
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
以前、フリーメールを使っていたことをふと思い出した。 今でもMSNとか使ってはいるけど、 そこのフリーメールは一年程ほっときっぱなしで、 アドレス自体、知ってる人が少ない。 何の気無しに開いてみたら、随分懐かしい名前が 画面に跳ねた。
彼女とは中学校から高校にかけて、 頻繁に手紙のやりとりをした仲だ。
日々の日常、学校でのこと、ありとあらゆる ささいなことまで、便箋やコピーの裏、はては 学校のプリントの裏にまでびっしりと 書きこんで、封筒は当然パンク寸前。 好きな人がどうした、テストの成績がどうだ、 よくまああんなに書けたもんだと 感心してしまう位の量。 彼女にもらった手紙は、ダンボール2箱分 今でも大事に保管してある。
お互い忙しい身となり、筆不精の私が 連絡を取らなくなって数年たった今、 彼女からのメール。
なんだかとても嬉しくなってしまった。
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