|
|
■■■
■■
■ じん‥ときた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 人と人とは、ほんとうにはわかりあえない、 と知る謙虚さがあって、はじめて、 たがいに親切になれるんだと思う。
Only is not Lonely. みんなが本人として、生きる。 みんながほんとうは他人を理解しえないと知る。 だからこそ、親切は生まれる。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
↑ほぼ日ダーリンコラムから勝手に拝借。
他人を理解している、と私は傲慢に思っていたのかもしれない、 とこの文章を読んではっ、とさせられた。
理解している、というよりも、 「理解出来るに違いない」 と思っていたのかもしれない。
だから、人の相談にも辛さを聞いてあげる時も、 その人の気持ちになって、答えてあげよう、 そう思っていた。
でも私は所詮その人ではない。
その人の苦しみ、辛さ。
それはやっぱりその人にしかわからないものだ。 でも、だからダーリン(糸井さん)も言うように 「人と人とはわかりあえない」 という事ではなくて、 「同じではない」という事を忘れてはいけないんだと思う。
自分がよかれと思って、その人の気持ちになって 何かをしたとしても、必ずしもその人の為になったのか? というと、やっぱり『?』なのだ。
でもとかく人は、いや少なくても私は その事をつい忘れがちだ。
自分自身、辛い事や悲しい事があって、 友人などに聞いてもらうとして 「私の気持ちなんて誰もわからないんだ」 と思った事も確かに遠い過去にはあった。
でもわからなくて当たり前なのだ。 彼等は『私』ではないのだから。
そのおかげで自分とは違う考え方を聞く事が出来たりして 目からウロコが落ちる時もある。
だから、人と人とのかかわりって 本当に重要なんだと思うのだ。
私はこの世でたった1人。 私は私でしかありえない。
日々もがき、苦しみつつも ほんの少しの、ちっちゃいランプの光で照らされた足元を、 おぼつかない足どりでも1歩1歩、 確実に歩きながら、きっとそのうちに 光りの場所まで到達出来るのだろう。
人とかかわり、支え、支えられつつ。
2005年05月30日(月)
|
|
|