2003年09月01日(月) |
会社での出来事 2002年愚痴編 |
2月・8月は大概どこの会社も暇だと言うけれど わが社(我が部署だけ?)はその例外に漏れずかなり暇でした。 パートなんで暇なのに居座るわけにもいかず(いたかないけどね) 帰ったり休んだりしてたんで今月の給料はかなり少なめ。 とはいえ、この不景気の中 時給は800円といい方なので 助かってます。 9月になってもまだ暇なんで、今日も1時で帰りました。 まっ、そのうち 恐ろしいくらい忙しい秋がやってくるんだけど。
うちの会社は、ある商品の物流の会社でして。 正社員以外の大多数はパートさんでまわってます。 女がやたらと多いので、それぞれのところで何やらいろいろあるみたいだけど 最近は沈静化してるかな? 私は、最初からこの会社で働いてるのでかなり居心地が良いのだが やはり、ばばぁだからでしょうか昔の仲良しさんがいた頃を思い出し たまに涙ぐむ事も密かにあり。
この一年半で私以外のパートさんが辞めていき 一番の仲良しだった新井(仮名)が辞めたのが一番の打撃だったなぁ。 その頃は、新井と花本さん(仮名)の3人でしていた。
ある日、いきなり花本さんが部署替えを希望した。 あまりに唐突だったけぇ(なんせ3人の部署だし) それまで、それなりに仲良かったし 仕事的にも困るし。 なんとか説得を試みたけど。 何でも、おばぁちゃんの介護があるから午後からの仕事(部署)に 移動したいと。
前後の話からして そんなん嘘に決まってる!と思いながら・・・。 それでも、新人が入ってなんだかんだで時が過ぎていったある日、 どうも、うちの直属の上司(岡田さん)の様子がおかしい。 移動したおばちゃんを よく思ってないらしい感じ。 問い詰めたね。 『何を聞いてもおどろかんけぇ、今後の人間関係の勉強のためにも何か隠してることがあったらおしえて欲しい』と 何がなんでも聞きたいがために言ったら、
泣いたね。人が信じられなくなりそうだった。 それを聞いたほんの1週間前、私は花本さんと一泊旅行をしたばかりだった。 それからは顔を見るのがイヤでイヤで 胃が痛くなった。 なのに、花本さんはとても無邪気な顔で 『アンちゃ〜ん、元気ぃ?忙しい?』と 声をかけてくるのだった。 内心、(お前、私にいじめられたんだろう?声かけてくんなや)と 思いつつも、ひきつり笑い。
花本さんの仕事の大雑把さにや〜んわり 『・・・した方がいいかもぅ』とか 『私、前そうやって失敗したんですよぅ』とか気をこっちはこっちなりに 気を使いながら注意していたけれど、それがいけんかったんかい!?
対メーカーや対お店の仕事なんでいい加減な事をしたら この会社の信用に関わるじゃない? 現に、花本さんはその前に10の数を100で打って メーカーさんから、『お宅のその部署は信用できない』 と、言われたばかりだった。 その失敗は、私や新井だっていつしてもおかしくないので 責める事はしない。 だけど、お互い気をつけなきゃね、と言い合ってきたのに また、大雑把な現場を見ると正直しんどかった。
パソコンを使う仕事や書く仕事は嫌がって 『若いアンちゃんや新井さんがしんさい』 ハイ?モシモシ?モシモーシ! ある日、新井が花本さんに言いました。 『花本さん、ずるいじゃないですか!! 同じパートなんじゃけぇやりましょうよ。書くのは、責任も伴うんでメーカーからミスを指摘されるのはいつもアンさんか私なんですよ』 そしたら・・・・『いいから、いいから』 オーイ!!何がいいんだよぅ
仕事中は、携帯はいつも自分の机の上 いきなり話し始めたなぁ、と思い後ろを向くと 携帯で話してたり、メールをピコピコ。 注意するにも同期で年上は結構キツイ。実際。 だから、行動で示すしかないのだ。 私と新井は意地でも携帯は触らなかった。 でも、そんなんじゃ気付くはずもなかったけどね。
