こもれび。

2008年02月26日(火) 陰影。


ここ数年、年に一度は仕事で大波の余波をかぶってる気がします。
教える事には多少慣れてきたつもりでしたが、
まだまだなのだなあと反省しきり。
自分では当たり前でも他人には当たり前じゃない。
当然なのに、その事を忘れてしまいがちなのですねえ。


   *     *     *     *     *


こないだは四国へ旅行に行ってました。
道後とかこんぴらさんとか坂の上の雲ミュージアムとか。
四国の土地柄なのか、観光客に慣れているのか、
親切な方が多い印象をうけました。
昔ながらの観光地なので、強引な声かけにはまいりましたが
その辺りを十分カバーできるほどの好印象。
親切なおじさま方が多かったのかしら。
係員?と思ったら、通りすがりの地元の方だった、なんてこととか
ありましたよ。

ホテルの対応も良くて、出迎えのマドンナ姿のおねえさんが
よそよりかわいらしかったのはポイント高し。
他でも数人見かけましたが、たぶん一番かわいかったです。はい。

広くはないけど露天風呂もありました。
寒い時期に、ピークを外した時間帯を狙ったので
朝の露天なんか貸し切りに近くて、ゼイタクでしたよー。

ぼんやりと灯りに照らされた庭を観てて思ったのですが、
日本の夜の闇は、完全に黒で包まれてるわけじゃないんですね。
芝や木々の葉の色、流れる水や水底の色、夜空の色。
明度が低い中でもさまざまな色が相まって、
心地よくやわらかい闇の中にいるような気分になりました。
派手な色も目立つ演出も要りません。
空に光る真夜中の星や、刻々と変わりゆく夜明けの空を
眺めるだけで、心がゆるゆるとしていくようでした。
日本に生まれて良かったなーと思う時間の一つです。


おいしいお土産も買いましたよ。
羽根さぬきはもちろん、灸まんとかごろっとした栗入りのタルトとか
他にもいろいろ。
現地で食べた伯方の塩アイスとか感動してみたり。
とりあえず、お土産代の精算と体重計がちょっとこわいくらいだなー……


で、充電もしましたし、仕事の合間にはゆるゆると息抜きしながら、
まいらない程度にひと頑張りしてきますよ。
映画はしばらくお預けかもしれませんが、買ってきた羽海野さんの新作とか
おもしろそうですし、J開幕が近付くだけでワクワクしてきますし、
いくらでも楽しみは見つけられそうですからねえ。


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立見皓夜 [MAIL]

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