古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2002年11月03日(日) 亀谷彰一、アンドレアンリ、中島和哉をきく

日記ページにおこしのみなさんおひさしぶりです。
この2週間わたしは、さまざまな修羅場(?)をくぐり
そして素敵な演奏をたくさんきくことができました。

亀谷彰一さんのリサイタル。

ルーテルホールで行われたこのリサイタルには、先日
入門したての弟子とききにいきました。
ピアノは大楽先生。
私の大好きな「グレンダール」(カバテイーナとこの
曲は、トロンボーンの曲なのにまる暗記していて歌え
ます。)がきけるとあってすごく楽しみにしていましたが
このリサイタル、「こういう亀谷さんをききたかった。」と
思ったことしきりでした。終始にわたって安定していたし、
困難な場所でも逃げがなく。そして、すごく気持ちの
伝わってくる演奏でした。
ピアノの大楽先生も、大学の教職からはなれたそうですが
今まで10回以上は大楽先生の演奏をきかせてもらい、
今回は2年降りくらいにおききしました。でも今までで
一番、本来の大楽先生の魅力というか、音楽のイメージが
クリアに発揮されていたように思います。
私からみれば、音楽は一生が勉強だといってもおふたり
とも大ベテラン。でも、私がいうのもなんですが絶対
成長されているんです。ある意味、若い人は成長して
あたりまえですが、経験をえたひとがそれでなおましていく
姿にすごく感動したし、尊敬の気持ちがわきました。
本当にききにいってよかったと思います。

アンドレアンリのコンサート。

長期に渉る国際的なコンサートツアー、マスタークラスのほぼ
最終日にあたるときに札幌に再登場した、現代フランス
トランペット界を代表する奏者、アンドレアンリ。
ネルーダの協奏曲、ほぼデッドで天井がひくく、演奏がわには
あまりふきやすいとはけっして言えない環境でも、クラシック
のトランペットの理想的な響きを堪能させていただきました。
モーツアルトのモテットや、オペラのソプラノの曲を
ピッコロトランペットで信じられないほど平気そうにやって
くれてしまい、そして、最後は私のソルフェージュ不可能な
ハイトーンをぎゅーっとフキ抜いてきめてめてくれました。
「もー...アンリったらー。」と勝手にでれでれしてしまった
情けない(一応『同業』のはずの)私です。
そのあと「みなさんにびっくりしてほしくてやりました。」という
コメントが聴衆をほほえませました(そのまえはただ拍手する
しかできなかったので。)
他もよかったのですが、私が感動したのはこれもソプラノ
の曲、「私のお父さん」。アンコールの最後の曲ですが、
エレガントでした...アンリ最高!私がアンリのお父さんに
なってあげます(意味不明ですがそう思った...)。
コンサートが始まる前にはマスタークラスがあって、
そちらの内容ももちろんよかったです。一期一会にちかい
生徒を相手に、妥協せずにレッスンする姿は、きっと
彼の普段の姿勢そのものなんだろうと師匠とも話をしました。
ストンビーの展示会も行われましたが、個人的には、
アンドレアンリの実際使っているモデルにちかいもの
(本体がシルバー)のものを試してみたかったなと思います。
しかし、なんで、こんなにうまいんだ?

中島和哉さんのライブ。

中島さんのソロライブは実ははじめておききしました。
ピアノの豊口さんのお店で、かっこいい落ち着けるお店
でした(ハーフノート)。
お二人の即興的なバランスは常に「なるほどー。やるーう。」
といったベストポイントに保たれていて大人の仲良し
デュオって感じ。
前半でとくに印象にのこっているのは私も好きな曲、
「アイリメンバークリフォード」。しかし、中島さんは
フリューゲルで演奏してました。しかし、というのは、
中島さんのトランペットをききにいった私にとって、
「なぜフリューゲル??」といったもどかしさがあったから。
でも、それはこちらの勝手な趣味であり、演奏はとても
よかったんです。でも、今度はトランペットで吹いてほしい。
ま、私はフリューゲルはばてやすいのであんまり吹けない
からさけてるってるのもあるけど(苦笑)。よくあんな
きつい曲をフリューゲルにするよなあって素朴におどろい
たのもあります。
後半ですごくのりがよかった「ニカズドリーム」、この
曲では、私が勝手に想像するにいちばん中島さんが
ご自身のカラーを率直にあらわされていたんじゃないかと
思います。お店にはたくさんのトランぺットフキが
あつまってとても楽しいひとときになりました。
今度は、ともえちゃんにも吹いてもらいたいです。


はー、やっと書きましたよ、コンサート日記。
ほんとは即日かきたかったのですが、あまりにも
ゆとりがなかったのでどうにもなりませんでした。
来週東京での仕事が気になってどきどきしていますが、
みなさんからたくさんのパワーをわけてもらって
とても充実しています。私もまけずにはりきってやっていきたい
と思います。
すばらしい演奏をあたえてくださったみなさん、
本当にありがとうございました。




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