xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2002年01月23日(水)

「自分を信じない奴に努力する価値はない」

 朝御飯は煎餅とかクッキーで,特にお腹も空かないし何より面倒だったので昼御飯もそうやって適当にすませてしまおうかと思っていた.けれど窓から見える空は晴れていて,日光を浴びたいなあとふと考えてしまい,結局,コートの袖に腕を通した.財布をひっつかんで外に出ると溢れる光.こう感じてしまうってコトは確実に闇夜の生活をしていたのだなとしみじみ実感.


 セミナーの時間に英語を理解する気力が湧いてこないので意識を飛ばす訓練など.手始めに冥王星まで飛ばしてみる.単に逃避.単にぼんやり.くっだらないコトを妄想して自分を慰めるどころか更に輪をかけて荒ませてみる遊び.非生産的.非建設的.なんつーか,自慰行為にすらならない.



 ということで,ちょっと前向きな,かつマニア(オタク)な話題.


 一時期,友人ムの院生部屋で流行った,というか皆のココロを捉えた言葉.週刊少年ジャンプの連載「NARUTO」の登場人物,ガイ先生の台詞であった.

 「自分を信じない奴に努力する価値はない」

 はい.今,手元に単行本がないのでよくわかりません.ま,だいたい言わんとすることは通じるでしょう.

 ええ,これが大流行.皆々ココロ打たれまくり.
 なんというか.ミナサマ疲れてる(この部屋の住人の83.4%は卒業をかけて必死こいている人間).
 研究者なんて,結局,生活できるかわからないくらいにヤクザな職業で,それでもこの道を諦めきれない人々の集団.院生はその予備軍.芸能方面に近いような気がする.能力と運と努力と情熱.不透明な未来にジャーァンプ!ってなもので.

 当然,誰もが不透明な未来を抱えて生きているのだし,別にそれは同じ.
 これで生きていけるのか,なんて自分を信じるほかない.これがどんな未来に結びつくのかなど,周囲を見渡すと決して明るくはないニュースばかりでどうやって楽観的に構えていられよう.
 ていうか,ここの人々がそうやって暗い思考になりがちなのも,それは卒業をかけて切羽詰まっているからなのだが.でも,そうなりがちの時も人にはあるでございましょう.こんなことを続けても成功に夢に結びつくのだろうか.無駄なんじゃないか.無理なんじゃないか.

 そんなときにはミナサマで,はい御一緒に.
「そうだよ!自分を信じない奴に努力する価値はないんだよ!」
「信じるんだ!自分を信じるんだよ!」

 はい,ちょっと空気が怖いですね.マジですね.
 でもいい台詞だと思います.自分を信じるという,実はとても難しいことをし続けるために.


 そんなこの部屋では皆々お金を出し合って,週刊少年ジャンプを購入中.
 おまえら研究はいいのか,というツッコミは受け付けません.



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