2001年07月22日(日)- イキヲスルコト・イキルコト - 今日はいつもの私を捨てます。 昔の私を知らない人はびっくりするかも。 この文章を読みきるには相当の精神力が必要だと思う。 ごめんね。 この日記サイトには、「心・苦悩」というカテゴリがあって、 ランキングの上位にもけっこうこのカテゴリから出ています。 そのなかで私の好きな方の日記を見ていたのですが、 その女の子が薬漬けの生き方を選んだ理由に、 私は驚き、 やるせない気持ちでいっぱいになりました。 その子は、南条あやさんの本を読んで、 リストカットを始めてたんです。 南条あやってご存知ですか? 「卒業式までは死にません」と宣言してて、 卒業式のすぐ後に自殺した女の子。 相当重度のリストカット中毒でした。 私はその子が自殺する直前のエッセイコラムを読んだことがあります。 そしてその時、私は この出版社が彼女を殺したんだと思ったんです。 自傷行為には強度の中毒性があります。 一度始めると、止めることには相当な困難を伴います。 自傷という麻薬は伝染します。 同じように苦しんでいる人たちへ、 次々伝染してゆきます。 刹那的ではあるけど、 自分を虚無の苦しみから一瞬救ってくれるから。 あれは止められない。 絶対に。 私が最初に腕を切ったときは、 Coccoの「raining」を聴いていた時だった。 紙一枚しか切れないようにしてあるカッターを改造して、 もう少し深く切れるようにして、 歌が流れるなかで左腕を切り刻んだ。 13本の傷が出来た。 それからどんどん傷は深くなっていった。 あの頃の私には、 それが義務であったかのように。 最後に腕を切ったとき、皮膚が裂けて溝みたいになったから、 最初、腕が削れたのかと思った。 その恐怖から、もう絶対に腕を切るのは止めようって決心して、 カッターを手の届かないところに隠した。 見つけると切るから、ね。 それでなんとか止めた。 縫ったりしないで、誰にも見せないでそのまんまにしてたから、 今も私の左腕には傷跡がくっきり残ってる。 二度と消えないよ。 死ぬまで、さ。 どうして自傷をすると気持ちが楽になるのか、 それは、まだ私にはわからない。 苦しんでいる人は、 救われたいから自分の苦しみを必死に訴えるけど、 訴えれば訴えるほど、 喜びの数と共に、自分の苦しみの数も増えるんよね。 世の中、全てわかってくれる人ばっかりじゃないから。 自傷行為とかで訴えれば一瞬生きる力にはなるけど、 その後はさらに深い虚無感に陥るだけ。 ------- 以下削除しました。載せようと思う時がきたら載せます。 -
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