私のこと相手にしてくれるわけないのに ずっとオトナの真似してきた 学校のみんなと合わないわけないのに どこか自分は違うと思っていた 思いたかった
もうすぐ冬が来て あなたはひとつ歳をとる もうすぐ冬が来て 私とあなたは また 離れる
年が明けても わたしは歳をとらない 永遠に 16
左腕に切り傷をつけたくてつけたくて だけど何にもできない自分がいる 何もしないようにしている 一線を超えれば 待つのは 死 だとわかっているから
私が死んで 親が遺品をあさる 髪を振り乱してあさる 部屋中に紙という紙を撒き散らす その中から2冊のノートを見つける
私は死んでしまっているのだから関係無いけれど 書かれている対象は まだ生きているんだよね…
一緒に死んでくれませんか
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