
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
宝島社から出た『ブラック・ジャック完全読本』買ってから 脳内黒男ブーム再燃です。 いつか買おうとは思っていたけど とうとう文庫で全巻購入。
生まれて初めて触れたブラック・ジャックは ピアノ教室に置いてあった少し古いチャンピオンで。 『二人目がいた』。 B・Jを語る上で絶対外せない重要な回なんですが、 この一話だけで、ブラック・ジャックという 作品そのものにすんなり導入できる辺り、 子供心にかなり衝撃を受けた思い出があります。 正に短編の至高というか、天才というか。 当時小学校二年生。 その日はバイエルどころじゃありませんでした。
小学校の図書館には『火の鳥』全集が置かれ、 何故か白土三平『カムイ伝』まで揃っていました。 当時放送委員だったことをいいことに、 向かいにあった図書室から『火の鳥』を無断で拝借し、 完全な個室と化した放送室で一人、 寝そべりながら夢中で読みました。 太陽編なんか何度読み返したことか。
手塚治虫はやっぱり漫画の神様です。 古典となった今尚、私のマンガ魂をゆさぶって止みません。
だから神様お願いです。
先生たんにオペしてもらいたいのよさ。 ウタダのピノコには反対なのよさ。 あたちをお嫁さんにちてー。

通りすがりのカエル。「いや、無理だから」
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