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音のない声。

             byスイチ








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2004年04月29日(木) 『滅びの日』


夢を見た。
長い長い夢を見た。


人類最後の時が迫っていた。
人々はそれを受け入れ、最後の衣装を身に纏い、“その時”を待っていた。
僕の目の前で、何人もの友人が息を引き取った。

何故だか僕は、一番最後まで残されると知っていた。


街を歩いていたら、僕の知人が病院に居ると聞いた。
居ても立っても居られなくて、ただひたすら駆けて病院に向かった。

その人は、長い睫を伏せて眠っていた。

眠っていたにも関わらず、僕はその細い腕に飛びついて泣いた。
感情をぶちまけた。

目を覚ましたその人を抱き締めて、僕は最後の時を誓った。






目が覚めた。
腕の中には、もちろん誰も居なかった。

大切な人が誰であるかを、まざまざと突きつけられた気分になった。




+++
ちょっとだけ実話。夢見たんです。人類が滅びる夢。もう人類が滅びるべきであろうと判断した人類がそれを実行する話。
2、3日中に全ての人間が息を引き取ると確定していて、それはさも突然静かに息を引き取る…という感じなのだけれど、実はもう死ぬ順番がプログラムされてるんです。
みんな死ぬことは受け入れていて、何故か『最後に何を纏うか』を必死になってた。
日生の持っている洋服もみんなが持っていった。日生自身、今自分に似合う服がそれ(ロリィタ)ではないと解っていたので、全て人にあげて自分は何を着ようか考えてました。とりあえずそこらにあったTシャツを着て、外に出て。
結局、その病院に居た人が喜んでくれるであろう洋服を着て最後を迎えることにしました。
死ぬまで寝ていられず、途中で起きてしまいましたが。。。
何故あんなに洋服にこだわっていたのだろうか;洋服が日生にとってものすごく大切なものだから?でも、あっさりロリ服を人にあげてしまった自分にもビックリ。
というわけで夢占いを久々にしてみました。良い夢っぽい。

夢占い、なかなか面白いので是非。こちらです。リンクページにも追加しますー。
携帯の方はhttp://dream.kdn.ne.jp/i/で利用できるそうです。



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