく説明されていた。


おいらの体の弱い部分を、それに当てはめていくと、とんでもない嫌ーなヤツに

なってしまったぞ。

なんか、友達にはしたくない人種!

心の狭い、自己中らしい・・・

おいらは、自分が世間から、必要とされていないと感じている。

その反面、自分が大好きだったりする。

自分が消えても、誰も困らないと思う。

その反面、何か足跡を残してから、消えようなんて思う。


矛盾だらけだ。。。






2001年07月30日(月) 職業体験パート2

クツ修理の仕事をしてたことがありました。

今時分の季節は、クツ蒸れ蒸れです!!

おじさんが、やって来る。

代えのサンダルを渡すと、今履いているクツをカウンターに置く。


むれむれ〜〜ξξ 

納豆〜〜ξξ 

ほっかほか〜ξξ


おいらも初めの内は、恐怖に慄きましたサ!

でも、慣れとは恐ろしい物ですねえ。

な〜んとも思わず、クツの奥深くまで、手を突っ込みます。

そして、グラインダーで、ガァーガァー削る。


約20分後、仕上がった物をおじさんに手渡す。

「なかなか綺麗に仕上げたな〜。」(^。^)

おじさんのお褒めの言葉に、職人気質のおいらは、ご満悦。。。


職業って、ある種の感覚を研ぎ澄ませると同時に、ある種の感覚を麻痺させる

事でもあるのだな〜 と、思うのであります。



2001年07月28日(土) いっけね!

自分でキリ番、踏んじゃた。

なんだかスイマソンな気分・・・・・・



2001年07月27日(金) 二十歳の誕生日に。。。

みなさんは、二十歳の誕生日に、何かお祝いしましたか?

いくぶん、特別な心持ちで向えたのでは・・・


この話は、おいらの人生の汚点、ワーストスリーに入るものなのだ。

それを、わざわざ書き曝すのは、おいらが露出狂だからかもしれない。


今から約十三年前のこと・・・・・

おいらは、万引きして捕まっていたのです。


(>_<)ドーン!ξζ


スーパーで菓子パンを五個取ろうとして。


(>_<)ドーーン!!ξζ


なぜかし〜ら・・・

蝉がうるさかったからでも、あの日だったからでもないの。

つまりそのぅ〜〜

当時おいらは、鬱真っ盛りで、過食症で、貧乏人の三重苦だったから。

笑うがいいさっ!

みんな笑ってくれっ!!

。。。やーい、おバカ! こ●き! 人間の屑! みっともね〜! 



(T_T)その辺でご勘弁を。


もう二度と致しません。

ほんと、あの時はどうかしてた。

自分が自分で無いような・・・


チカンの言い分けみたいだ。

今は心強い`おくすり´のお陰で、犯罪とは縁の無い生活を送っています。

薬が切れても、極度の引き篭らーと化すだけです。

θ θ θ θ θ θ θ θ θ θ θ …

薬は凄い!

薬は強い!

依存依存依存依存依存依存依存依存依存…


困ったなぁ。。。



2001年07月26日(木) 毒を吐くぞー。

  以前にも書いたけど、おいらが高3の頃、母は家を出ていった。

その時、「子供みんな出してるから。おまえもわたしを助けるために、

お金だしなさい。」

訳の解からん理屈で、強制的においらの貯金を持っていった。(五万円)

もちろん、今だ帰ってきていない。

キツイ肉体労働で貯めた、当時としては大金!

先日、上の姉と長電話した時、ふとその話をした。

姉は、驚いていた。「えっ? そんな事言われなかったし、出してないよ!」


・・・・・・(・n・;)

おいらは、騙されていたらしい。


両親の離婚が成立する少し前に、母のアパートを訪ねた。

和室の中は、ローンで買ったというハデなスーツで一杯だった。

「お金、返して。」

おいらは、思いきって切り出す。

「うそ! とっくに返したわよ!」

すっ呆けられた。

しまいには、逆ギレ。

「みんな、もうヤダヤダ! 帰って! わたしはもう、あんたの母親じゃないん

だから!」



・・・・・・この女は病んでいる。

そう思いました。


一番最近に会ったときは、

「もし、旦那(再婚相手)が死んだら、法律上あんたにも相続権が発生するけど、

放棄するようになってるからね。」



(ーー;


久方ぶりに、話があるってから、何だろう?と思ったら、また金の話か・・・

それから、おいらの知ったこっちゃ無い、あちらの家族ネタをペラペラ

喋りつづけ・・・

自分の体調が、すぐれないような事をほのめかして、帰っていった。

いつもながら、何だったんだ???な後味!


