ただひたすらに、僕には守りたいものが有った。 さらさらと流れる時の片隅で 僕の手をすり抜けていく。 言い表し様の無い、この奇怪な感情。 僕はただ、時とともに流されていく。 そんな彼(ジブン)をあざけ笑う、また自分。 すり抜けていったものは音とともに砕け散り もう二度と手にはできない。 決して修復されることの無い。 さらさらと崩れていく、この刻(とき)の内(なか)で。
+++ またまたノートからの引っ張り出し作品。書き下ろせよ…!! 当時『東京REMIX』というドキュドラマ番組を見ていたく感銘を受け書いたようです。 でも結局2回しかその番組を見れず、どうしてもどうしても全て見たいのですが未だ叶わず。DVDとかになんないのかなー。 それともいくら検索してもヒットしないってことは、夢だったんだろうか(涙)。 もう一度あの番組の全貌が知りたいです。 一見明るかったり可愛かったり青春ぽかったりするのに実は結構暗い詩を書くようになったのは、あの番組の影響が大きいと思います(笑)。
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