
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
すがすがしい朝です。
昨日遊んだM尾嬢が車に忘れ物をしていったので、 お昼頃に彼女の住むアパートまで届けに行った。 インターホンを鳴らすと、小さな足音と共に 「どちら様ですか?」というM尾嬢の声。 以下、私=こけもも、M=M尾嬢で。
私:「ごめんくださーい」 (覗き窓越しに手を振っている。笑顔) M:「……」(無言)
M:「どちら様ですか?」
私:(ははーん、こいつ私をからかっているな、それでは…) 「すみません新聞とってもらえませんかー?」
M:「……無料だったらとりますけど」
私:(なんだ、…やけにネタ引っ張るなァ) 「三ヶ月でいいですよー、三ヶ月」
M:「すみません、結構ですお引取りください」
私:(もしかして、私だって気づいてない?) 「ちょ、ちょっと…」(さすがに不安に)
M:「気持ち悪いですあんまりしつこいと 警察呼びますよ」(間髪入れずに) 私:「うわ、ちょ、ちょっと待てオマエ!!」
…。 慌てて弁明して誤解はとけたのですが、 彼女曰く「変なおばはんがドアの前に居るから正直ヤバイと 思った」とのこと。 一人暮らしの女性ではごく当たり前の反応です。 誤解とはいえ悪ノリしてゴメン。変なおばはん…はは。
私が泊めてもらったおうちは小国町の伊佐領という 超が数個ついちゃう位の田舎なところです。 どの位田舎かというと、友人宅の裏は

断崖絶壁。即崖のち川です…!落ちたら間違いなく即死ですママー。 隣のおうちまで100M近くあります。
散歩がてら森林浴へ。
マイナスイオン吸引中。 なんか日本じゃないみたい。ジャングルつーか。 ヤックルに乗ったアシタカが出てきそうな。
道の先には、山を削ってむき出しの岩だらけになった斜面があって、 そのすぐ下に小さな祠が祀ってある。 霊験あらたかな観音様だそうです。 とりあえず無病息災を祈る。
大自然の中で生活をするっていうのは 今まで経験したことがない。 伊佐領に来るようになって数年立つが、来るたびに 不思議なノスタルジイを感じるのはなぜでしょうか。

山菜専用スパイク。…何も書かなくても。
友人一家に別れを告げ、山形に帰ろうと靴を履いたら 中に葉っぱがつまっている。手を靴に差し入れて取ろうとするが 茎が一本見えるだけ。なかなか取れない。 何も考えずに茎をひっぱったらスニーカーの中から
かなちょろが出てきた。
わーわーわーわーわーわーわー!! 私もビビったがかなちょろもビビった! 何を思ったか、かなちょろは尻尾をちょんぎって 一心不乱に逃げてしまったのだ。残されたのは 彼の尻尾のみ。

「死ぬかと思った!」
大自然恐るべし!
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