雑 記
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偶然なのだけれど。 神の粛正で、大切な人を失ったと呟く人の部屋を覗いてしまった。 本当に偶然だったのだけれど。
永遠に続く悪夢だとしても 俺は貴方に居て欲しい
…そう。 プロフに綴られた独り言は、迫るものがあって、泣けてしまった私なのです。 だって私… 今でも時々お城の見える場所まで行って、見えるはずもない姿を探していたりして。 こんなことなら取り壊されるまでずっとお城に住んでいたら良かったかなあと…ちょっと後悔しながら。 一人であのまま夢を紡ぎながら静かに暮らしていても良かったのだけど。 それは、結局その昔の生活そのものに戻るだけなのだけれど。 一人が寂しくて死んでしまうならそれでもいいやなんて、思ったこともあったっけ。
本当はそんな綺麗事だけではないのです。 確とした理由は二つあって、一つには、お城を取り壊すと聞いたから。 もう一つは、あのお城にいたら就職先がない、というのが(笑) 家主様がPONの幹部クラスの領主だったからといって、私はPONではないのですが… オーグルで内務統括やってましたし、普通に考えればPONに属していなくてもPONの犬という認識なのでしょう。 でもそれは訂正したいけれど。 私はお城の装飾品だった模様(笑) お城の番人は他にいましたから、多分、うろうろ動き回る事を許された人形みたいなものだったのではないかと。
人形には人形なりの気持ちも願いもありましたけれど。 でももう、なんにも叶わない。 いくら願っても。
私は貴方にいてほしかった。 世界の停滞なんか関係ない、ただ、私は貴方にいてほしかった。 それだけなのに。
……は。 しんみりしてしまったー 貴方がここにいたなら、私が国王をしているはずもないのですよね。 貴方の最期の地であるオーグル。 私は私なりのオーグルを造ります。
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