道標≪過去を見つめてあさっての方向へ≫


2003年06月01日(日) アッチョンブリケ

宝島社から出た『ブラック・ジャック完全読本』買ってから
脳内黒男ブーム再燃です。
いつか買おうとは思っていたけど
とうとう文庫で全巻購入。

生まれて初めて触れたブラック・ジャックは
ピアノ教室に置いてあった少し古いチャンピオンで。
『二人目がいた』。
B・Jを語る上で絶対外せない重要な回なんですが、
この一話だけで、ブラック・ジャックという
作品そのものにすんなり導入できる辺り、
子供心にかなり衝撃を受けた思い出があります。
正に短編の至高というか、天才というか。
当時小学校二年生。
その日はバイエルどころじゃありませんでした。

小学校の図書館には『火の鳥』全集が置かれ、
何故か白土三平『カムイ伝』まで揃っていました。
当時放送委員だったことをいいことに、
向かいにあった図書室から『火の鳥』を無断で拝借し、
完全な個室と化した放送室で一人、
寝そべりながら夢中で読みました。
太陽編なんか何度読み返したことか。

手塚治虫はやっぱり漫画の神様です。
古典となった今尚、私のマンガ魂をゆさぶって止みません。

だから神様お願いです。

先生たんにオペしてもらいたいのよさ。
ウタダのピノコには反対なのよさ。
あたちをお嫁さんにちてー。



通りすがりのカエル。「いや、無理だから」


金田こけもも |MAILHomePage