花本さんは山登りが趣味。 アンは休日を書き込むカレンダーに2週間も前から名前を書いてました。 急に登山が決定した花本さん。 どうしても行きたかったんだろう。 前日に社員に『明日、休みたいのですが〜』 すかさず、アンが『私、明日休み取ってますけど』 『・・・・』無視されちゃった。 病気や忌引きなど、どうしてもの理由なら私も鬼じゃない。 変わってあげますよ。 でも、趣味でしょ?と思うから暇でもない時期に新井1人にしておけない。 意地でも変わってあげる、と言わなかった。 そしたら、帰る間際に 『明日、雨なら来るけー!晴れなら休むけー!』と、言って 旋風の様に去っていきました。 残された社員と私と新井は皆 憮然としていました。 今の部署はね、パートさんがたくさんいるから 存分に山登りと称して休んでおられるそうですよ。 えぇえぇ、楽しいでしょうよ。
でもね、何が悲しかったかって いじめられた、と訴えた当時の部長(今は課長・ヤーイヤーイ)が 花本さんの言い分を信じたこと。 私や新井にどういう事?と聞いてこなかった事。 当時の上司は、『アンちゃん達はそんな事はしていない』と 部長に言ったらしいが。 私か新井を辞めさせよう、としていたらしい。 あの二人がつるんでいるからいけないんだ、って。 悪の塊じゃないっつーの! それを聞いたときは、もしもの時の為に 裁判関係を燃えながら調べましたよ。 小額裁判とか。
所詮、パートなんだけどそれでもパート中心で動かしてるんだから それなりに責任感は必要だと思うから 真面目に働いてきたのに すごくアホらしくなった。 仕事は9時からの契約だから、9時には通常の業務が滞りなく始められる状態で いるべき、と思うので15〜20分前には行って準備をしてる私。 花本さんは9時に部屋に入ってくる。 自分の考えでしてるだけだから、人にもこうするべき、と 強要するつもりもなかったが。 上の人間はそんなん知るはずもなく、弱く見える方を味方すんのかぁ、と 虚しくなった。
花本さんの口癖は『アンちゃんは真面目すぎるんよ〜』 『パートなんじゃけぇ、パートなりの仕事をすればええんよ』 確かにね。この会社じゃそうかもね。 でも、できないけど。
見た目もあるんだろうか? こう見えても(どう見える?)人の悪口なんて極力言わない私(たまに言うけどね〜) 新井も、明らかに私タイプ。 私をよく可愛がってくれる他のおばちゃんは 『アンちゃんは、こう見えて結構人に気を使うよねぇ』と、言ってくれるのに。 誰が見ても、人の良さそうな朗らかそうな花本さん。 いい人に見える人ほど気をつけなきゃぁ、と心に誓った私です。
その後、花本さんの後任で入ってきた人に(木本さん・仮名) 引継ぎの日に(初日) 『アンちゃんは、仕事に関して厳しいけぇ大変だと思う』と言ってたらしい。 その後、花本さんのいる部署に仕事で行く時があった時 その木本さんに『アンちゃんは休みとらしてくれよる?』とか 『パートなんじゃぇパートなりの仕事をすればいいんよ』と言ったらしい。 木本さんが、慣れてきた時そう告白した。 『私はアンさんと実際に接してそんな人じゃない、と思ったので 信じませんでした。』 『だけど、入って初日に言われたのでビックリしました。』 彼女は私に言った後、私がショックを受けていたので (シマッタ)と落ち込んでいましたが。 素敵なお土産まで残してくださって。 【立つ鳥 後を・・・・濁しまくりやん!!】
知らず知らずのうちに 人を傷つけちゃう事もあるでしょう。 その都度、振り返って反省する様にはしているけれど それでも、傷つけた事には変わりない訳で。 人に優しくありたい、と思う今日この頃。
あぁぁぁ!スッキリした!!
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