けたたましく鳴り響く、爽快なクラシック。 (自宅の電話の着信音・己の趣味☆)
いそいそと電話に出る母。 そして、小首を傾げて受話器を置く。
「どうしたン?」 「それがねぇえ」
『はい、もしもし』
『・・・・・・』
『・・・もしもし?』
『おばあちゃん? おばあちゃん? わかる!?』
『判らないわ(即答)』
『!!!!!!(何を言っているか判らない怒鳴り声)』
行き成り電話が切れる。
「・・・・それって、所謂オレオレ詐欺じゃ・・・・」 「・・・・ああ、これが!」 我が家におばあちゃんと呼ばれる人物は居らん。
帰宅した父に話すと
「どうせ金払わなきゃいいんだから 最後まで話合わせてみりゃ良かったのに」
いや、 そこまで気ぃ廻りませんって。
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