ニャンでも日記



勝負

2001年07月27日(金)

この頃、やっと勝負感が分かりかけてきた。 勝負は時の運、、と言うがそうではない。 自己との戦いである。 辛抱するときは辛抱し、相手の挑発などに決してのらない不屈の精神が要求される。 将棋などをやっている時は運の要素など皆目ないから100%自分との戦いであるが、それに引き換え、麻雀などは運がかなり左右するような錯覚を抱く。負けると座った場所が悪いと嘆く。これは世の中に生れ落ちた場所を嘆いているようなものであり、なかなか立ち直れない。 それならいっその事、生まれなかった方がいいのだ。 悪ければ悪いなりに辛抱が肝心だし巡り来る春を待っておれば必ず、春は来る。所詮、絶対的に常勝なんぞ難しいのだし、要は数少ないであろうーこれこそ運の要素ー運を悪運にするか良運にするかが紙一重のわかれ道になっており、これが勝負感であり、その人の実力なんだと思う。 負ける人は自分との心の戦いに敗れたのである。 負けるべくして負けたことを場所のせいや運の無さにあてつけてはいけない。 負けた人は弱いのではないし運が悪いのではない。 自分の心を律し切れなかっただけのことである。また勝った人は自分が強いのではなく、たまたま、他の者が勝ちを捨てる勝負に挑んだ結果から御利益を頂いたに過ぎない。 勝った者は己の心をほどよくコントロール出来た者であり、負けた者はコントロールする意欲が無かっただけのことである。

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