| 今日もよくダレてます | |||||
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| 2004年07月18日(日) |
| 最近仲良しさんになった人たちの多くが きっとさみしいんでしょうけど 心の病気のせいにしています。 それがわかるので実はイケない優しさですが 優しく声をかけてあげてます。 とりあえず、その場では、さみしさを取り除けてあげられるかなと。 本質的に嫌いなのは 自分が病気だから特別だって思う人で 病気じゃなくて、性格でしょって思うんですけど。 例えば薬の話。 精神科の薬って痛み止めとは違ってすぐに効くってもんでないです。 あ、そういうば、飲み続けていたら なんとなく落ち着いてきたなあ、前よりはぐらいの おだやかな効き具合なんですよ。 眠剤もそうで、飲んですぐ眠くて目が開けられないってことはないです。 経験されている方はおわかりだと思うんですけど。 けど、薬これ飲んでいると自慢したり つまり、これだけ自分は症状が重いということですね、 あとは、眠剤飲んだら、すぐ眠くなったとか。 聞いただけで、症状の軽さがわかるんですけど ご本人は重病だとおもっていらっしゃるらしく かえって本当に病気と戦っている方のほうが しんどいなんていわずに、がんばってます。 もちろん、発作・・・この言葉も嫌いなんだけど 衝動的になったときに飲む頓服もありますが。 これを飲んでも、安静にして、心が騒ぐのが いつか治まるんだからと、時間がたつのを待つぐらいなんです。 ネットでいくらでも薬の情報は手に入れられますし 頭でっかちな人もいるみたいで。 こないだはですね、薬自慢が始まって いやだなあと思ってたんですが黙ってたら おれもおれもとエスカレートしていって 聞いてたら、軽い薬ばかりだったし いかにも自慢したいらしいので ちと釘さしたろと、ワタシの飲んでいる薬のひとつの名前を出しました。 はい、そこで終了です。 ええー、そうだったのとネットで早速薬の効用やなんかを検索した方が みそじはDVなのか〜って。 DVって言葉自体嫌いなんですけど そうそう、あんたたちはまだ大丈夫だよ、軽いから こんなワタシでも生きているからとなぐさめました。 お医者さんの待合室では これがまた結構患者さんが多くて 待ち時間が長いんですよ。 で、タバコすいながら、世間話するんです。 皆さん、本当に明るくて、楽しい方たちです。 当然顔見知りになる方もいて 元気だったあ?とか近況報告して。 皆さん、確実にワタシより重病なんです。 働けなくて、障害者年金もらってるぐらいなんで。 でも、実に明るい。 似た年の女性と仲いいんですが彼女もそうなんです。 一番最初にワタシがあそこに行ったとき どうして帽子ぬがないの?と聞いた彼女です。 そのときワタシは泣いてばかりいて 泣いているのが見られるのが嫌で 帽子を目深にかぶってたんですよ。 泣いているから、というと 泣いてたっていいじゃん、帽子とりなと言ってくれて。 泣きたかったら泣いていいんだよって感じで。 彼女と他愛ないおしゃべりするんですけど 彼女は必ずワタシの頭をなでてくれるんです。 いいこ、いいこって。 ワタシより彼女のほうが何倍も重いのに。 待合室にはそんな人たちがあふれています。 拒食症や不眠症、鬱、いろいろ。 みなさんとても一生懸命に生きていらっしゃる。 えらいなあと思ってしまいます。 わたしねー、昨日プリン食べたのー へー、何のプリン? コンビニで安くなってたんだー いいねー、よかったねー、食べれてねー うん、今日も食べれそうだー パートで働きはじめたよ。 でもね、客相手はいいんだけど お金の計算よく間違えてしまって困ったあ。 上司から怒られるけど でも、上司すきだ、人柄いいもの。 あらー、それだったら、いいよ。 間違いはしょうがないよー 少しずつ覚えていけばいいし 病気のために働くことができないので 皆さんあまりお金はありません。 それでも、楽しみを見つけては どこそこの花見に行ったらきれいだっけよー もすぐ夏だねぇ 今年の花火はどこでみようかねぇ なんて。 知らない人同士なんですけど そうやってコミュニケーションしています。 診察が終わると あー、先生から新しい薬出されたよー へー、どういうの? んー、昔の悪いことばかり思い出すって言ったら その記憶だけ消してくれるんだって 仲良しさんならここで薬の名称やら効能やらの自慢が始まりますが 彼女たちは あらー、よかったねー、そしたら、安心して眠れるねー うんうん、少し楽なれるかもー こんな、のんびりしたムードです。 こないだ、ワタシが待合室で泣いていたときに 一人のおばあさんがワタシの顔を覗き込みました。 目、どうしたの? 泣いている、ということが認識できないようです。 腫れてるよ、目医者行ったほういいぞーーって 心配してくれました。 くすっておかしくなって、でも、ありがとうといいました。 そのおばあちゃんは、お婿さんからイジメにあい 通い始めたとのこと。 腰痛くてというので、どうしたのと聞いたら 彼女は今88才。朝起きたら、ゴキッと音がして 腰の骨のうち3つつぶれてしまったそうです。 それまではお婿さんから言われるので 収入を得るために働いていたと。 びっくりしました。 88才ですよ。働かせなくてもいいじゃーん。 ええー、もう楽しなよというと カラカラと笑いながら うんうん、体も思うように動けないからねーと。 でもね、あたしゃ、まだまだ生きるよ。 意地張ってるんだ。 まだ死ねない。 今日も明日もあさってもそうやって意地張って生きるよ。 ふふふ、あたしゃ、欲張りなんだ。 絶対生きるよ。 あははははははは。そだねー、欲張りたいねー。 こんな待合室での会話は本当に癒されます。 最後に必ずまたねー 元気でねー ニコニコ顔で挨拶して。 ここのお医者さんは先生も「先生」ぶってなくて 友達みたいな感じで でも、ポイントは押さえてくれるし、ワタシに合っているみたい。 待合室はいつも和気藹々としていて 実はこの中で一番軽い症状のワタシが 癒されて、元気をもらっているのでした。 |