道標≪過去を見つめてあさっての方向へ≫


2002年12月23日(月) 無為三連休

明日はクリスマスイブ。
ケーキだよママン!!
七面鳥だよパパン!!

夕べのテレビで、命とは何かというテーマを元に
鶏を卵から育て、解体して食う所までを
授業で取り組んでいる学校を紹介してました。

家畜を育て、食べるということを経験したことの無い
若い生徒達は、ヒヨコから鶏を育てる訳ですよ、
愛情かけて。
立派に成長したら、解体作業が待っています。
手塩にかけた鶏の足をしばり、刃を入れるのです。

生きているモノに。

殺すわけです。ダイレクトに。

普通、ビビリますよな。躊躇しますわな。
女子生徒の殆どが泣いてる。
そんな中、先生が言うのですよ。

「さあやるんだ!私達はこうして生きているんだ云々」

余りの恐怖に泣きじゃくる女生徒、
断末魔の叫びと暴れまくる鶏(血抜き中)、
いやもうみてられなかった。

この授業を、番組を通じて伝えたいことはよくわかります。
命は重いのだと。
他の命を糧に、私達は生きているのだと。
よく、わかるのですが。
なんとも言えない、複雑な感想を持ちました。
「何もここまで」ということではなくて、
「こうまでしないと分からないものか」というか。

なんつーか、釈然としませんでした。


金田こけもも |MAILHomePage