最近きがついたことがあります。 それは「社長のくせ」。
多少立派な会社ともなると社長には秘書がいるものらしい。 私に秘書がいないということは、私はまだ社長じゃないと いうことになるのでこれから話すことはひがみだろう!! と思われる方は思って下さってけっこうなのだ....。
社長の秘書、それはたまに男性であることもあるが、 かなり高い確率で女性であり、その女性は特別に 美しいことがまれではない。 いわゆる「美人秘書」という、イメージそのままの 人が世の中に存在するのです。 そして「美人秘書」がいる社長はかならず「美人秘書自慢」 をせずにはいられないらしい。そして一度それを話す社長 は毎回それを話したい気持ちにかられるらしい。 「美人秘書」の美人レヴェルはそのまま会社の成功規模の スケールになるのだろうと、感じた。。もちろんお仕事は できてあたりまえなのです。
この美人レベルというのは「元なになに」、「なになに出身」 などのブランドプロフィ−ルをもちあわせていることも めずらしくない。 社長と話をすると、社長のプロフィールは良く知らなくても 秘書のプロフィールは暗記してしまうことがおおいの です...。
ああしかし、そこには「ハイレヴェルの美人であること」 「仕事ができること」という共通点があるにもかかわらず 「美人で仕事ができる」以外のその女性の個性というもの についての説明はいっさいくわわらない。そういう話を する社長にあったことがない。 たいてい、実際お会いすると、完璧な「感じの良さ」、 「嫌味のいっさいない態度」「角のたたない頭の良さ」 をもっているほんとにすてきな女性がおおい。服の センスもよく同性からみてもため息ものの美人で あります。 そして、話しをきくのが上手で、いつもかんじるん ですが、そういった女性はすごくやさしくて懐が深い ことが共通してます。芯があってかなりすごい場面でも 動じません。
秘書と言う仕事はあくまでも上司の下ではたらく部下 である限り、仕事の歯車として、いかに役立つかという ことも必要です。美人であることも、社長をはじめと して美しいということは人を癒しますからもちろん 美しいにこしたことはありません。人のプライドを みたす効果もあります。
でもね...。それはたとえば、女性がブランドものの バッグがほしいのと似てる。 バッグを買うことが悪いとか意味がないとかおもわない です、それにはげまされることもあるし。 でも社長の秘書自慢は、何度もかさなるとブランド 自慢する女性と発端は同じだと思う。秘書のため ではなく自分のためでしかないのでしょうか。 そのうえ、バッグはあくまでもアクセサリーだけど 女性はれっきとした人間です。シャネルのバッグに カルチェの時計をつけていれば、みんなすてきな 女性にみえるか、というと違うように、美人がとなり にいるからってその男性がすてきにみえるかと いうと必ずしもそうではありません。。そこが きびしいところなのですね。 男性は、成功したステイタスのシンボルとして 美人秘書をとらえるかもしれないし、苦労や努力 や犠牲などもして成功するんですから、成功した 時に自分の夢をかなえるのは批判されることじゃ ありません。
でも、アクセサリーではないと思う...。女の人の 美しさは、もちろん男性をよろこばせたりする力 があっていいけれど、「美人で仕事ができる」以外 にその人しかない魅力ってなに? って話しをしてくれたら、私はその社長をもっと 尊敬することでしょう。 「忙しくても優しさを失わない子なんだよ」って 説明してくれたら、そんな「美人秘書自慢」 をしてくれたら秘書さんももっとうれしいんじゃない かなと思います。ていうか私はそれをききたい。 目にみえない優しさ、というものに男性はあまり 興味がないんでしょうか。 いかに自分が成功しているか、ということの尺度 としての女性像ばかりが強調されると、たまに さみしくなるのです。
私は「成功している社長さん」が嫌いなわけじゃありま ん。すごいと思います。しかし、「美人秘書自慢」 に少し疲れてきた頃に秘書さんにお会いすると、 その美しさ、頭の良さ、優しさ、芯の強さに 感動し、疲れを忘れてしまうのです。「仕事のできる 美人」である以外にも十分すばらしいのです。 天はニ物をあたえずっていうのは嘘です。美人は 性格が悪いというのも、たまにそういうことが ありますけどほとんど嘘ですね。美人は優しい人 が多いというのが私の感触です。
男性は、美しい人にであうと、その美しさの余り 内面のすばらしさに焦点があたっていないことが あるのかもしれません。それが少し、かなしい。 女性の最大の魅力は究極の優しさだと思うんです。 別に、外見がどうでもいいとかいうつもりはまった くないんです。むしろ内面は外見にあらわれると 思うので...。きれいな人は、強い人でもあります。 きれいでいる、というのは強い意志の力が必要 だから弱い人はきれいでいられないからです。
秘書が美人であることを話す回数のうち10分の 1でいいから、社長さんに、「いつもきれいで いてくれてありがとう」って秘書さんにねぎらって ほしいなって心の中で願ってます。 私がきれいになりたいなって思う時、 それは、人に喜んでほしかったり、気持ちよく おもってほしいっていう気持ちがすくなからず あり、単にもてたいからとかいう動機だけでも ないし、きれいでいることは、自分もふくめて 人のプライドを満たすことなんです...。 何がいいたいんだかわからないけど、私にも 虚栄心がまったくないわけじゃない。自慢 できるものがあれば、するかもしれないけど、 それが自分のまわりにいる人についての自慢 であれば、私はその人に、毎日じゃなくても、 感謝の気持ちをつたえたいな。
「あなたがそばにいることは、私の誇りそのもの なんですよ」ってね。
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