Written by いずみ
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2003年11月16日(日) |
第5回 いいお産の日in福島 |
……( ̄▽ ̄*)
無事、終わりました。 前日が「不良妻・不良母同盟」2周年で、記念チャットを夜中に開催することになってて、朝8時半集合なのにやっちまったっす。おほほ。参加者さま、どもでした。
朝は、何とか無事に寝坊することもなく朝食を準備し、そそくさと身支度をしていると、たっけ&まこが起床。 しかもたっけ、前日某所から託児コーナー用にお借りしたオモチャで遊べる、ということをしっかりと覚えていたようで、私よりも早く支度し終わり
「ママチャン、いくよっ!」
……保育園へ行く時もそのくらい張り切ってください。
ホントはダンナにたっけを任せて、開場する頃にでも連れてきてもらおうかなと思っていたのに、結局スリング自作・既製品合わせて8点ほど等等の荷物とともに、チビも二匹連れて行く羽目に……
昨年のイベントの時は、一般来場者数は50名ちょいだったそうなのだが、なんと今年は終わってみると、100名を超えたと言うではないの!しかも、署名をしていかなかった人も含めると、もっともっと来ていたらしい……。 最後の反省会で、ビラ配りの効果の絶大さから、しきりに誉められてしまい、一緒に配って歩いたSさんと2人で照れ照れ照れ照れ…… …春乃さん、そーなんですよ、誉められちゃいましたよ!!一番対象者の多かったあの日に手伝ってくれたこと、ホントに感謝しますぅ!!
さて、話は戻って内容。
茅原ますみさんの特別講演会。……サイコーーーーー。私は一気に茅原さんと茅原ファミリ〜に惚れました。 もう、講演会の内容は、私がどんなに書いても書いても上手くまとまらない、お産と母乳育児のステキな話を、濃縮還元でこれからお産されるお母さんたちに伝えてくださりました。そうそう、そうなのよ、と頷き、わーそうなの?ステキっ!と感激し。
これからお産をするのだけど、自分の希望どおりにしてくれる産院が近くにないから、私は“いいお産”なんて出来ない…
違う違う。そーではないの。それなら希望を伝えなきゃ。産院側はお母さんがどんなニーズを持っているのか知らないんだもの。
「○×したいんですけど、……いいですか?」そんな弱腰じゃなくていいの。
「○×させてもらえますか?」
さらっと、ささやかなことでも、なんてことのないことでも、ふと、“したい”と思ったことを伝えなくちゃ。だって、人生で数回の、貴重な体験なんですもんねぇ。 あなたのその一言で、ドンドンお産事情は変わっていくよ。ほんとだよ。 最初は「は?」なんて反応されちゃうかもしれないけど、そうやって産む側がドンドンアピールをしていくことで、きっと次のお産をする頃には、ガラッと方針が変わってるかもしれない。
そして、働くおかーさんとして、おっぱいを搾乳しなきゃならないのだけれど、コソコソとではなく、むしろ堂々としていいんだって。 茅原さんご自身も、最初上のお子さんの時は、おトイレの個室で搾って、こっそり職場の冷凍庫に保存していたそうなのだけど、今は「おっぱい搾ってきまーす♪」と、衣装室でやってます、と。そんな姿を後輩たちが見ていることで、「働きながらの育児って、こんな感じなんだ〜」とインプットされていくんだろうな、とも言っていました。 そうっすよね、母乳育児をする姿、決して恥ずかしい行為じゃないんだもんね。そんな茅原さんの姿を真似ることは、結構勇気がいることなのかもしれないけれど、やっぱり誰かが変えていかなきゃならんよね、この世の中。
で、途中で三男・涼乃介くんがぐずっちゃって、あのインパクトのあるSlingEzeeの豹柄スリングに収めつつ「これ、いいですよ〜」と。ええ、これこのあとのいい伏線になるのです。お願いした訳じゃないんですけどね( ̄▽ ̄)ノ゛茅原さんサイコー
そして講演会の熱気が冷めやらぬうちに、一気に【福島初・授乳ショー】へ。 4人のお母さんが授乳を実演(おっぱいをボロンと出したわけではなく、授乳服を着たり、まぁうまく見えないようにやってました)。 5人目のお子さんを出産されたお母さんが、みんなの前で添え乳を披露。
で、そこへ私がスリングにマコタンを突っ込んで、大手を振って歩きながら授乳を…というところで、スタンバっていたらワタシを呼ぶ声が。
「いずみさん、いずみさん!たっけくんが、転んで口の中切っちゃって……」
( ̄△ ̄;)ハプニング発生…
確かに「ママヂャ〜〜〜ン(TロT)」と号泣する声が…… 仕方がないので抜け出し、様子を見に行くと、どうやら下唇の内側を歯で傷つけてしまったらしいのだ。……こりゃもう、ちょうどいい!連れてけ〜〜!…ということで、再び授乳ショーをしている会議室へっ!そこで、オイオイ泣くたっけに乳をやり(マコタンもスリングに入って引き続き飲み飲み中)、
