絆喪失症候群っていう本があるんです。 去年買ってたまに読んでます。
いつもチヤホヤされている女の子がいる。 そこに、内容はたいしたことがないのですが、 「オマエのこーゆーとこは良くない」 など(笑)ダメ出し説教してくる男の人が現れると。
「こんなに私のことを真剣に思ってくれているんだ」 と簡単にしんじこむ。(絆喪失症候群の一例)
内容の検討というのは施されないんです。 説教以外なにもしない人をいい人なんだといい、実際に助けてくれている人のことは、忘れて口だけ説教な人にすがりつくのでなおさら絆喪失生活になる(むごい笑)。 チヤホヤされているので、誰もきちんと向かってきてくれないから、ダイレクトな物言いするだけでこころある交流したと勘違いをする。 「衝撃」や「刺激」を交流と思い込むから、表面的なインパクトに弱いのが「絆喪失」症候群の特徴らしい。絆がないかららしい(笑)
チヤホヤされている絆喪失症候群の子は、リアルなサバイバルを自分でしていないので、「内容の検討」については知識がないそうである。
つまり、ハタケば言うことをきくのでむしろ扱いやすい、絆喪失症候群のかわいこちゃん(笑)というむざんな一例。
十年前、私が大した気の合わないと感じていた男性にポチっと話したとき。 「あんな風に厳しくいえるのって、ホントに相手のこと思っているからだよねえ。ホントのことっていいにくいから、ありがたいよね」 と感動して(笑)話すとね。 「キッツクグサッて言えばなんでもホントに聞こえちゃうってやつ。ギャハハ。頭良さそうだけどハンドリング以外と簡単なんだね〜。どうでもいいこといってハタケば泣いて感動するみたいな。美人は叩けば簡単ってほんとなんだな〜〜やっす〜!」 とかあれこれむざんなことを(笑)言われました。
とてもムカつきやなやつだと思いましたが(笑) そして特にチヤホヤされていたつもりもないけど、確かに内容の検討よりも単に 「はっきり言う」 という単なる演出(笑)に騙されていた部分もあったなと思います。確かに口だけの人で他にもっと思って行動してくれる人の方が大事なんでしたよ(^^ゞ。私は、絆喪失してたんですかね(爆)!?
気の合わない友人ではありますが、 私がいわゆる絆喪失症候群に近い感覚でいたのに気づかせてくれたのは、この言葉でした。 当時ただやな気分になり、はらがたち、感動も感謝もしませんでしたが(笑)記憶に残って何度も思い出す言葉です。
忠告を表現するスタイルの印象の強さ(笑)ではなくて、 内容の真偽のほどと、実際の行動のバランスを読み取るのが大事なことですね。
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