2004年02月25日(水) |
マイクに向かって走れ! |
稲葉家のパソコンにトラブルがあり、日記を書くのもままならない状況でした。 稲葉父の活躍によりなんとか復旧いたしました。 そんなわけで久しぶりの更新であります。 今後とも『馨絵詞』をよろしくお願いいたします。
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麻原彰晃死刑判決。 あー、やっぱり。 でもこの「やっぱり」のために長ぁーい裁判をやってきたんですね。
今回のお話は裁判の速報について。 薬害エイズの安部英が無罪になった時にも思ったんですけどね。 あ、そういえば安部さん、審理無効になっちゃいましたね。 なんとも。
で話を戻しますけどね。 裁判の結果を伝える記者さん、なぁんで焦ってるんですかね。 全力疾走してカメラの前へ。 マイクの前を少し通り過ぎちゃうのはお約束。 イヤホンをねじ込みながら「しっ…死刑です! 麻原被告に、えー松本被告に死刑判決です!」とやる。 息が切れてるから「被告」が「被っ告」になったりします。 テレビ見てる冷静な自分とのテンションの差がちょっと面白いのです。
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稲葉は報道の現場に関する知識はほとんど無いんですけどね。 あれ、急がなくちゃならない理由って何なんでしょう。 他局より1秒でも早く伝えたいから? うん、そりゃ速報である以上早いにこしたことはありません。 でもね、1分くらいなら余裕で待ちまっせ。 何時間も遅れちゃうってんなら困ったモンですけどねえ。 おうちで日テレ見てたらさ、すでにフジテレビが裁判結果伝えてても気付かないもの。 報道センターのようにたくさんのモニターを一斉監視してるならともかく。
少しくらい遅れても良いからさ、落ち着いたレポートを聴きたいのですよ。 正確に喋るのが仕事なのにぜえぜえしてるのはカッコ悪い。 横綱を寄り切った平幕力士じゃないんだから。
いや、これでね、麻原無罪なんて結果だったら記者が慌てるのも分かるんですけどね。 何年後か知りませんけど、控訴審の結果が出るとき、彼らはまた走るんですね。
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たとえばさ、全てのマスコミに対してマイクを1本しか用意しないの。 そうすっと記者さんは今まで以上に本気で走るんでしょうね。 テレ朝さんがマイク取っちゃったら、NHKも日テレも指をくわえて見てるしかないの。
そんなシステム、どうでしょう。 ダメ?
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