  



2001年07月25日(水) レンタル姉さん

その昔、ホンジャマカのコントで、『レンタル父さん』みたいなのが有った。

いわゆる出張ホステスのパロディーなんだけど、超おもろかった。

星一徹みたいな親父を演じつつ、どこか弱気な偽父さん・・・

「チェンジですか?(汗)」

「いえ! 今の感じ良かったです。」

「じゃ〜、ちゃぶ台ひっくり返すとこからもう一度・・・」

こんな会話っだったと思います。


おいらだったら、レンタル姉さんがいいな〜。

本物の姉ちゃんは、ふたり居るけど、理想とかけ離れてるからな。(-_-メ)

すんごく、気ぃ〜使うんだよなあ。。。

↑こっちがね。


そうだな〜・・・どんなのがいいかな〜 

ふっ(-_-)

特に、何をするわけでなく、普通に存在してくれたら嬉しいな。

普通ってのは、人格障害的な行動を、しないって事だ。

ホント、ただぼ〜っと居てくれるだけで好いんだよ。ぼ〜っとね。

次は何をしでかすか?! などとひやひや神経すり減らさなくて良い

安定した人物なら、別に美醜は問わないのさ。

出来たら、家の中の公共スペースを、散らかさないのがいいな。

あの人、ひどいんだもの。。。(涙)

居間、台所、洗面所、廊下、etc

なんかね、幼児退行してるって、アピールしてる感じなの。

食べ散らかす、飲み散らかす、やり放題!!

まあね、もう病院に戻っちゃったからいいんだけど。

すぐに出てくるのは、目に見えてるしな。


おいらって、すんご〜く家族に恵まれれていない気がするの。。。

人様ん家と比べても、意味無いとは解っているんだけど、

もう、ひとりひとりが、クセ者ばかりで疲れるぞ!!



ふぅ・・・

何時の間にかグチっぽくなてしまった。



2001年07月24日(火) 昨日の続き2

そんな感じで、先生の気に入るような物を、提出しないといけない

世界に嫌気がさすと同時に、コツを覚え始めた。

読書感想文、日記、夏休みの工作、班の日誌、etc

先生の思っている‘子供 を演じれば良いのだ・・・


おいらは、一生懸命おりこうさんを演じ続けた。

(これも、中2あたりでギブアップしたけど。)


「読書の時間」てのも、たまにあった。

みんなたいてい、学級文庫の歴史まんがや、伝記物を読む。

おいらは、読書っ子だったから、自前のを読んでいた。

例によって、先生の見回り・・・


「どれどれ、ヒロ君は何かな〜?」

「これは、2001年宇宙の旅です。」




(゚-゚)?

(-.-;

(・_・)ヾ


「そ・・・う・・・ずいぶん難しそうなの読んでるのねえ!」


言葉の内容とは裏腹なニュアンスで、嫌味を言い放つと先生は、あさっての方へ、

歩き出した。

。。。あ、そっちには、『オリエント急行殺人事件』を読んでいる

   親友のT君が。。。


しらんよ〜〜

あんたの価値観が崩れたって、

わしらのせいじゃないもんね! とか思いました。


まあ、いろいろあって、学校って所が嫌いだったのだ。

コドモなんて、こんなもんでしょ〜 的な空気が、恣意的でうざかった。

周りのレベルに、無理やり合わせないと、変な目で見られちゃう。


こんな事を書いているおいらは、実おバカさんである。

人の顔を判別する能力が、著しく劣っていたため、中学校の時、

運動会をばっくれてしまった。

つまり、いろいろな整列パターンを覚えられなかったのだ。


競技ごとに、違う整列をさせられた。


【人の顔】で苦労したのはそれだけじゃない・・・・・・

芸能人、学校の先生、クラスの女子など、名前と顔を把握してないので、

友達との会話が続かない。


専門校の最初の課題が、自画像だった。

とうとう、描けなかった。

なぜでしょう?

