村松友視『ヤスケンの海』(幻冬舎)は、読みやすいのが欠点。あの安原さんの生き方はもっと難解で激しかったのでは、と思いつつもこの一種の再現ドラマを結構夢中になってよんでしまった。安原さんの本をまた読みたくなる効果はあった。本の雑誌7月号と本とコンピュタ夏号を拾い読み。