馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年06月08日(日) 水無月賛歌

どうなんでしょう。
新入生とか新社会人とか。
今年の春から環境ががらりと変わった人たち。
もうそろそろ慣れてくる頃でしょうかね。
もうそろそろ新鮮味が無くなってきつくなってくる頃でしょうかね。

楽しくやれるか、それともダメか。
分水嶺の時期ですね。
稲葉はなんとか、ゆるやかな上り調子のようです。
みんながんばれ。

   ◆

6月って地味ですなあ。
祝日は無いしー。
雨は多いしー。
うあー。

そんな6月ですが、でも好きにはなれます。
お昼が一番長いのが6月なんですね。
夏本番の7月・8月よりも、6月の方が太陽さんは長く出ている。

たくさんたくさんお外で遊んで、遠くから「夕焼け小焼け」が聞こえてきたりして、でもまだ明るいからもうちっと遊んで。
子供の頃、まだうっすら明るい中で遊ぶ時間がとても楽しかった。

大きくなってからもおんなじ。

大学生の頃、お芝居の稽古は放課後の18時から始まってました。
学校の教室で稽古するのですね。
稽古始まる前は部室でだーらだーらしてて、で18時になるってんで教室に向かう。
このときに四方を校舎に囲まれた中庭を通るのですが、空の明るさがなんとも嬉しかったのです。
なぁんとなくうきうきしました。

   ◆

夏至までもうすこしありますね。
もうしばらくの間、昼が伸びて、夏至をすぎたらだんだんに昼が短くなっていく。

あ、まだ明るいな…って気づく瞬間のちくりとした嬉しさ。
地味で大変かもしれない時期、そんなささやかな嬉しさを大切にしたいもんです。

みんながんばれ。
稲葉もがんばろう。
♪雨のちスペシャル By圀府田マリコ


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稲葉 馨

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