2004年12月09日(木)- 実録・架空請求 - こんにちは、minetです。 最近ご無沙汰して申し訳ないです。 今日、初めて架空請求の電話が掛かってきました。 結果としては何もなかったのですが、精神的にひどく消耗しました。 何もなくて良かったけど、全くやるせない限りです。 ことの顛末を。 昨日、友達と別れるときに、知らない電話番号から電話が掛かってきました。 私は、知ってる人から電話が来ることになっていたので、それだと思い、 電話を取ると、事務所のような所から若い男の声で、 「○○工業の××と言いますが、この番号の電話の契約者の方で間違いないでしょうか」とのこと。 その番号にかけてるんだから、当たり前だろうと思いながら、 「そうですが、何か」と答えました。 すると彼は、なにやら訳のわからない言葉を喋り出しました。 彼曰く、これは最終通告なんですが、 2004年何月何日何時何分にアクセスされたサイトの接続料が支払われてなくて、 現在あなたは私たちのブラックリストに入ってる云々。 この辺で、こいつ頭おかしいと思ったので、 「そう言う話でしたら、一度も書面での連絡無しに請求されても困る。 そんな契約をしていたのなら、あなたは私の住所を知っている筈だから、 まずは正式な書面の形で自宅へ送ってくれ。」と言いました。 すると、彼はやっぱり頭がおかしいらしく、 「あなたは私どものブラックリストに入っていて、書面のような形で送ったところで 払って頂けるとは思っていない。だからこうして電話している」云々。 余りに失礼な物言いに、ぷつんと来た私は、 「一度も何の連絡もよこさずに最終通告とは何事か、 言いたいことがあるなら書面でお願いします」と言って、受話器をぷちん。 そうしたらまた掛かってきたので、 「言いたいことがあるなら書面にて、以上です」そしてぷちん。 そうしたら、また掛かってきました。 鬱陶しいので放っておいたら、留守電に何か吹き込んでいる。 聞いてみて、びっくり。 「あの〜××ですけど〜お客さん何か勘違いされてませんか〜? そうまでおっしゃるんでしたら今からお宅に伺いますから。云々。 それじゃあ、ご自宅の方でお支払い頑張ってくださいね〜」 ( ゚д゚)ポカーン。。。 おそらくハッタリだろうとは思ったのですが、 ちょっと不安になったので、最寄りの警察署に相談に行ってみました。 そうしたら、「相手にするな」「絶対こない」ということを言われたので、 そのまま帰ってきました。 事件から一日たちますが、誰も来る気配はありません。 この事件からわかったこと。 電話詐欺は、物質的な被害はなくても、 不安感や恐怖心を執拗に煽られるので、精神的にかなり消耗します。 このことだけでも、全くもって迷惑千万極まりないです。 そして、この手の詐欺に引っかからないためには、 「自分にも掛かってくる可能性は、常に存在している」ということと、 「どういう手口があり、どう対応すべきか」という二つを認識しておくことが不可欠だということです。 私が理解した範囲で、対応法を書いておきます。 みなさんも、有事の際には参考にされてください。 「相手にしない。」 一応、書面や正式な手続きを踏むように申請したり、 事の真偽を確かめてから再度連絡するようにすることなどが使えます。 相手の話の流れに乗りながら、相手にボロを出させるわけです。 そうすると、相手自身も自分がミスったことに気づくので、 電話の内容がこちらに有利なものになっていきます。 ここで注意するのは、あくまで上記の手段はお互いに矛盾を自覚させるためのみに使いましょう。 相手はやくざなので、世の中の理屈は結局恫喝などの手段を使ってねじ伏せてきます。 嘘だと言うことさえわかれば、後は相手にしなくて良いのです。 「裁判所からの通知が来た場合に限り、対応する。」 基本的に、これ以外はお金を取られることはない様子です。 向こうがでたらめな請求を裁判として起こした場合、 裁判に出向かなければ、でたらめを証明できないため、 法的に負けます。嘘が正義になってしまうので、これだけは対応しましょう。 この二つを心がければ、多分当面は大丈夫でしょう。 頭のおかしい人たちは、あの手この手でお金をひったくろうとしてくるので、 きっとまた、すぐに新しい手口が生まれてくるのでしょうけれど。 最後に、私の経験したものよりも、 かなり高等な架空請求の被害に遭われた方のサイトを紹介しておきます。 実際に被害に遭う前に、見ておいて損はないと思います。 実体験!オレオレ詐欺の手口 -
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