馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2007年01月21日(日) 玉を投げる男の子

病も何とか落ち着きまして。
後輩に誘われるまま、新春ボウリング大会に行ってきました。

高田馬場でビリヤード&ボウリング。
わいわい。

   ◆

で、ボウリングですよ。
稲葉の細腕にはあの玉、重いんですよ。

1ゲームだけならね、明日・明後日の筋肉痛がナンボのもんじゃと重い玉をぶん投げてやります。
重い玉のほうが破壊力もあるしねえ。

でも3ゲームとかとなるとね、無理です。
もげちゃう、腕が。

だから稲葉は軽い玉を使います。
女の子がよく使う玉を使います。
しょうがない。

   ◆

ボウリングの玉は、店にもよるんでしょうが、大抵重さ別で色分けされているんです。

重い玉だと黒とか青とか。
中間で黄色とか緑。
軽いのになると赤系であることが多い。

稲葉は迷うことなく赤い玉を選びます。

ほら、7本も倒したよ。

   ◆

それでも投球数が重なると疲れてくる。

倒れるピンも少なくなってきたし。
もう1ランク軽いのにしようかな。

そう思ってボール置き場に行きました。
もう1ランク軽いっていうか、それはもう最軽量なんだけど。

でもね、これはあきらめました。
なんでってピンクなのよ、色が。
ピンク。

赤い玉は投げられるけれど、ピンクの玉は投げられません。
あれは恥ずかしすぎる。

「ぼく弱いです!」ってのを全レーンに宣言するようなもの。

しかもその日は全身真っ黒な大人な雰囲気の服を着てた稲葉。
桃色の玉を持つなんてことが許されるわけが無いでしょう。

しかもこのピンク。
玉の真ん中にでっかくキティちゃんが描かれている始末。

これはもう投げる前からガーターですわ。
こんなのを前に進み出て投げるなんてのは晒し者でしかない。

2つ隣でキャッキャやってる女子中学生たちは平気で投げてるね。
とてもかわいいね。
でも稲葉26歳男子はそれを投げる勇気がありません。

仕方ないから、悲鳴を上げる腕を叱咤して赤い玉を投げ続けました。

色分けはやめてほしい。
いや、色分け自体は許すとして。
ピンクとキティさんはホント勘弁してほしいと思いました。

   ◆

ところで。
産経新聞に「ボウリング玉で寝ている夫 殴る」という見出しがありました。

そのまんまの内容です。
ひどいねえ。

これはどんなに軽いキティ玉でも痛いからね。
ボウリング玉はピンを10本倒しゃそれで良いんです。


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稲葉 馨

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