雑 記
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ベルドゥーツからこんにちは。
長らく住んだグラプスでしたけれど、飛び出してしまいました。 グラプスは、コリアスティーンの田園調布、と一部で言い習わされていたのですが、それは当時の経済事情に由来します。 供給所も国内演習もなく、大臣に昇格するのは至難の業だった当時、金銭価値が高かった頃のお話なのです。
ほとんどの人がテント住まいをしていた時に、コリの最古参と言っていい人々が寄り集まって、小屋や屋敷を建てたエリア1は、田園調布のような高級住宅街だったのです。 今も数多くのお城が残るエリア1ですが、でもそのほとんどが幽霊城となっています。 世界から消えた人々の亡霊だけが住んでいる、空き屋なのです。 空き地に建ったテントの人たちがどの程度活動しているのかは知りませんが、多分エリア1はほとんどゴーストタウンに近いのではないでしょうか。
そのような場所に何年も一人で住んでいたわけです。 時々家を出ようとは思っていたのですが、想い出も失くしそうで実行できずにいたのです。 想い出は…想い出に過ぎませんよね。 寂しくなると思い出して自分を慰めていたのですが、いい加減に戻るはずもない過去にしがみついているのもね。 そう思ったら早く何処かへ行きたくなってしまったのです。
家を出るのは簡単でした。 特に哀しくもなかった… 野宿するにしてもアイテム抱えてどうしろと?(笑)
家を出て、コリアスティーン/ベルドゥーツに直行しました。 私が最初に住んでいた地はここなのです。 何故か住む人が極端に少なかったので、汚染地帯と呼ばれていました。 最初、住所を知った人たちに、汚染地帯に人が住んでいる!と言われてかなり不安になったものですが。 あの頃はかわいかった(笑) 次に家主様のお宅に同居させてもらった地が何処だったのか…さっぱり記憶にございません。 2ヶ月とちょっと住んで、グラプスに越したのです。
今度の家主様は、今ちょっとお忙しいかもしれず、ドアを開けてもらうタイミングが… 同居申請は同居しているとできませんから。 それなら不便なテント暮らしをしながら懐かしい土地に住んでみてもいいかな〜と。 さて、何日続くかな(笑) 急いでないですし、のんびりなのです。
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