++ Nostalgic Diary ++
Written by : Kaori.Narita

 

親のありがたみ。

相変わらず、不定期な日記ですみません(苦笑)
前の日記に引き続き、ボーカロイド・カイトに萌えです。
最近では、生カイトともっぱらの評判のアニマ氏にも夢中です。



とか



とかは、ネット中エンドレスです(笑)
そのうちmp3編集して、車内BGMにしてやろうと画策中。
車の中がカイトとアニマ氏だらけ……ヤバい、たまらない!(笑)


まぁ、そんな趣味話はさておき。
タイトル通りの話をしたいと思いますです。

3月15日に、くも膜下出血で父親が倒れました。
発見が早かったことと、担当の先生が土曜で休みだったにも関わらず自宅にいてくれたことなど、たくさんの運にも恵まれて、幸い命はとりとめました。

ただ、手術中に再出血すれば命はないと言われるくらい、生と死の崖っぷちで、手術中はもうひたすら祈るだけでした。
テレビで見ていた再現VTRの状況が、まさか自分の身に振りかかるなんて思ってもみませんでした。

数日前には、ちょっと風邪気味だ――と電話で話したのに。
携帯には、その時に入った伝言メモだって残っているのに。

手術室に運ばれて行く姿を、なんだかとても遠いところで起こっているような、テレビでも見ているような頭で見ていました。
手術を終えて出てきた姿を見て、それが現実なのだという実感が、ストンと身体に落ちてきました。そこで初めて泣きました。

私が小学校へ入学する前、胃ガンの手術をしている父。
母は「どうしてお父さんばっかりが」と隣で泣きました。

術後の何回かのヤマを越え、集中治療室で横たわる父に面会に行きました。
頭や腕から、いろんな管を通されている姿を見て悲しくなる反面、生きていてくれてよかったと、嬉しくて涙が出ました。


憎まれ口も叩くけれど、やっぱり親は親。
失いそうになって初めて、そのありがたみや存在の大きさを知らされます。

今しばらくは、脳の受けだダメージのせいで、認識力などにも影響が出るから、母や私のことも認識できないかもしれないと言われました。
けれど、生きているなら少しずつ思い出していけばいい、障害が残っても、生きていてくれればいいと、心から思ったこの2週間弱でした。

生きる力を失わなかった父に 心からありがとうを送ります。


2008年03月27日(木)