
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
明日はクリスマスイブ。 ケーキだよママン!! 七面鳥だよパパン!!
夕べのテレビで、命とは何かというテーマを元に 鶏を卵から育て、解体して食う所までを 授業で取り組んでいる学校を紹介してました。
家畜を育て、食べるということを経験したことの無い 若い生徒達は、ヒヨコから鶏を育てる訳ですよ、 愛情かけて。 立派に成長したら、解体作業が待っています。 手塩にかけた鶏の足をしばり、刃を入れるのです。
生きているモノに。
殺すわけです。ダイレクトに。
普通、ビビリますよな。躊躇しますわな。 女子生徒の殆どが泣いてる。 そんな中、先生が言うのですよ。
「さあやるんだ!私達はこうして生きているんだ云々」
余りの恐怖に泣きじゃくる女生徒、 断末魔の叫びと暴れまくる鶏(血抜き中)、 いやもうみてられなかった。
この授業を、番組を通じて伝えたいことはよくわかります。 命は重いのだと。 他の命を糧に、私達は生きているのだと。 よく、わかるのですが。 なんとも言えない、複雑な感想を持ちました。 「何もここまで」ということではなくて、 「こうまでしないと分からないものか」というか。
なんつーか、釈然としませんでした。
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