2002年07月22日(月) |
稲葉、時代劇を観るでござる |
電車の中で見た東スポの見出し。 「長嶋氏にビンタ出るか 猪木」 長嶋氏というのは茂雄お父さんのほうで一茂ではありません。 ビンタはやめといたほうがいいと思うなあ。 ところでなんで長嶋さんは氏がつくのに猪木は呼び捨てなんでしょう。 そしてそれがあんまり不自然じゃないのは何ででしょう。
どーでもいいわねーそんなこと。
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TSUTAYAが土日に100円セールやっていました。 ここぞとばかりに借りてきました。 TBSドラマ『関ヶ原』全3巻とNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』全5巻のうち後ろ3巻。
全部時代劇ね。 なんかね、重厚な男の世界の時代劇が観たかったのね。
時代劇は泥臭くないといけません。 厚く、熱くないといけません。 小奇麗なんて意識を持ち込んではほしくないのです。
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まず『関ヶ原』ね。 徳川家康は森繁久彌さんが演じておられました。 森繁さんといえば最近では誰かのお通夜に参列しているところ、それかせいぜい乙事主(『もののけ姫』ね)しか見ません。 でもあの人はやっぱりすんごい役者さんでした。 ラジオドラマの森繁さんもすごいですが、あの人の芝居は一度は観といたほうがいいっす。
三國連太郎さんもいいよ。 家康の参謀の本多正信を演じていらっしゃいました。 これまでいろんな家康・正信役を見ましたが、ペアとして観た場合、この組み合わせは最高でした。 『釣りバカ日誌』でしかちゃんと観たことありませんでしたが、いや、まいった。
最後の合戦場面がちょっと物足りない感じでしたが、そこに至るまででもうおなかいっぱいです。
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『独眼竜政宗』も熱い男の世界です。
豊臣秀吉役は勝新太郎さんでした。 玉緒さんの旦那さんですね。 秀吉のイメージとはすこし違う配役の感じがします。 さらに役作りかなにか知りませんがちょっと台詞が聞き取りにくい。 でもね、豪放磊落というか無邪気というか、ね。 それだけに臨終の頼りなさは痛々しいほどにグッときます。
徳川家康役は津川雅彦さん。 津川さんは『葵 徳川三代』でも家康を演じておられます。 『政宗』も『葵』もジェームス三木さんの台本です。 両作品の間には15年間の開きがあるのに、津川さんは若いままってのがいいですね。 あらためて器用な役者さんだと思います。
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どの役者さんもとても綺麗な日本語をしゃべります。 時代劇に小奇麗はいらないといいましたが、日本語は綺麗でないといけません。
昨日・今日、どちらも本来寝ているはずの時間に観ました。 だから寝不足です。 なのにこんなにドキドキするのはなんでだろう。
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