
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
懐があったかくなったので、ずっと放置していた髪を整えに 美容室へ。色塗ってカットしてパーマあてて(表現古ッ) お値段も手ごろ。メイクも直してもらっていつもより 4割増美人に仕上がりってご機嫌度は倍増。 美容師のお姉さんが眉を整えながら言う。
「午後はどちらかへおでかけに?デートとか?」
「いえ、その、歯医者に…」
折角キレイにしてもらっても、歯医者の先生にしか 見せる相手がいません…。空しい…。 歯医者は口の中しか見ませんし!
帰宅したら、家の周りに何故か中学生男子がうろちょろしている。 しかも家の前には数人の男子がたむろしている。 近所の公民館で中体連をしていた、その帰りだろうか。 わいわいと五月蝿い。聞こえてくる話を総合すると、 うちの三件隣に住んでいるMちゃんという女の子(中学生)の 家を探しているらしい。 「あの家じゃねえ?」「いや、自転車なかったぜ」 「お前が言って来いよ」「やめろよバカ」
…聞いているだけでカユさに身もだえしそうな内容だ。 あの年頃の、こう、なんとも表現しようのないあまずっぱさと 萌芽したばかりの暑苦しい思春期の匂いがぷんぷんとしてきて 思わずにやにやしてその光景を無粋に眺める26歳独身。不毛。
庭の水まきをしようと蛇口を捻ったら、ホースに穴が開いていて 予想外の場所から水大噴射。モネ含め、私もずたぼろに濡れる。 あわわ。とめ、停めないとあわわ。モネは暴れるわ ホースは舞うわ、近所の人に笑われる。
仕事の入っていた彼から会える旨の連絡。 美 容 師 さ ん た ち あ り が と う !! 君達の努力は無駄にならなかったよ!! 車にいそいそと乗り込んで、
「どう?髪型変えたの」
「…暗くてよく見えない( ´_ゝ`)」
会 話 終 了 orz 。
男なんてこんなもんだ…。 めげないけどさ。
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