手を伸ばしたら届く距離に、きみの頬。同じ空を望まない僕が唯一望むのは、降り積もる温度。“結果”は訪れないけれど、“終結”するかもしれない繰り返し。不安をぶつけることすらもどかしくて、ぎゅっときみを抱き締めた。曇空の下、手を繋いで。いつか訪れるかもしれない終結を恐れながら、それでも全力で思う。全力で、想う。