馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年04月09日(水) あの頃の新入生はいま

4月7日付けの日記で「春は別れの季節」みたいなことをちろっと書きました。
でも別れの季節ということは出会いの季節とイコールなんですね。
稲葉が日本大学芸術学部を卒業したら
今度は沢山の沢山の新入生が日芸にやってきました。
わんさか。

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
稲葉と君らは入れかわりなので、直接の付き合いはあまり無いと思います。
それでもたまの飲み会とかには遊びに行くのでよろしく。

   ◆

新入生が入ってくると部活・サークルの勧誘活動が始まります。
1年生は今後の活動の原動力ですからどこの部会も一所懸命です。

稲葉は卒業生ですが、新歓の机出しに何度か遊びに行きました。

部会と新入生、としてもそうですが
1人の先輩と後輩としても今後付き合いが発展していくのですね。
今はお互いに探り探りな会話なのが、次第に打ち解けていくのね。
打ち解けたら一緒に映画を創ってたり、同じ舞台に立ってたりするのね。
同じ酒でひと晩を過ごしたり、涙を見せたり受けたりするのね。
今は絶対にできないであろう喧嘩とかもするのね。
良いなあ。
出会いって良いなあ。

とても可愛く思っている後輩たちとの出会いも、ほとんどが新歓の机出しから始まりました。
机出ししといて良かったです。
新歓の活動は基本的に1年生のためのものですが、結果的に2年生以上の人のためにもなるのね。

   ◆

稲葉が部会の会長を務めていたときに入部してきた1年生が
今は会長として執行部として先輩として部をまとめています。
たった1年前、机出しで小さくなってた1年生が
今は先輩として机出しの中心になっています。

1年生が入部を決めると、その場で他の部会の人を大勢集めて新入部員のお披露目
をします。
学科と名前を呼び上げて賑々しく3本締め。
昨年、稲葉は1人の女の子のお披露目をしました。
彼女は照れて小さくなってました。
その彼女が、今は新歓隊長として3本締めを仕切っています。
分からないものですね。
稲葉が3本締めの音頭をとっていたときは想像もしていませんでした。
卒業して学生の枠から外れたは寂しいけれど
自分の入れた後輩達が頑張っているのは嬉しいですね。

たった1年前、机出しで小さくなってた1年生が
今は新歓プロ(=新歓活動のスタッフ)として部会の枠を超えて動いています。
稲葉が部会の会長を務めていたときに入部してきた1年生が
今は新歓プロの重鎮として新歓活動を支えています。
嬉しいですよ。
ちょっと、ほんのちょっと寂しいけれど
でも嬉しいですよ。

   ◆

もっともっと出会いましょう。
この先がもっともっと楽しくなるから。


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稲葉 馨

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