今も、人形を創ると、のっぺら坊になってしまう。






2001年07月23日(月) 昨日の続き・・・

そして、小学校の話。

よく写生大会があった。

図画工作しか、能の無いおいらにとって、それは、

   【超!Myイベント】

ふふふ。。。教室の後ろの壁に張り出されるわ〜 (#^_^#)



その日は、学校のそばの新興住宅地で、働く大工さんをテーマに描かされた。

おいらの家は、工務店の隣りだったので、大工さんは見飽きていた。

・・・ので、軸組み工法をスケッチすることにした。

ほぼ仕上がった頃、先生が見まわりにやって来た。

「あらぁ〜〜? ヒロくん〜、だめじゃないの。おじさん達小さすぎ!

 もっと元気にど〜んと描かなくっちゃ!」


有無を言わさず、画用紙を裏返された。

「描き直しね!」



(゚-゚)?

(-_-;)

(-_-メ)ξξ


なんたるファシズム・・・・・・

ど〜せ子供は、正確なパースどりで、建築物をデッサンする必要ないんだろ・・・

画用紙からはみ出そうな勢いの、汗水垂らしたおっさん達を、期待してんだろ・・

遠近法も、人体デッサンも、彩色も、めちゃくちゃなのが子供らしくて

のびのびしてて、先生大満足!なんざましょ。

・・・・・

ああ、やだやだ←過ぎた事だけど

学校の表現教育って、なんだろな。


     〜明日へ続く〜




2001年07月22日(日) 子供の頃の記憶

幼稚園は、つまらなかった。

おいらは、ガキ、特に坊主どもの行動様式に、着いていけなかった。

がさつで、頭悪そうで、主体性の無い単細胞に見えた。

そんな偉そうな事思ってるおいらも、おもらししたり、うん●もらしたり、

なかなかの幼児っぷりだった。



一見クールな(どこが?)ヒロ君にも、友達ができた。

W君は、いたって無口。

と言うより、彼が喋ったところを見た記憶が無い。

うなずく、いやいやをする、の動作だけで、なんとかコミュニケーションを

とていたのかな?



近所に、よく遊んでくれるお兄ちゃんがいた。

O君は、お金持ちの長男だ。

彼の家は、立派なのにジャングル状態だった。

鶏、がちょう、鯉、かめ、カエル、小鳥、昆虫・・・

ξξ 一種独特な香りの漂う世界。ξξ

ある日のこと、おいらはなにげに言った。

「あのさ、O君ちって、汚いね!」

O君は、すかさず答える。

「いいじゃん! 自然で!」




2001年07月21日(土) 外泊デー

さっき、下の姉が帰ってきた。

都内のこころの病院から・・・・・・



ハッキリ言って、苦手。。。

と言うか、嫌いな人種なんだよな〜。



自己愛のかたまりみたいな女!

コントロール欲求の煮凝りみたいな女!

甘ったれ、ナル、幼稚、まねっこ。


ふう・・・

疲れるから、関わらない様にしよう。

気配だけで、こっちの気分が乱されてしまう。


こころの病にかかってる人が、みんな繊細で人への配慮に、

気を使いすぎるタイプとは、限らない。←当然か?

自分と他人の境界線が、まるで解っていない人種も多い。

果てしなく自己愛に、浸ってしまう人がいる。

そんな人間に絡み取られたら、お終いである!

みなさん! 気をつけましょう!

自分の事ばかり、遠い目をして話すタイプには、近づかないよう!

