馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年10月06日(月) シー2

前回の続きです。
ディズニーシーへ行ってきました。

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アトラクションもさることながら、イベントというかショーというかの力の入れようが凄いですね、ディズニーは。

「ディズニーシー・シンフォニー」を観ました。
夜空と水上を舞台にした光と音の壮大なページェントの中、ディズニークラシックの音楽に命が吹き込まれます(パンフレットより引用)。
まあこういうの。

水上ステージにミッキーが立って、その指揮に合わせてオーケストラが演奏し、レーザーが飛び交い、花火と火山がドッカンドッカン。
スケールのでかさはさすがです。
女の子たちはキャーキャーしてました。
稲葉も、キャーキャーはしませんが、圧巻感に飲み込まれてしまいました。
壮大なショーなんですがね、でもすごーく緻密な計算がされてる。
ディズニーシー(ランド)が今なお国内最大のテーマパークである所以がよく分かります。

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この手のものは、観衆もショーの構成上、大切な要因になってますね。

ミッキーの周りは海。
その周りの港をお客さんが埋めるわけです。
このお客さんの形が大切。

ショーの行われるメディテレーニアンハーバーはほぼ円形の港になっています。
水の向こうのミッキーの向こうの水の向こうにもお客さんがいる。
遠いから、それに夜だから顔とかは全然判別できないんだけど、みんなミッキーを観ていることは分かる。
すごいなーって思ってるのを感じる。

遠くのほうにもミッキーを観てるお客さんが見える。
今回のショーではこれがスケールの大きさを表すのに一役買ってます。

お客さんもショーの要素の一部であることは当たり前なんですが、ディズニーの場合は、要素としてのお客さんの「使い方」が上手い。
他のテーマパークやイベントなんかと比べて段違いに上手い。

魔法をかけられながら、自分もささやかながら誰かに魔法をかけてるってのが良いです。
稲葉も貴方も魔法使い。

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閉園ぎりぎりまで粘ってシーをあとにしました。
舞浜駅、ずいぶん久しぶりに見た気がしました。

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【関連記事リンク】
2003年10月5日『シー』


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稲葉 馨

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