
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
T治氏の部屋は広かった。 でかい図体の私とクドウテンチョーが軽くごろ寝しても 狭くない。 あてがわれた布団にくるまってそれぞれが 具合の悪い朝を迎えた。おきぬけにアイスを食う私。不良だ。 三人でぼんやりサンデージャポンを見ていたら、 いつの間にか昼近くになっていた。 だらだらとした心地よい空間に別れを告げ、 姉の住む駅まで一人でてくてく進む。
今回の上京のメインは、姉の友人のマークさんが久しぶりに日本に来ていて、甥を見に遊びに来るというので どさくさにまぎれて私も会いに来たのだ。
マークさんはもんのすごい権威のある研究者だ。 何の研究をしているかすら私にはツユほども理解できないのだが ひょんなことから知り合った日本通で好奇心旺盛な 優しいこの御仁とそのご家族と私とのおつきあいは かれこれもう三年程になる。 二年半前にカリフォルニアに行った時にも 好意に甘えて図々しくお世話になりまくった。 足向けて寝られない、大恩ある大好きな友人です。 なかなか簡単に会える人じゃないので、またとないチャンス!
久しぶりに会うマークさんは相変わらず勉強熱心で、素敵。 甥を囲んでとても楽しい午後を過ごした。

頂戴したおみやげに目を輝かせる甥。 私にもこれまた涙腺ぶちぎれんばかりに素晴らしいプレゼントを 下さって感謝感激。うわーん嬉しいよう。 新幹線の時間が近づいてきて、名残を惜しんで別れのハグをしたら カリフォルニアの、懐かしいいい匂いがした。 またすぐにでも会えるといいです。
昨日占ってもらった占い師さんに 「あなたはとても強運の持ち主」と言われた事を思い出した。 援助者に恵まれているのだそうです。
友達にしろ、恋人にしろ。
何千分、何万分に一の偶然で出あったわけです。 出会えていなかった、仮定の人生を想像するととても 怖い考えになってしまった…。 今まで会ったたくさんの人の顔が頭をよぎって、 そのどれもに感謝した。ガラにも無く!
楽しい一泊旅行でした。
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