人の気を引くためなら、なんだってやるやつには。

TVや本に影響されて、やたら精神学用語をならべ、

初対面の人にまで、手首の傷を見せて回るようなやつには、

関わってはいけませんよ。

同情しても、使い捨てにされるのが、落ちだよ!

独りがこわ〜いの、、、

なんてセリフに惑わされない様にしましょうね。

可哀想な《ワタシ》を映す鏡として、利用されてしまいます。

あくまで、鏡なんです!

便利な道具なんです!

飽きたら捨てられちゃいます。

そうなったら、立ち直れないかも知れないんですよ!

そこの親切なアナタ! よ〜っく覚えといてね!!



2001年07月20日(金) 〜Short story〜

    『なっちゃんの秘密2』


S「あと五分だ。」

O「今日は、ちゃんと割り勘な。」

K「オレが、払ってくる。」

S「ふう、あちいあちい〜」


===============================


O「あのさ・・・さっきの事なんだけど。」

K「ん?」

O「だから、あのコの事。」

K「なっちゃん? やっぱ、むかついた?」

S「あーゆーコって知ってて連れて来たのか?」

O「内心、切れたぞ!」

K「ああ・・・ただものじゃないね、あれは。」

S「なにもんよ!」

K「オレもそんなに知ってねえ。」

O「いくら可愛くても許さんぞ!」

K「まあな・・・」

S「可愛かったよな〜、黙ってれば。」

K「来ないでしょ、もう。」

S「え? 来ないの?」

O「フツー来ないだろ、あんな感じで帰っちゃったし。」

K「まあ、今日のことは忘れて下さい! オレが悪かった。」

O「やっぱ、女は問題の種だね。」


===================================


      翌週、スタジオにて



S「Tの野郎! また遅刻か?!」

O「違う女連れて来たりして・・・・ハハハ!」

   ギィ〜 バタン!

N「ちわ〜っす! な・つ・こ・っで〜す!」

K「よう! なっちゃんメンバー入りっつーことでヨロシク!」

N「マイギター、マイギター、ぞうさん買っちゃった!」

S「・・・・・・・」

O「・・・・・・・」

               



2001年07月18日(水) 〜Short story〜

    『なっちゃんの秘密』


「Kのやつ遅いぃ!」

「もう、オレ達だけで練習してようよ。」

「そだね、来てもどうせ詩書いてないんだろうから。」



    〜〜ンベベ、ンベベ♪

    〜〜タタドタ、!タタドド♪ 


「なぁ〜んかだりくね?」

「なにが?」

「だから・・・女の子いれようよー。」

「それはさ、いろいろ問題の種になるからって。」

「んじゃ〜、すっげえブスにすれば?」

「意味無いじゃん!」

「あ、K来たよ!」


「わりいわりい、時空のひずみに・・・」

「ばーか。」

「んで、その娘(こ)、だれさん?」

「ん〜と。。。。。。。」

「Kの彼女?」

「ちがうよ、オレの友達の妹の後輩。」

「はじめまして〜! なつこでっすぅー!。」

「ども。」

「はぁ。」

「なんかね、見学したいってーから。かまわないよな?」

「どうぞどうぞ。」

「ぜんぜん。」


  〜〜んべんべ、んべんべ♪

  〜〜どどたん、どどたん♪


「あー! 初めにいっとくけどー、なっちゃんには、彼氏いるからね。」

  なんだ。。。いるのか。。。

  あれ? また目、あっちゃった。。。

「それとー! なっちゃんの親父さんて県警の所長さんだからね。」

  なんだと?

  また見てる? オレの事好きなのかな?

「あのおーー・・・」




「なに?」

「さっきから気になってたんですけどお〜。」

「うん・・・」

「このバンドって、プロ目指してるとかなんですか?」

「・・・いちお。」



「あのぉ〜、リフがまるでかみ合ってないしぃ〜、バスドラもたってるしぃ〜。」

    ????????

「わたしって、楽器いじれない人だけど〜、ず〜っと洋楽とか聴いてて・・・」

「上手いバンドって聞いてたから期待してきたんだけどぉ〜・・・」

「帰る!!」



   〜〜んべんべ、ンベンベ♪

   〜〜ドドタン、ドドタン♪
  
   〜〜ソレイユーー! のわーーる! キミの瞳ぃーー!!



