ゆにっき
UNi



 滲んで見えない…

ここ最近で、ぐっと成長できたような
そんな気がした私。

その感謝の気持ちを言葉にしてみた。

私は言葉を選ぶのがへたくそで。
でも今の気持ちを精一杯形にしようと
頑張った。

何度も何度も反芻して。

これ以上はもう言葉が浮かばない。

ボタンを押した。

どのくらいたっただろうか。
その時本屋にいた。
聞き覚えのあるメロディーが私の耳に入る。


その一文を読んだ瞬間、
何故だか涙が溢れてきた…。

読んでいた本はどんどん滲んでみえなくなっていく。

涙が頬をつたう。

その場にはいられなくなり、
足早に立ち去った。

帰り道、暗がりなのをいい事に
人目を気にする事もなくおもいきり泣いた。

なぜこんなに泣いているのか、
私にもよくはわからなかった。

でもきっと

「ゆにでいていいんだよ」

そういってくれた気がしたから
そう頭は理解したのだろう。

自分を自分と認めてくれる。

そういう事は今までなかったかもしれない。
初めて
「私でいていいんだ」
そう自信を持てた気がする。

あの時。
分かれ道の真ん中でひたすら悩んだ日々。

今はもう何も後悔していない。

だって、何ものにもかえがたい、
そんな大切なものに出会えたから。

この先形をかえる事になっても、
どんな事になっても、
私はこの大切なものを守っていく。

今の道筋をつけたのは自ら選んだ事。

だけどここに導かれたのは‥運命。

そんな気がする今日。

2005年11月05日(土)
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