「実はここにですねぇ…なんと、きょうだい2人に授乳しているお母さんがいるんです!」
は〜い、私でーす(爆)。 で、妊娠中はどうしていたのか、1歳以上の子に授乳を続けることにどんなメリットがあるのか、同時授乳を続けている理由(メリット)はどこにあるのか、、などなどを司会のMさんのリードでペラペラと喋ってきたジョ。
で、改めてスリング授乳を公開。「母乳育児だと、外出の際に、時間や行動範囲を限られてしまうイメージがあるけれど、いずみさんはこーやって、買い物しながらでも歩きながらでも授乳しちゃってるそーでーす!」
どーだぁ〜〜!母乳育児は楽チンだぞーーーー!……というお話でした。
ちなみにたっけは、授乳ショーが終わるのも待ちきれず、そのまま「ママチャンとあそびたい!」と、スリング授乳をする私の手を引いて退場⇒廊下で待っていたダンナとお昼を食べに出発したのでありまーした。
そんなわけで、茅原さん⇒授乳ショーの流れに乗って、その後そこの会場を模様替えして授乳服とスリングの試着コーナーを準備するところだったんだけど、授乳ショーが終わった途端、廊下でお母さん方に囲まれてしまい、
「それはどこで手に入るんですか!?」 「作ったんですか!?」 「作り方、教えてもらえるんですか!?」 「作ってもらえるんですか!?」
と、質問攻め。ままま、待ってください、今からそこに試着コーナーと作り方・使い方の説明書を無料配布……
嗚呼そこで救世主登場。ゆっき先生ぇ、おこちゃま&ご主人ともども遠くからわざわざご来場ありがとーございました(T▽T) お手製のスリング数点と、リングを持ってきてくれて、対応しきれない分をカバー…どころか、おんぶに抱っこ状態で(笑)。だって私より詳しいんだも〜ん。
ついでに、まりのすくんちのけいこさん版スリングのテール部分の作り方の誤りをご指摘していただきまして(こゆたんさん、どうやら仲間らしいですよ、私たち・爆笑)、その他色々作り方のアドバイスもしていただき、も〜至れり尽せり!試着コーナーが落ち着いた頃には、すっかり語り合っていました。至福のヒトトキ……
さ、て。
スリング有料普及活動、結果はですね、その場では販売が出来ないことになっていたので、ご来場のお母さんからご予約を2件頂きました。 あとね、うふふ。一緒にビラ配りを頑張ったSさんのお計らいで、医大のNICUのH先生とお話することが出来て、後日ご連絡頂けることになりまった!
Nっ子ちゃんたち、スリングで看護師さんたちに抱っこ抱っこしてもらえるねぇvv おばちゃん、君たちのために頑張って丈夫で居心地のいいスリングを一生懸命縫うからね、頑張ってNを卒業するんだよ!
ちなみに、私はお昼タイム以外はスリングコーナーから離れることがなかったので、様子を伺うことが出来なかったのだけれど、助産師さんの相談会やベビーマッサージ等々も好評だったみたい。 やはり、産院の母乳外来よりも、こうして距離を置いたところの方が、かえってお母さんも心を開きやすいのでは、ということでした。そして、フリースペースや廊下などで、気軽に立ち話っぽくお話出来て、みんな楽しんでいたんですって。
私も講演会が始まるちょっと前に、助産師のHさんとすっかり話しこんでしまい、お産とおっぱいの熱いトークを2人で繰り広げてしまった(笑)。
「そ〜なのよ、分かるぅ〜〜!?もう、なんていうか、今のお産の現場の現状が歯がゆくて歯がゆくて……」
と、うちのかーちゃんよりももうちょっと上のHさんと、まるでお友達のように盛り上がるその様は、妙な光景だったに違いない(^^;
とにかく、すんごく楽しかった! 正直、ビラを配りながら「ホントにこの人たち、私のトークで興味持ってくれたかなぁ、来てくれるかなぁ」と心配だったし、正直本場(?)東京のイベントの様子を見聞きすると、「いいなぁ、そんなに盛り上がって…」と、憧れ半分、ジェラシー半分(笑)だったけど、なんつーか、地方ならでは・手作り感いっぱいで、なおかつ茅原さんの絶妙なトークで、大大大盛況!だったのではないでしょーか。
というわけで、当日声をかけて下さった、春乃さん、のぞみ700系さん、ありがと〜ございました〜!お会い出来て&お話出来てよかったです(^^)
一つ心残りというか、心配事はといえば、スリングの各種説明書を持っていって下さった方々の中でネット環境のない方、分からなくなった時にどーするんだろう…そのまま諦めてしまうのだろうか。 そのために、私の連絡先を入れた小さい紙を用意して挟み込もうと思ってたのに、間に合わなくてそのまま説明書と一緒にただ並べたんだけど、殆ど誰も持って行った気配がないんだよね(苦笑)。 希望者が多ければ、スリングの使い方のお勉強会でもしようか…(私が講師というわけではなく、私も一緒に勉強するの・笑)と思っていたんだけど、希望者が私の連絡先を知らなくてどうする……。
はて。。
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