2001年07月17日(火) イライラするからってねえ・・・

先日、クリニックでの事・・・

いつもより、だいぶ混んでいた。

自分の診察が終わり、久しぶりの○×アンケートを記入しようとした。

気持ちをフラットにするため、しばし深呼吸・・・

そんな矢先、患者のおっさんが、やおらクレームる。

「おれの順番まだかよ! 一時間もいるんだゾ! あとどれだけ掛かるんだ?」

受付の一番たおやかな女性に、ねちねち毒づいている。

↑おいら、ちょっと好き(#’ゝ’#)

カウンターのまん前に、でんん!と座り、大また広げて貧乏ゆすり。




なんでしょうね〜

いい大人が、恥ずかしくないのでしょうか?



おいらは、ぐぅぅ〜〜っと両目を閉じ、うつむいてしまった。

タキオンの飛び交う頭蓋を鎮めようと、懸命に環境ビデオなイメージを掘り起こす



一人のエゴ丸出しによって、待合室の空気が、いっぺんに腐ってしまった。

ところで、そのおっさんのオーラは、おいらの身近な人間と、

そっくりだったのだ。

自分のなかに、その人のDNAが半分入ってると思うだけで、ダークになる・・・

世の中には、客と言う立場を、【特権階級】と、勘違いしている輩がいる。

要求を何でも押し付ける・・・

その場の気分で、いい加減な約束やうんちくを垂れ流す・・・

店員、受け付けも、対等な人間なんだという基本的なことを、忘れている・・・



自分にプライドを持っている人間は、他人に対して謙虚になれる。

自分にコンプレックスを抱えている人間は、他人に卑屈になるか、

尊大な接し方をしてしまう。

人間関係の摩擦って、案外シンプルな問題かもしれないな。

でも、みんながみんな、自分を映す鏡を持っている訳ではない。

自己中は、一生治らないもんだと、いろんなサンプルを観察していて

思うようになった。(自己ディフォルメして行く方が多い。)



帰りの電車の中で、ふとある映像が、フラッシュバックする。

アンケート用のボールペンを、あのおっさんの首筋に、

えいやあ!!   と突き立てる。

おっさんは、おいらの顔の前で、両手をネコみたくしゃかしゃか動かしながら、

しだいに赤くなり、青くなり、動かなくなる・・・・・・


受けつけのおねえさんは、おろおろしながらも、心なしか微笑む。



ああぁぁぁぁっーーー!!!

湿度のせいで、基地街の一歩手前まで遠足か?

有刺鉄線の付いたフェンスのあっちには、精神の開放と戻れない杜が

待ちうけてる。






2001年07月13日(金) 〜Short story〜


     『赤いくつ』


「止ったら爆発するわよ!」

。。。おいらは、なぜか三日三晩おどり続けている。

「あたいのヒールん中には、小型TNT爆弾がしこまれているのよ、本当よ!」

。。。この状況は、いつか読んだ童話と似ている。

「ほ〜ら、、次は三角ステップ&てのひらキラキラよ!」

。。。くそぅ、ぼろいパンプスの分際でおいらを操りやがって。

(汗)ぜえ、ぜえ・・・

「ぶつくさ言ってないで、まじめに踊りなさいな!」

。。。どっかに親切な木こりさんは居ませんかぁ〜

「はいはい、、次ぃー! おはっス、おはっス、腰ふって!!」

。。。なんたる屈辱。。。そもそもこんな物が夜道に落ちてるからいけないのだ。

ついうっかり履いてみちゃったおいらが、バカだったよ。

「は〜い、温まってきたとこで創作ダーンス! お題は【台風】ね!」

おいおい。。。たいふうて。。。

「センス無いのねえ、ただグルグル回ってるだけじゃ〜ない!」

ぜえぜえ ヽ(*X*)ノ んなこと言われても。

「まあ良いわ、 次のお題は【雷】ね!」

こっ、こんなかんじかな、 ぜえ、ぜえ!

