道標≪過去を見つめてあさっての方向へ≫


2005年04月08日(金) 家にひとり

思春期の子供でもあるまいに、私は自分の父親が嫌いだ。

私と父の間にある溝は深い。

嫌なところばかりよく似ている。
だからお互いどうしていいのかわからないのだ。
26年も親子をやってきているのに、
私は父との距離をつかめないままだ。

高校生の頃、私は父親を殺すことばかり考えていた。
物騒な話だが本当のことだ。
大嫌いだった。今は、あの頃ほど嫌いではないが、
嫌悪があることに変わりは無い。

ふと、ふとした折に、父との会話に穏やかなものを感じて、
私はつい期待してしまう。

私たちはもっとわかりあえるのではないかと。



焼きそばはすっかり冷めてしまって、
私は帰らない父をじっと待っている。


それでも、あなたを嫌いだと叫ぶ不肖の娘はそれでも、
あなたが死んだらきっと泣くのです。

だからもう少し省みて下さい。

ブロッコリのスープも冷めてしまいました。


金田こけもも |MAILHomePage