馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2001年07月12日(木) 稲葉、安息の地

稽古を終えて帰宅する。
今日の夕飯はロールキャベツ。
淑子のお手製である。
淑子とは稲葉の母である。ぷんそ殿とは何の関わりも無い。

家でする食事がこんなに美味しいものだったということをあらためて知った。
ここ最近、家で食事なんてしていなかった。自宅生なのに。
食事は松屋。睡眠は部室って日々。

バイト(松屋)を始めてから「家」というもののありがたみを知る。
一人暮らししている人も同じようなこと感じてるんだろうね。

ある冬のこと
早朝にバイト(松屋)終えて帰宅。
泥のようになって布団に潜り込むと足元が暖かい。
睦雄が湯たんぽを用意しておいてくれたのである。
泣きそうになった。
あの日の布団の暖かさは忘れられない。

因みに睦雄とは稲葉の父である。
「ちかお」であって「むつお」と読んではならない。

いい家に生まれたもんだとつくづく思う。

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なんと安らぐ言葉であろうか。


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稲葉 馨

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