「あれまあ、それじゃ食当りのウミウシねえ。」

。。。もうあかん。。。眠いし。。。足痛い〜     ドテッ



「爆発まで10秒よ。」

くつが。。。脱げない。。。

「9、8、7、6、」

。。。どこかに解除スイッチが有る筈!

「3、2、」

このリボンを廻すのか? うおぉぉぉぉぉぉーーーー!!!

 





・・・・・・おや?  止った?

「苦しめてごめんなさい。あたい・・・寂しかったの。」

なんだよそれ。。。騙したのか?

「あたいは、捨てられた可哀想なパンプスちゃん。美少女の霊が乗り移った・・」

。。。あ、脱げた。。。

「怨みさまよい、はや百年。」

。。。こんな物騒な物は、アンビリバボーに送ってしまおう。

「あたいをどうかウェールズの父のお墓へ・・・」

。。。送料無いしな〜〜 おいら貧乏なのよ。

「あたいのヒールの中には、母の形見の指輪が入っています。」

ぐいっ、  あ、取れた! ポロン

「その指輪をお金に替えて、イギリスへ連れていって・・・」

。。。悪い事考えちゃいそう。

「海の見える、あの屋敷・・・楽しかった日々。」

。。。こんなくつはハチ公の耳にのせちゃおうかな。

「ねえ、あんたあたいの話、聞いてるの?」

。。。それより、喋るくつって珍しいから、見世物にしようか?

「なにブツブツ言ってるのよ! 同情して協力しなさいよ!」

。。。とりあえず、家に持って帰ってから考えるか。

「あたいは可哀想な美少女なの。悲劇の運命にもて遊ばれた・・・」

。。。とっとと眠りてえな。。。

「あの頃は夢の様に幸せだったわ〜。誰もがあたいを愛してくれたの。」

やれやれ、お喋りな靴だなあ。




「そこの道行くおねえさん、喋るくつは要りませんか?」

「これ〜〜? きったな〜い、 踵が取れてるし〜。」

「そんな事いわずに、タダなんだからとっときなさい。」

「あんた、頭おかし〜んじゃない?」



「そこの道行くおじさん、喋るくつはいかがでしょう?」

「んあ? シャベルで発掘ガイド?? ヒック!」

「いえ、何でも有りません、失礼しました。」



「そこの道行く英国紳士、帰国の際にはこのくつを・・・かくかくしかじか。」

「私は、少女は好きだが、靴の形で高飛車な少女は好かんね!」



「あ〜〜 めんどくさい! とりあえず帰ろう!!」

「あたいをどうする気? 置いてかないで!」

「分ったから黙れよ。捨てたりしないから。指輪も入れとくし。」

「あいがとう・・・もう踊れなんて命令しないから、連れていって。」



====================================


〜〜あの日から、おいらと赤いくつの生活が始まった。

時々、自転車の前かごに乗せて海までサイクリングに行く。

靴型少女は、もう祖国の話はしなくなった。

おいらは、機嫌が良い時は、ウミウシ踊りで彼女を笑わせたりしてる。


                END



2001年07月12日(木) うううううう・・・・・・

・・・あの歌嫌いじゃ〜!

マック入っても、牛丼屋入っても有線から流れてくる。

あれよあれ、

そう、昔のプロレスラーみたいな名前の人!

さっさと流行りすたれないかな。

サビんとこが、特に気色悪いんじゃー!!

どうゆうわけか少し前から、家族愛を歌ったラップ、ポップス、

レゲエが増殖しだした。

聞くとタテ線はいるから、たのむから、止めて欲しいぞ!

演歌とフォークの世界じゃん・・・・・

「感謝♪」「サンキュー♪」「リスペクト♪」などなど。

こめかみのあたりが、ムズムズするんじゃ〜!

プロモも、間違えて見ちゃったけど、なんだかなあ・・・・・・

爺さんと婆さんが、一緒にバスタブ浸かってた。(-_-;)

あの絵と、サビの中坊みたいなガラ声が、脳裏に焼き付いてしまっとる。

耳直し+脳直しに、Coccoをヘビーリスニングだい!!



