DETHの戯れ言
未来過去
2003年04月15日(火)

笑えない数学


『笑わない数学者』を読みました。
先に忠告しますがネタバレ有です。
完全にS&Mシリーズ(で合ってたと思う。)にはまっています。
今回の、オリオンの謎は解けました。
犀川先生が、三ッ星館についた時の、描写(?)を読んで、ピンときました。
多分誰でも気がつくとは思いますが。
ただ、てっきり、屋敷ごと動いてるのかと思いました、点対称でしたし。
でもきっと、現場にいたら気がつかないと思います。
神の目のように上から見たから気がついたようなものだったので・・・。
でもやっぱり事件の方は解決出来ませんでした。
それでも、西之園さんの最後の質問はいい出来だと思います。
あのジレンマの選択肢がなんともvv

興味深いのは、天王寺博士の『貴方が定義すればいい』的な発言。
(本が手元にないのでちょっといい加減)
そして、最後の老人の質問が大好きです。
おんなじ様なことを中学のとき友人に言ったら、
“ヘリクツ”っていわれた記憶があります。
こういうことは誰でも何度か考えるとは思うんです。
たとえば、電脳世界ディスプレイの中が「現実」で現実世界ディスプレイの外が「仮想」だとか。
私はWin2000上のWin89私でない誰かの仮想人格だとか。

さて、数学博士の小説を読んで至極満足したのですが、
一つ問題点があるとすれば、明日数学のテストがあると言うことです。
そして、そのテスト時に僕に天王寺博士仮想人格が降りてくる可能性が皆無なのに、
まったく手を付けずに今、この日記を書いてる現実でしょう。


      

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