馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年09月03日(水) どきどきな東急東横線

久しぶりに東急東横線に乗りました。

東横線は稲葉が大好きな電車であります。
小学生のごく短期間、通学で田園調布〜綱島間を通っていました。
今では当たり前すぎる「電車に乗る」という行為にわくわくしてました。

通い始めの頃はどきどきしました。
祖母が付いてくれてたんですが、それでも1年生稲葉には充分などきどき体験でした。

さて、東横線は音につきます。
東横線は音が良い。
ドアが閉まって、発車して、ギアが入れ替わっていくときの音がなんともいえないほどに気持ち良い。
気持ち良いって表現も変な感じですが。
さあ走るぞぉって意気込みが感じられる音で、今も東横線に乗ると発車のたびに耳を澄ませたくなります。

東横線にお乗りになる機会があったら、ぜひ、音に注意してください。
JRとは違う趣がありますから。

   ◆

さて、普段はJR利用者の稲葉。
東横線に乗るときは切符を買わねばなりません。

こないだ、切符を無くしてしまいました。
携帯電話を入れている胸ポッケに切符をねじ込みました。
その後、電話をいじった時に落ちてしまったんですね。

仕方がないので東白楽駅の改札口で駅員さんにごめんなさい。
学芸大学〜東白楽間の運賃は240円。
ただし、このときの稲葉の財布には150円しかもう残されていませんでした。
情けなくて情けなくてもう。

どうなっちまうんだろう、とどきどきしながら正直に財布を広げて見せると、ため息一発ののち、自動改札のゲートを開けてくれました。
もう失くさんでくださいよ、と呆れた感じ丸出しの声で注意されながら。

こういうときはね、もう小細工を弄したりするのはダメね。
ひたすらに正直にあたるのがいちばんの上策ですな。
ウソじゃないってのがわかれば、駅員さんはけっこう話が通じるものです。

久しぶりに東横線でどきどき。

   ◆◆◆

【関連記事リンク】
2003年5月8日『稲葉の悪癖』


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稲葉 馨

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