2001年07月11日(水) さまようM君

昨晩、ひさしぶりにM君と会った。

いつもの様に公園で缶ジュースを飲みながら、くっちゃべった。

彼との会話のパターンは、だいたい決まっている。

まずM君の近況、主に仕事関係のグチ。次に同僚の面白いエピソード。

地元の知人のうわさ、映画と本の感想、女の子の話題・・・・・・

彼が喋り尽くしたあたりで、おいらのネタが始まる。

初めは、いたって聞き役になってしまう。正確に言うとちゃんと聞いていないかな。

相手の言葉から、いろいろ連想して突っ込みやボケを考え巡らしている。

初めのうちは3対1の割合で、合いの手をいれてるが、おいらもしだいに

調子付いてしまい、1対1に増長する・・・・・・

だんだんM君が元気無くなってくるのが、そのサインだ。

ペガサスの彼は、ふいに帰るタイプなのだ。

「んじゃ・・・」

何か、しらける事いったかしら???? と不安になるゾウのおいら。

独り反省会のはじまりはじまり〜〜。

↑べつにお笑い芸人じゃあるまいし、いちいち考え込むことないよなぁ・・・

(う〜ん、きょうの話の流れからすると、もう25%受身になった方が相手を

生かせたのに!)とかクヨクヨ考えてしまう。

彼は、自分と話して楽しいんだろうか?

自分が楽しければいいのか?

よくわからん・・・・・・・

題の「さまよう・・・」とは、M君がまたまた職場を変えたことです。

なんだか昔の自分を見ている様で、複雑な気持ちだ。

人の下で働くのに不向きなタイプって、確かに存在すると思う。

頑張れば頑張るほど、上の人間と衝突してしまうんだな。

ある意味、真面目過ぎるのかもしれない。

裏表をうまく使い分けて、こずるく立ち回れないと言うか・・・

自分がいいかげんだったら、ひとのいいかげんさも流せるかも。

昔、おいらが上司に言われた言葉。

「人間は、完璧じゃーないんだぞ!」

あまりにいいかげんな上司の報告ミスで、またしても仕事を増やされてしまった

ときに、小ギレしたおいらに言ったセリフ。子供じみた開き直りだ。

「自分も相手も完璧だなんて思っていませんよ!」

と答えたら、上司は黙ってしまった。←勝った!!

でもクビにされた。。。。。。


きっとM君も似たようなやりとりの末、解雇されたのでしょう。

二十年もつきあってると、相手のなかの、自分と似ている部分が見えてくる。

だから、追い討ちをかけるようなことを言う気にならない。


M君!ドンマイドンマイ!

そんなキミがいるから、おいらも生きていけるのさ・・・ふっ



2001年07月10日(火) 遮光器土偶 ρ(θ÷θ)∂

・・・の置物が欲しいな〜〜

近所の歴史博物館に展示してあったヤツは、レプリカだけど、なかなか

良い味だしていた。「銅鏡」も欲しいアイテムだ。

もし体験教室なんかで、焼き物をこさえる機会があったら、土偶をいっぱい

造りたいな。むかし、NHKの子供番組に登場してた「はに丸」のモデルは、

千葉県横芝市から出土した物だそうです。歴博にもレプリカがあった。

「ひんめえ」も、ちょこんと隣りに飾ってあって、おかしかった。

ところで、「火焔土器」って逆さまに置くと、ロケットに見える。

勢い良く噴射している火焔と煙を造形しているんじゃないかな?

これ、学会に発表したら、歴史に名を残せるかも。「おバカ」として・・・



2001年07月09日(月) エンジン始動!


みずっぱなを、垂れ流す今日この頃・・・

蒸し暑いのにくしゃみ連発!

食欲ゼロ、相変わらず隣家のバカ犬は、五月蝿い!

こんな時、求人誌のそそる「避暑地アルバイト」が目に付く。

みなさん〜。。。 あれには気をつけなくてはいけませーん!

