読書日記

2003年07月07日(月) 荒俣宏さんへ。

平井呈一『真夜中の檻』(創元推理文庫)、荒俣宏の序文「平亭先生の思いで」をまた読み直した。厳粛で懐かしさに満ちた文章は今回もまたすーっと読めた。
荒俣さんはこういう回顧録がうまい。
前にも書いた通りもっともっと長いものを書いて欲しいと切望。
荒俣さんももう結構な歳である。
記憶の鮮明な内に驚くべき人物達の回想談を書いてほしい。
すでに相当数のものを書いていただろうか。
こちらの方が記憶に曖昧さがあるので、晩ご飯を食べたのに、「晩ご飯はまだ」と問い詰めるようなことになっていたら、こわいが。


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