馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2007年10月06日(土) 秋の初めのアイーダ

先月のことになりますけれど、オペラを鑑賞してきました。
芸術の秋っぽくて良いね。
「アイーダ」全4幕で、職場のお友達が出演しています。

すべてイタリア語(…なんだと思う)による上演。
ただ、ナニ言ってんだか分かんないといけないから、ステージ上に字幕が出ます。

映画の字幕は慣れてますけれど、生の舞台の字幕ってのはあまり見ません。
しかも映画と違って字幕は上部に表示されるの。
すぐ慣れちゃうんですけど初めは妙なものです。

   ◆

でお友達の彼女。
声楽を勉強していることは知ってまして、出会って4年、初めて彼女の本当の姿(?)を見たわけです。

いつもはマンガ・アニメ好きの女の子が、大きいステージの上で綺麗なソプラノ響かせて歌い舞っているんですから。
それもイタリア語で。
そりゃあ目を瞠った。

ピアノの生演奏は幾度か聴かせてもらったことがあります。
それも素敵な音色なんだけど、やっぱり彼女自身から発せられる音は格別ですね。

でもさ。
彼女が出ていると彼女をずっと見ちゃうからさ。

字幕まで気が回んなかったりします。

だから彼女がいったいナニを喋っていたのか。
それは分からないまま拍手をしていました。
巫女長の役だから「わが国の勝利を祈る」的なことを歌っていたとは思うんですが。

その辺を確かめるべく、今度職場で歌ってもらうようお願いしてみようかな。


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稲葉 馨

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