2006年08月04日(金) |
SAMURAI7 #十二 「わめく!」 |
『 SAMURAI7 』 ~NHK総合テレビジョン
+第十二話 「わめく!」
・・いまさら感想 ・・・・。
*
カツシロウの葬った亡骸を 片付けなくちゃならなくなったキクチヨ。
文句を言いながらも 地面を犬掻きで掘り起こす姿がかわいい?
*
野伏せりを斬ったカツシロウを 無言で殴り倒すカンベエ。
そして カツシロウの刀を手に取り去って行く。
意味が分からず 呆然とするカツシロウ。
弟子の初陣に 何を思うかカンベエ。
自ら 敵の朱に染まったカツシロウの刀を研ぎ始める。
恐る恐る カンベエに声を掛けるも返答を得られず うなだれるカツシロウ。
「手入れを怠るな。 切れ味を 良くしておいた。 人を殺めてこそのサムライだ。」
お前が目指していた サムライ というものに 一歩 足を踏み込んだのだ。
「サムライでありたいなら 人斬りの罪過を背負う覚悟を固めよ」
お前は サムライとして 農民達の依頼を遂行したまでの事。
敵一人 斬捨てただけで その事実に苛まれるのであればサムライを志すな。
今ならば まだ引き返せる。
このまま サムライとして生きるのであれば
人の命を奪う行為が 当たり前の事 になるのだから。
もう 迷うな 立ち止まるなと 去って行くカンベエ。
*
戦場の匂いがしなかったカツシロウ。
自分と出会ってしまった事により
戦場の匂いである 罪過を背負わせる事になってしまった事を謝罪するキララ。
返り血に染まるカツシロウの手を取り
「共に堕ちます
せめて あなたが浴びる血は 私に清めさせてください」
と その血に口付けるキララ。
そんなキララの態度に 胸きゅんきゅんな カツシロウ。
なんか プロポーズにも聞こえるような。
只でさえ キララに気があるカツシロウが 勘違いしてしまっても
こりゃ 無理は無いねぇ。
でもさ
巫女が血液なんかにクチ 付けちゃったりして大丈夫なン?
*
ホノカの時と同様に豹変するヘイハチ。
命の危機に怯えるマンゾウ。
父親の命乞いをするシノ。
憤るヘイハチに憤慨するキクチヨ。
「あなたはカンベエ殿に命じられた事をやればいいんです!
なぁに この人事は悪いようにはしませんよ」
語尾を強めて言い放った後に ♪マークでも最後に付けたくなるような
にこやか口調で言われても
なんか かえって 怖いんですけど・・・・。
*
マンゾウ 村中ぶら下げ回しの刑 に処せられているよな。
「マンゾウ・シノ スピーカー」 で
皆 何事かと手を止める。 集まってくる。
村長の前でマンゾウを放り出す。
マンゾウの裏切り行為を問い詰めるリキチ。
野伏せりもサムライも同じものとして見ているマンゾウ。
自分にとって害あるほうが敵であると。
橋向こうの民家や田畑を切捨てられると聞いたから 今はサムライが敵であると。
すべてを守ってくれるものと すべてが無事で済むものと 思っていた農民達には 晴天の霹靂。
「野伏せりと戦うためだ。致しかたあるまい」
当然至極 とばかりに言われて ざわつく農民達。
何もかも犠牲に出来ず 手放す覚悟が無い 自分だけがかわいい農民達に切れかけるヘイハチ。
「これではとても戦えませんよ。
一度裏切った者は いつまた裏切るか分かりません。
これは戦でしょう。 戦なれば裏切り者は始末するのが道理です」
「確かに道理」
裏切り行為を行い 朋輩に始末されそうになったキュウゾウが同意。
ヘイハチって 裏切り行為そのものを嫌悪しているのかと思ったけど
それは 自分の味方内での裏切り行為限定 なんですかね?
自分の味方を裏切って 敵からこちらの味方側に付いた キュウゾウについてはスルー??
「一度裏切った者は いつまた裏切るか分かりません」
とまで言い放っておいて 彼はスルー?
自分達の 「味方の命」 を狙っている奴なのに スルー?
戦っても勝ち目が無いから とか言わないよね? ね?
*
堪忍袋の緒が切れて 柄に手を掛けるヘイハチ。
それを制するシチロージ。
一触即発の事態に猪突猛進で横槍いれるキクチヨ。
農民側に味方をしてサムライを怒鳴りつけたかと思うと
今度は サムライ側に立ち農民達をなじる。
「いいか 農民ってのはな ケチンボで ずるくて 泣き虫で 意地悪で 間抜けで 人殺しだぁ!」
そんな農民を作ったのはサムライだと。
戦にかまけて 農民たちの大事な物を踏みにじるから それらを守る為だ。
生きる為だと。
自分が農民であるかのように力説し 何かを思い出したかのように
泣き出すキクチヨ。
「キクチヨ おぬし 農民の出だな」
もともと感づいていたカンベエが問う。
自分を隠していたものをすべて取り去り
本当の自分をさらけ出したキクチヨを 「サムライ」 と認めるカンベエ。
此処に 遂に サムライが 7人 揃う。
そして マンゾウを諭す。
今回は許すが 次は無いと思えと。
その処置に 一応怒りを納めるヘイハチ。
*
休息さえ取らずに作業に徹するヘイハチ。
作業を中断させてしまったのは自分の所為だと。
「戦場でもっとも恐ろしいのは 敵よりも味方に潜んだ隠密。間者のたぐいだ」
そのシチロージの言葉に 表情を曇らせ視線を逸らすヘイハチ。
やはり 『「味方」の裏切り』 に重きを置く。
「カンベエ殿は 何故ああも人を信じられるのでしょう?」
「負け戦を重ねた故 あたしはそう思いますですよ」
物思うところがあり 弱く笑うヘイハチ。
*
いくら怠けているとは言え
農村から そうそう聞こえる筈が無かろう 鉄を打つ音まで響かせているのに
大木が音を立てて切り倒されているのに
アレだけ大掛かりな工事をしている カンナ村の変化に気付かない
野伏せり側の物見って 一体・・・・。
*
遂に登場
『○六つ △一つに 田んぼのた の 旗』
士気も上がり 軍旗も揚がり カンナ城の夜は更けて行く。
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