空爪日記

 

 

2004年11月29日(月)- ビッグ・バン -

こんばんは。minetです。

進めビートはゆっくり刻む 足早にならず確かめながら
涙を流すことだけ不安になるよ この気持ちが止まらないように...


ビッグ・バン。



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「ワンダーフォーゲル」岸田繁

ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって
こんなにもすれ違って それぞれ歩いてゆく...



今日、予備校の最後の授業が終わりました。
私は相方のTA(ちろちゃん)とふたりで、4月からTAとして、
講師の先生や職員さんと共にクラスの子たちの面倒を見て来たのですが、
今日はその、最後の日でした。

最後にちろちゃんが激励をして、私が歌を歌いました。
博多の歌、「祝いめでた」。〆は三本締めで。

200人ものクラスでしたが、殆どの生徒が残って聴いてくれました。

そして、ちろちゃんと職員さん、講師の先生と一緒に、打ち上げへ。


本当に楽しいクラスでした。
そのことは、毎週月曜日の日記がはっきりと物語ってくれています。

職員さん、先生、生徒たち、そしてちろちゃん。
おい生徒、お前等頑張れよ、俺だって頑張るからな。
自分に負けるなよ。きっとお前等なら大丈夫だ。

なんて素晴らしい環境で、私は仕事をさせてもらえたのだろう。
感謝の言葉しか出てこない。

最後のあの空間、全員の感動が伝わってきたあの瞬間。
僕らは此奴らと繋がっていたんだということを、やっと知ることができました。


僕は御覧の通りの人間で、この授業で僕が支えていたものは、
生徒であり、クラスであったようでいて、自分自身だったのだ、ということを、
誰に詫びるでもなく、確信することが出来たことが、生涯の宝になりそうです。


相棒として、ちろちゃん以上のTAは誰一人いませんでした。
ここに断言します。君ほど一緒にいて僕がいきいき活動できる人は、多分いません。

かゆいところに、何も言わずにいつも手をさし出してくれる人でした。
いつも、どれだけ助けられたことか。君はきっと、わかっちゃいないだろうけれど。

帰りによく、呑みに行きました。
そこで、一緒につまらない話や、仕事のぐちや、将来のことを話しました。
今思えば、日々をただ生きることの苦しみから解き放ってくれた、至福のひとときでした。



ハローもグッバイも、サンキューももう言わない。
これから僕らは、こんなにもすれ違って歩き出す。


強い光を、矢のように飛ばせ。


ありがとう。









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