馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年03月20日(土) 便利だけど厄介な機能

14000ヒット超え。
稲葉 馨と『馨絵詞』があるのはひとえに皆さまのおかげであります。

   ◆

携帯電話には、他人に勝手に操作されないように、或いはカバンの中なんかで誤作動しないように、ってんでロック機能があります。
いっぺんロックしたらば、電話かけることも、メール送ることも、写真撮ることもできやしない。
できるのは着信を受ける、メールを受信する、電源のON・OFF、ロックの解除……くらいのもの。
使い方によっちゃありがたい機能です。

でもね稲葉の今の携帯はパカパカするタイプなんですね。
カバンやポッケに無造作に突っ込んでいても誤作動なんてしない。
だからロック機能使ってなかったんです。
以前のパカパカしないタイプの時は、知らない間にメモリ番号が若い友人に電話かけちゃったりしてましたけどね。

   ◆

電車に乗っていて暇だったもんで、電話いろいろいじってました。
したらロックがかかっちゃった。
ロックするつもりなんか無かったのにロックされちゃった。
焦りました。
解除の仕方が分からない。
いったん電源切って、再びONしたら解除されてるかと思ったけど目論見ハズレ。

もう何にもできなくなっちゃって、途方に暮れて寝ちゃいました。
パカッと開けて待ち受け画面見て「うん、今日も大学の校舎と空がキレイに写ってるなあ」って思うしかできないんだもん。
「ちゃんと3本立ってるなあ」とか。
裏に貼ってある後輩とのプリクラ見て「そーか、この時からもう1年かぁ」とか。
いや、大学を卒業する前日に後輩と撮ったプリクラが貼ってあるのよ。

今は解除されていてちゃんと使えるんですが、解除の仕方は分からないまま。
どっかのボタンを長時間押せば解除されるだろう、との読みで頑張りました。
それが良かったのかどうか、良かったとしたらどのボタンが決め手だったのか。
さっぱり分かりません。
地味に小ぢんまりとした、しかし本気の熱い格闘。

すっかり踊らされているような気分がしてすんごく悔しかったっす。
不意のロックにご用心。


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稲葉 馨

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