馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年07月28日(月) 深夜にスポーツを眺めながら

なんですか、世界水泳が盛り上がってましたが。
ふむ。
世界新記録での金メダルってのは文句なしにカッコいいですな。
しかも2回も。
北島選手、そうか、稲葉より3つも年下ですか。
ありゃあ。

稲葉は、たとえば水泳には直接の興味はあんまりありません。
興味はあんまり無いんですけど、世界的な大会が行われてる雰囲気というか盛り上がりは好きだったりします。
オリンピックとかね。
サッカーのワールドカップも日本開催でない方が、個人的にはもっと盛り上がれるんだけどね。
実際のところは良く知らなくて、ちゃんと観ているわけじゃあないんだけど、でも空気的にわくわくするものがあります。

   ◆

今回の世界水泳の中継を見てて目に入るのが、各コース上に表示される順位。
選手がゴールに到達すると、選手が泳いでいたコース上にその選手の順位がサッと出てくるの。
あれ、プールの底にでかいモニターがあって表示されてるって思ってました。
違うのね。
選手と一緒にプールを走る世界記録の赤い基準線もプール底のモニターで表してるのかなって。
そんな基準線が本当に走ってたら選手は気が散るわなあ。

あと解説者も気になります。
世界規模のスポーツの祭典で、まともに解説してる解説者を見たことがない。
競技前は日本人選手はみんな調子良いみたいなこと言ってますが、まあ解説っぽいかな。

でも競技が始まると「いけー!」とか「いいぞぉ!」とか、ひどいのだと「うおぉー!」とか。
あれは仕事量としては限りなくゼロに近いと思う。
だから、競技前にいろいろとしゃべっていただいて、スターターが現れたら解説者は退場してもらうのが良いです。
「さあ、いよいよスタートです。本日の解説は100m銀メダリストのゴンドウさんでした。ありがとうございました」とか。
んで、競技終わって興奮が冷めやんできたところで再登場させて冷静に分析していただくの。

   ◆

さて、一般論としても言われているし、稲葉の後輩も自分の日記に書いてましたが、なんでこれをゴールデンタイムで流さないんですかね。
そりゃバルセロナでやってるわけで、生放送が深夜になるのは仕方がない。
確かに、深夜遅くまで眠気を我慢してテレビ観るというのも、世界大会ならではの楽しみ方かもしれません。

でも録画でゴールデンタイムでも流したほうが良い。
優勝の可能性がほとんどゼロのチームの野球中継より、どれしこ意義があるか分かりません。

北島選手が世界記録を叩き出した瞬間の表情ってのは何度観ても良いものです。
一方で、このあと世界記録を出すことになる選手の入場の表情、ってのも見応えあると思うけどな。
緊張が垣間見えたり図太いくらいに落ち着いてたりしてね。

放映権を握っているテレビ局(今回はテレ朝)はそれくらいのことはしていただきたい。


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稲葉 馨

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