甘い誘い文句の数々に、巧妙なウソが含まれて折り間〜巣!

たとえば・・・「家族的なふんいきの〜〜」とは、

小規模、封建的、薄給、ワンマン経営者の独裁のこと。

「空いた時間を使って、リゾートスポーツを満喫!」とは、

早朝、深夜の重労働で、日中はみんな仮眠が必要、の事。

とにかく、遠い地なので、簡単にエスケープ出来ない!

交通手段も貧弱で、監視無しのアルカトラズ状態である。

下界だったら信じられないような、横暴が許されてしまう世界!

おいらの場合は、日光の中禅寺湖と、奥多摩のキャンプ場だった。

宗教に近い、独特な生活規範に縛られていた。

唯一の利点は、消費文化から隔離されるので、妙にお金が溜まる事かな?

でも、その反動が、下界に復帰したとたん現れて、スカンピンになる。

単調な毎日より、刺激のある生活を求められるくらいの、エネルギーを、

持っている人間なら、「やめときな〜」とは言わないけど・・・

あと、人間のドロドロした業や、人の足を引っ張る構図を観察したい人間

には、面白いところかもしれない・・・・

なんか、日記の題と関係無い内容になってしまった!

何が始動なのかというと、いいかげんに商用のWebを立ち上げるぞー!

と言う事なんである。

商品はもう揃っている、画像も撮りためた・・・・

あとは、おも〜〜い腰を上げて、一気に「ぅおりゃぁ〜〜!!」である!



2001年07月08日(日) ねみい〜・・・ぞ

薬のおかげで、思考は定まっているけど、異常に眠い!

一度に十二時間も寝てしまう。

その後しばらくして、また四、五時間ねる・・・・・

人間の生活になっていない気がする。

寝つく瞬間に、意識をあるところへ持ってくと、

幽体離脱する。さっきやってみたら、ガンガン、ピーピーと、

凄い現代音楽が聞こえた。足がベッドから落ちそうな感覚

がして、すぅ〜っと、体に戻ってしまった。

以前は、室内の範囲で自由にふわふわ出来たんだけど。。。

もし、離脱しっぱなしでいたら、体の方はどうなるのかな?

今までの経験からして、少しでも自分の体に意識がいくと、

瞬間的に戻るから、難しいんだろうな。

部屋から出るには、もう一段階の離脱が必要らしい・・・・

むかし親父が言っていた。オレは、成層圏を超えてから、

凄い勢いで地球に落ちて、返って来たんだよ!

その時、大気の摩擦で体が熱かったんだ!

・・・・・・・・身内の言う事はウソっぽいなあ。



2001年07月04日(水) 薬切れウィーク脱出!!

 

おめでとうー おめでとう− ニンゲンにもどれたよぉ〜  

ララン♪ ルルン♪ スキップスキップ♪

(^。^) )^o^( (・o・) (゚o゚) (^○^) (゚-゚) 

く・す・り・さんっ! 一生蕎麦にいてね×そばにいてね!

ポパイにほうれん草! おいらにドグマチール!!

体育教師に竹刀! おいらにレキソタン!!

コレさえあれば、並の暗いヤツになれるんだもんねぇーー。

コンビニで、見ず知らずのバイトの兄ちゃんに

「コロッケパンあっためて。」

なんて大胆不敵な発言できちゃうんだゾ!

お日様の下もキョドらずに、ていくあうぉーく!

向うから来る女子高生が「きもちわる〜い」とか言っても、

いちいち自分のこと? なんて気にしなーいぃぃぃ!

BOOK OFFで2時間だって立ち読みしてやる・・・・・

すき屋の紅生姜で、デビルタワーこしらえちゃうからね!

その前に、NET296さんにきちんと回線&プロバイダ料金を

お支払いしとかなくてはいかん・・・

そのためには、きちんと店を開けて営業せんと!

あぁ〜 今年も蒸し風呂プレハブ地獄が・・・

五万円あればクーラー付けられるんだが、びんぼーびんぼー

貧乏が治る薬ないかねえ〜


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