馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年03月25日(金) 卒業おめでとう

母校である日本大学の卒業式がありました。
芸術学部の江古田キャンパスでの「卒業生を送る会」に行ってきました。
今年は稲葉の2コ下の後輩たちが卒業します。

慣れ親しんだ江古田キャンパスですが、現在は建て替え工事の真っ只中。
工事用のフェンスが立ち並び、すっかり様変わりした光景はえも言われぬ寂しさを思わせます。
授業を受け、放課後には芝居の稽古に打ち込んだ「教室棟」はど真ん中をクレーンによってくりぬかれ、瓦礫の上に無残な姿をさらしていました。
せつない。
せつない。

しかしながら、大講堂の中は華やかに晴れ着が咲き乱れていました。
ただでさえ可愛い後輩が、鮮やかな袴やスーツに身を包んでいるからその眩しいこと眩しいこと。

たくさんカメラを預かって、たくさん写真を撮りました。
ファインダー越しに最高の笑顔をたくさん見せてもらいました。
めでたい。
めでたい。

去年は小雨がぱらついてました。
今年は少し寒さがぶり返したけど、雨の降らなかったは重畳でした。
空は青かった。
これで良い。
これで良い。

   ◆

今年の卒業生たちとは2年間、一緒に学生生活を楽しませてもらいました。
稲葉はサークルやイベントで指揮を取る立場にあり、彼らと共に遊びながらいろんなものを作ってきました。
彼らにはとても感謝しています。

稲葉が卒業してからも、たまに彼らと遊んだりで大学や江古田に足を運ぶ機会がありました。
その彼らもとうとう卒業したわけです。
大げさな言い方をすれば、稲葉にとっては「第二の卒業」になりました。

会う頻度は落ちるでしょうが、それでも縁を絶やすはもったいなさすぎる連中です。

ご卒業おめでとうございます。
晴れて社会人になられる方、もひとつおめでとうございます。

めでたい。
めでたい。


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稲葉 馨

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